昔ばなし3

時計を見ると3時半過ぎ。

階段を下りると、リビングのソファーに両親が座っていた。

「男と会ってた。このバイタが！」

母はふてくされた表情でそっぽを向いていた。

その後、父は「白状させた」内容を説明した。

父は興奮していたが、キレて手を出すことはなさそうだった。

だが、罵られ続けて我慢ができなくなった母が味方が来たと勘違いしたのか、言い返し始めた。

これはマズい。

新居は実家の土地に建てたため、敷地内（隣）には祖母が住んでいた。

祖母と母は仲が悪かった。

もう朝方ということもあり、リビングの明かりに気づいた祖母が何事か様子を見に来た。

祖母は二人を見るなり、修羅場に気づいた様子だったが、

当然のことながら、母を責めた。

しかし、我慢の限界を超えた母が祖母に掴みかかった。

父が二人を引き離した後、全員、沈黙した。

その後はよく覚えていない。

父は仕事のため、いったん帰り、

夕方にまた来て、最後に３人で「最後の晩餐」をしようと言っていたが、

父が来る前、母は買い物に行くと家を出たまま、そのまま戻ってこなかった。

なぜ父が最後に食事をしようと思ったのかはわからない。

父は裏切られたショックで精神的に不安定になった。

泊まりに来ると、夜必ず、母のことを話した。

忘れられないストレスもあったのだろう。退職後、すぐ病気で死んだ。

死ぬ直前には意識混濁してしまい、看護師を母の名前で読んでいた。

母は浮気相手と再婚したらしく、一度手紙が来た。

会って謝りたいと書いてあったが、謝る必要はないと返事を送った。

自分にとってもショックはショックだった。

高校生という多感な時期で、真面目にやろうという意欲も失せた。

全てどうでもいいという、自暴自棄になっていたが、

幸い、友人もいたし、祖母が食事など世話をしてくれたので、救われた。

今は、多少、母のことは気にかけているが、

思いをはせるだけで、会おうとかコンタクトを取ることは考えていない。

自分の家庭を大事にして余生を全うしてくれればいいと願っている。

昔ばなし2

内緒の外出がバレてからというもの、母の帰宅は深夜1～2時になった。

父の単身赴任先は自宅から車で30キロくらいの場所だったので、

仕事が休みの日には、たまに泊まりに来ていた。

電話とかはめったになかったので、父が来る日だけ気を付けていた。

自分はその頃には、もうどうにでもなれと冷めた目で見ていた。

髪型を変え、音楽について楽しそうに話してくる母がウザかった。

そして、ついにその日がやってきた。

19時頃、電話が鳴り、出ると父だった。

母は友人とカラオケに行っているというと、何か感じたようだった。

「バカ！早く帰ってこい！」

次の電話があるまで、そうブツブツいいながら、家の中をせわしなく歩き回った。

家電しかなかった頃の話。何もできない。

そして、21時頃に再び電話が鳴った。

父はすぐに行くからと言って、電話を切った。1時間くらいでやって来る。

その間、「帰ってきてくれ」と祈った。

父が到着し、「夜によく外出するのか？」と探りをいれてきた。

自分の部屋にいるので、知らないと答えるしかなかった。

23時を過ぎた頃、眠くなったので、2階の自分の部屋へ戻った。

父は切れると何をするかわからないので、

母を殺したら、心中を図るのではと思い、寝ないように頑張ったが、

いつの間にか寝ていたらしく、

名前を呼ぶ声でハッと目が覚めた。父が1階から呼んでいる。

昔ばなし

春に父の13回忌を迎える。

母親はもういない。

16の時に家を出て行った。

父は単身赴任、自分と母は新居で新しい生活をスタートした。

自分は高校生、母は初めてパートに出た。

母は仕事に慣れず、すぐに辞めてしまった。

そのうち、友人ができたそうで、夜に外出するようになった。

当時は同じ部屋で布団を並べて寝ていたが、

自分が2階から下りてくると、0時を過ぎてもまだ帰っていなかった。

布団に枕や毛布を入れて、寝ているように工作していた。

誰と会っているか聞いても答えなかったが、

髪型や服装が変わり、

急に音楽を聴くようになり、

男と会っているのだと気づいた。

親父にバレるぞと呆れて警告したが、笑って聞き流していた。

つづく

ゲートウェイ

ふと、1～2年聞いてないゲートウェイを思い出し、

どうせ聞くなら最初からと思ったが、

F12くらいから聞いてみるかと思い直した。

「向こう１ヶ月間のパターン化」

「色呼吸」

「エネルギーバーツール」

「生体マップ」

「浮揚」

などを２日でエクササイズしてみた。

なお、ゲートウェイもそうだが、

ヘミCDはウォークマンで聞くため、すべてflacにしている。

上記のエクササイズは変性意識をどうコントロールするための初歩的なトレーニング。

ただ、最初の頃よりF10の意識が深くなってる感じ。

昔のF15くらいが今のF10くらいかな。

エネルギーバーツールも久しぶりにやってみたけど、

筒みたいな太い光る棒になってた。

最初のころは棒が細くて、光も弱かった(笑)。

そしてリーボール。

コレも最初は何度も呼吸に合わせないとできなかったかな。

今は呼吸なしでも頭から滝のようにエネルギーが流れます。

けっこう大事なエクササイズでしょうね。

最初のころは鉄の玉を人工衛星のように体の周囲を回してたりしました。

ゲートウェイって、改めてそのすごさがわかります。

繰り返しやってみるもんですね。

それはさておき、

２年くらい前に、「妖怪退治の仕事してるけど、何か質問ある？」

というスレッドをたまたま見て、面白かったので、

よかったら、読んでみてくださいまし。

なかなか新しいのが出ないんで、師匠の最期が気になります。

心境

最近、テンションというか、

平常の精神状態が下がった。

ヘミシンクのF10の状態はリラックスして、

肉体が眠り、心が目覚めた状態と定義されるが、

さすがに起きてはいるものの、片足をF10に突っ込んでいる状態とでもいおうか。

今までのテンションから、一段、底が抜けて、落ちた感じ。

特に何かあって凹んでる訳ではないんだけど、

新しい職場で、最初は前の職場の「自分」を出してたのだが、

何か違うなと思い、「素の感じ」に戻そうと思ったところ、

テンションが下がった感じになってしまい、

これはマズいかなと思ったが、まあいいやと思い、

そのままにしている(笑)。

今の「素」はコレなんだなと思った。

流れに逆らわず、受け入れていくことにする。

ヘミシンクのエクササイズでも、

寝そうなくらい深い意識になると、

パッパッといろんな人の顔が次々と見えたり、

ふと昔の出来事を思い出したりすることがある。

今の自分だと、F10～21は上記のように切れ切れで見え、

コミュニケーションできる時間も短い。

その代わりに、自分の肉体のコンディショニング

周波数の調整（アップ）やチャクラの状態なんかをチェックできる。

振動レベルをもっと上げたいと思っているので、

F10～12では、これのエクササイズをやってます。

車のアクセルを踏んでエンジンを回転数を上げる感じですね。

振動レベルが上がると意味があるのかというと、

正直わかりません。

でも、高次元の世界に行けるようになるんではないかなと思ってます。

あとあと、トイレのエクササイズ。

これは意外に今まで書いたことなかったな。

ヘミCDで、「動物と話そう」というのがあるのだが、

このエクササイズに、

息を吸いながら、足先から地球のエネルギーを取り込んで頭上から出して宇宙に放出し、

息を吐きながら、宇宙からのエネルギーを頭上から取り込んで、足先から放出する。

というものがある。

これを初期の頃からずっとやってて、

トイレで便秘なんかで出が悪い時、

息を吐きながら、宇宙のエネルギーを頭上から食道→胃→腸と流す（イメージ）。

これをやると、意外と出るんですよね(笑)。

体内を何かが通っていき、便を押し出します。

ホントに何かが体内を流れていくんですよ。

人にやってみたいですね(笑)。

「便秘ヒーリングです」なんてね(笑)。

皆さんもお試しあれ。