鶴沢剣友会

千葉市立鶴沢小学校体育館にて稽古を行う"鶴沢剣友会"日々の模様

初めての試み~きぼーる広場にて~

2016-11-20 15:24:00 | 剣道
秋季錬成大会も終え、例年ならば年内の行事は12月の段審査会と
大晦日の納会稽古会を残すのみ…ですが

年度当初は予想だにしなかった
きぼーる広場での千葉市民活動フェスタ2016に参加することになりました

発表には【展示】【展示販売】【体験】【ステージ】【映像発表】の各部門が有りますが
初めての挑戦ながら無謀にも4部門に取り組むことになりました

12日(土)鶴沢小体育館ステージ上にて【展示】部門の作成の様子

しかしこの日はマスタープランが定まったのみ
さてどうなりますか…



18日(金)夕刻、有志にて会場設営
19日(土)10:00いよいよフェスタ開始
【体験】コーナーはこんな設えになりました

竹刀を用いた打ち込み~胴着・袴の試着を実施
多数ではありませんでしたが、希望により
試着の後、打ち込み台(鶴沢では面ぞうくんと呼びます)に面打ち等々
非日常を楽しんでくれた様です



作業半ばであった【展示】は保護者の手によって
こんな感じに仕上がりました
2単位確保できたスペースに一枚目は鶴沢剣友会のもの
二枚目はかねてより交流を続けてきた
友好団体の紹介を掲示しました



大型スクリーンで【映像発表】の画像が流れる中
19日の最大の山は13:30~の【ステージ】
2.4×7.4mの仮設舞台での発表
この限られたステージで剣道として何が出来るのか
子供たちとも相談の結果
まずは小5中1女子による木刀による剣道基本技稽古法演武からスタート

この日は鶴沢小学校のバザーや高校の学校行事等々と重なり
出演可能な人員不足
そこで千葉市中央剣友会所属、兄・妹の協力を得て
まず木刀の演武の号令は5年生の兄が担当



続いて妹の小学2年生と鶴沢の1年生による
~切り返し~基本動作(面打ち・小手打ち・小手面打ち)
ほぼ5級の審査内容ですね



さて、剣道の発表だけでは持ち時間の30分を消化しきれません
折角の機会なので…とお声かけしたところ



快く応じて下さった
鶴沢なぎなた同好会の皆さんによる演武は
鎖鎌等々初めて見るもので非常に興味深いものでした



そして、少ない人員の中から勇気を奮っての立候補
最後は父と中学3年の娘による日本剣道形



発表を終え、なぎなたの皆さんと共に
一同礼にて一日目を結びました



20日(日)には14:00より千城剣友会の教士七段と
小学5年生による模擬刀を用いた日本剣道形を披露
二日間の幕を閉じました

述べ14時間、鶴沢ブースには体験希望者の他
OBやOB保護者等も来場し、和やかな雰囲気に包まれました


今回の【ステージ】発表に関してご協力下さった
千葉市中央剣友会・千城剣友会・鶴沢なぎなた同好会

そして、初めての試みとあって
【ステージ】の日程調整や、画像処理でお世話になった
千葉市民活動支援センターの皆さんに厚く御礼申し上げます
有難うございました





未来への希望

2016-11-06 21:04:00 | 剣道
11月6日(日)秋季少年剣道錬成大会に出場

かつては中央大会(低学年のみの夏季錬成大会が開かれた年もあります)
と呼ばれていた時代がありました

この頃から小学生・中学生による個人戦でしたが
中学生は各剣友会からの出場に限られていました

大会が現在の名称になった年に各中学の剣道部にも
門戸を開いたため選手数が増加
毎年の試合場であった公園体育館がいかにも手狭になりました

今年の会場は千葉ポートアリーナ
今年の出場選手も800名を超えたものの

開場直後こそ混み合いましたが、選手観客を収容するには
十分な広さで快適です



出場選手の増加には試合場を増やして対応するしかありません
試合場を増やせば当然試合場係も布陣しなければならない
よってかつては一年から一年半に一度のお役であったものが
年に二回ペースとなり、市民大会に続けてその任にあたった訳です



中学生は各中学校から、鶴沢からは小学生5名が出場
結果は一年生男子優勝、試合前余裕の表情だった5年生女子は三位入賞
4年生男子、あと一勝のところで入賞を逃しはしましたが
延長戦を制し強敵を倒し勝ち進んだのは
直前に行った試合稽古の成果でしょう

鶴沢は実に小さな団体ですが
指導者の熱意、また関係団体の皆さんのお支えあって
各種大会で徐々に力を発揮できるように
なった事は喜ばしいことです

規模の大きな常勝団体相手にこれまで
なすすべもなかった中小団体の活躍が目立ち
未来への希望を抱かせてくれた一日となりました