徒然にっき'18

OCNブログから引っ越してきました。
文華の日常を綴った、プライベート日記です。

ゲド戦記

2006-08-05 22:01:42 | 映画
ジブリの話題作「ゲド戦記」を観る。
今時には珍しい、色味のない映像は、一昔前のアニメを見ているようだった。
派手さがない分、メッセージがストレートに伝わってきた。
主人公の葛藤は、素直で好感が持てた。

だが、グロテスクなシーンも多く、子ども向けではないと感じた。
映画館には、小学生以下の子どももたくさん見られたけどね。
なんだか、一昔前に流行った「エヴァンゲリオン」みたいに、中高生受けのする映画だな、と思った。
(ちなみに、「エヴァ」の監督は「ナウシカ」制作に携わっていましたね。)

私だったら、子どもには先日TVで放映した「となりのトトロ」を見せたいな。
ゲド戦記の主人公、アレンの狂気に満ちた表情よりも、トトロが喜ぶときの顔の方が、ぐっと幸せを感じるから。
久々に「トトロ」を観たとき、「うふふ」と思えるシーンがたくさんあって、思わず顔がほころんでしまいました。
宮崎五朗さんにも、「うふふ」と思えるような映画を作ってほしいなぁ。


顔がほころぶといえば、「虹の女神」(市原隼人:主演)の予告が流れましたよ!
思わず心の中で「ヤッター!!」と叫んでしまいました。
イッチーのナレーションと共に、映像が流れる。
イッチーの声、かっこよすぎです。
やっぱ黒髪で普通なビジュアルの方が、好感度は高いと思うんだけどな・・・
涙を流すイッチー(しかもアップ!)が綺麗で、特に印象に残りました。
10月の公開が待ちきれないです。
こうなったら、予告を観るために、邦画を観まくろうかな!?

何?「ゲド戦記」の感想より、「虹の女神 予告」の感想の方が長いって!?
まぁ、気にしない、気にしない・・・(by 一休さん)


日本映画ブーム!?

2006-05-24 23:10:00 | 映画
ある雑誌を読んでいたら、一年で200本近くの日本映画が公開されるとのこと。
今までそんなに公開されていたっけ?
なんだか、「踊る大捜査線」の辺りから、日本映画のドラマ化が進んだように思う。
最近なんかは、TVドラマとの完全にタイアップばかりだ。

私のように、おっかけ俳優がいる身ならば、大画面で好きな俳優を観る機会が増えるのは、大変嬉しいことだ。
(市原隼人は、今年だけで「チェケラッチョ!!」「天使の卵」「虹の女神」の3本に出演。)
だが、映画制作がお手軽になることにより商業化し、内容よりも宣伝(話題性)重視になってしまうのは否めないような気がする。

J-popに聴きたい音楽がないように、映画もどうでもいいような映画ばかりになってしまうのかな。
大人になって、ようやく映画の楽しみが分かってきた私なので、このブームはあまり嬉しくない。

一方で嬉しいのが、地元で撮影された映画が、この夏2本公開されること。
普段あまり日の目を浴びない地域なので、ぜひとも劇場で鑑賞したいと思う。
つまり、このブームは一長一短ってことだな。


衝撃の映画館デビュー

2006-04-22 23:09:15 | 映画
市原隼人主演の映画「チェケラッチョ!!」の初日舞台挨拶付きを観に行く。
前から生イッチーを観てみたいと思っていたが、まさかこんな簡単に実現するとは思わなかった。
(映画のチケットが、思いのほか簡単にゲットできたのだ。)

都内の映画館も、舞台挨拶も初体験。
はじっこだか、結構前の席。これなら、舞台挨拶も充分に楽しめるだろう。
あれこれ思いを馳せながら、上映開始を待った。


映画は、笑いのツボたっぷりの内容で、合間に入るラップのリズムも心地よかった。
若いっていいね~と、ほほえましくなってしまう。
私にとっては、女の子達の言葉遣いが悪いのがマイナスポイントだったが、楽しい気分にさせてくれる映画だった。

そして、上映が終わると、舞台挨拶の準備が始まる。
ドキドキしていると、しばらくして、怪しげなMCが登場。
ナント、劇中に登場するバンド098(市原、平岡、榎本)がこの場で歌ってくれるというのだ!
目の前に現れた3人に、会場は総立ち。
イッチー、噂通りに顔が小さくて、色が白い!
美しさに見とれていると、歌が始まる。
ラップのリズムに乗り、次々と韻を踏むイッチは、めちゃくちゃカッコいい!!
シネマシアターが、一瞬にしてライブ会場と化した。
たった2000円(1700円+α)にしては、随分とお得な体験をしてしまった。

ミニライブ後、舞台挨拶が行われる。
上記の3人+井上真央ちゃんと監督の宮本さん。
真央ちゃんはこれまたキラキラしていて、とってもカワイイ。
ライブで力を出し切った098の、挨拶のたどたどしさもご愛敬。
つたない挨拶だったが、「ありがとうございます」の後に、深々と頭を下げるイッチの姿に、ファッションとは裏腹の誠実さを感じた。
フジテレビ作の青春映画は見飽きた、という声も多いが、ぜひ多くの人に見てほしいと思った。


動くイッチーを堪能する

2006-03-25 23:32:00 | 映画
4月22日公開「チェケラッチョ」のインタビュームービーが、フジテレビのサイトで公開された。
ファンサイトでの情報をキャッチし、さっそく鑑賞に・・・と思ったのだが・・・
そうだ!最近PCの調子が悪く、音が出ないのを忘れていた!
慌てて、マニュアルを引っ張り出し、PCの修復をはかる。
なんとか音が出るようになった。

インタビューは、市原隼人、井上真央、平岡祐太、榎本佑+監督の宮本理江子さん。
イッチーは、以前は人前でしゃべるのが苦手で、「きまじぃ~」ばっかりだったんだけど、しっかりしゃべっているのに驚いた!
1年の間にずいぶん大人になったんだなぁ~。
ところどころに観られる映画の映像も、笑いとノリにあふれていて、とっても楽しそう♪
ラップはあまり好きじゃないけれど、イッチーのラップはめちゃカッコイイので、劇中で聞けるのが楽しみだ。

そういや、以前の日記で、試写会に行くぞ~!と意気込んでいたけれど、平日になったので無理です(T_T)
DVD特典映像に期待するとしよう・・・


映画「SPIRIT」を観る

2006-03-21 22:39:00 | 映画
実家に帰る用事があり、母と映画「SPIRIT」を観に行く。
私が現在住んでいる土地には、小さな映画館しかないので、すっかり出足が遠のいている。
一方、映画の魅力にハマってしまった母は、暇があればせっせと映画館に通っているようだ。
現在公開中のものは、子供向けの作品が多く、時間的にも都合のいい「SPIRIT」を観る運びとなった。

冒頭から、激しい闘いが続く。
会場を盛り上げる力強い太鼓の音は、「LOVERS」を思わせる演出だ。
アクション映画自体は好きだが、普段血を見るのがあまり好きでない私。
(プロレス・プライド等格闘技系のTVは怖くて観られない。)
あまりの激しい闘いぶりに、この映画を選んだのは失敗かと思ってしまった。

でも、前半と後半の落差に、心が救われた。
アクション好きには、後半が「つまらない」らしいが、私は、後半の変化があったこそ、この映画が生きてくるのではないかと思った。
それと、親友との友情がすばらしい。
武道に対する「魂」を感じることができた映画でした。
ジェット・リーのカッコよさを、改めて見直すことができたので、今度は「少林寺」を観てみようっと。