凸凹家族どっこい米国とオーストラリアとドイツとカナダで生きてます

タイ、マレーシア、オーストラリア、チェコ、英国、バングラデシュ、米国とカナダに住んで感じたことを、そのままお伝えします。

お世話になった名(迷)車珍車たち9海外編(ナザ・チットラ)

2024-06-23 09:47:35 | コロンビア(ミズーリ州)
久々の、「お世話になった名(迷)車珍車たち」シリーズ
舞台は海外生活編に移ります。日本国内の方には馴染みのない車になりますがご容赦ください。

まずはマレーシアで最初に買った車、

ナザ・チットラ



当時、マレーシアで車といえばプロトンの「サガ」(=三菱ランサー)かプロデュアの「カンチル」(=ダイハツミラ)しかなく、
5人家族では乗り切れないので、3列シート7人乗りのSUVはこのナザ・チットラしか選択肢が無かった。
(編集注記;同じくナザ社から「リア」という大型のSUV車が販売されていましたが、超高価格なのと品質クレーム多発で自然消滅していました)
当時まだSUVという言葉もカテゴリーも無かったので、商用車に分類されていました。

ナザはマレーシアで自動車製造販売のみならず、ホテル経営や都市計画も含む多業種を手掛けるコングロマリットです。
「チットラ」はそのグループ内のナザ・キア社が、韓国の起亜自動車と契約しマレーシア国内でライセンス生産されたキア車です。
ですので、半官半民のプロトンやプロデュアとは異なり、完全な民間企業です。
技術提携先も日系企業ではなく(プロトンは三菱、プロデュアはダイハツ)、韓国のキアです。
外観はほぼ一緒ですが、中身、特に品質は雲泥の差がありました。

納車直後から不具合の発生は数え切れず常にどこかが壊れていて、まるで自動車不具合の百貨店、何でもありです。
ここで列挙しても良いのですが、とてもじゃないが紙面が足りなくなるので割愛します。
(過去にマレーシアのカテゴリーにアップしてあるので、興味ある方はご参考ください)

当然人気が無いので価格を低く設定され、これでもかというオプション
ダブルサンルーフ、DVDフルオーディオ+後席ディスプレー、本皮電動シート、ルーフバーなどなど
フル装備でしたが、全く売れなかった。

車としての基本的な機能が全く備わっておらず、
まっすぐ走らず、曲がらず超ドアンダーだと思ったらいきなりタックイン、ブレーキは全然効かず、極めて危険で、
私が生まれてから今日まで乗った車の中で、間違いなくワースト1にランクされる車です。
これがトラウマになって、韓国車、特にキア車に乗ることは二度とありません。

(ずいぶんと昔の経験による個人の見解です。信じる信じないは自己責任でお願いします)



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