祭りの片付け、農夫、そして爺さん

一晩寝たら疲れも消えた。

と思うたが、祭りの片付けに

ちょいと歩き出したら、足の裏が痛い、痛い。

早朝から、先ずわが家の周りの注連縄を外し、

近所のスーパーに張った看板や幟を外しに行き、

それから集会所に行ったが、

まだ2～3人しか来とらんじゃん。

ゆんべ遅うまで打ち上げしたんで無理もない。

午前中はみんなと片付けに汗を流したら、

昼メシ食ってすぐ湯来の畑まで

ニンニクの種を持って走った。

植えるだけじゃけぇ重労働じゃないが、

しゃがんだりすると足、腰、背中が痛い。

植えたら水を撒いて、湯来を後にした。

爺さんは山へ水汲みに・・・

千代田の山まで走った。

隣で女房殿が

『今から行ったら暗うなるんで次にしたら？』

今日、ここまでやると決めたら、

可能な限りやる。

道中、祭りの、あんな事、

こんな事を話しながら到着。

野生の小鹿が餌を求めて下りて来たんか、

じっとこっちを見とったが、

しばらくして山の方へ帰って行った。

可愛いが農家にとっては害獣、

鹿にとっての天敵は人間？　

今日もクッタクタのいちんちじゃった。

気付いたらいっぱいラインが入っとったんで、

遅うなったが、晩飯の後で返事を送らせてもろーた 。

わが町の秋祭り

今日、明日と五日市の秋祭りじゃ。

今日は午前中は仕事に出てデスクワーク。

昼前から祭りに没頭するため転送電話もカット。

子供の安全を守るために集中した。

今日は、事務所や自宅に居るより

集会所に居る時間が長い。

午後から子供の俵みこしのお手伝い。

息子も、一番上の孫娘もお手伝いに参加。

わが家の息子んとこの一番下の孫娘が

６年生で、子供の俵みこしに最後の参加。

それで息子も上のおねえちゃんもお手伝い。

ワシは秋祭りの顔として、当然参加。

じゃが巡行道中の子供のケガなど

気を配る事は多いんで神経を使う。

カチ（指揮者）をお願いされ、

引き受けたからには責任があった。

曇り空の下とはいえ、陽にさらされるのは疲れる。

子供の俵みこしが終了して、明日の大人の俵みこし、

そして午後からの喧嘩神輿に備えるため

自宅に居らず、ほとんど集会所に居った。

集会所に居ったら、いろんな人との会話もある。

その応対も自分ではまったく負担には

思わんかったが、実際は負担になったんかねー？

夜、自宅に帰り、夕食を食ったら

バタンキュー！　

ま、いつもと一緒かも？（苦笑）

さてさて、明日も早朝から、遅くまで

祭り漬けとなるいちんちじゃ。

いつもより、ちっくし早いが寝るとするか？

準備万端

花集めも留守のところ除いて

ほぼ周り終え、夕方には慌てて

注連縄を張っとる姿も見られ、

いよいよ準備は整うた。

夕方には神社で、

それぞれの地区が神輿を組み立て、

明日から秋祭りじゃ。

神社にはすでに夜店が

何店か用意されとった。

神社からいったん

自宅にメシを食いに帰り、

本陣にて交通整理の

最終打ち合わせも終えた。

日曜日の天気が、やや気にはなるが、

明日の子供たちの俵みこしは

問題なさそうじゃ

花集め、そして感謝

今日も午後から、そして夜も

飲食店や会社を中心に花集めに周った。

コロナ明けで久しい環境なんで

今年は夜の飲食店は周るまいかと

相談しとったが、何軒かエエ感触の店があった。

そこだけでも周ろうや、と行く事にした。

夕飯食って20時にわが家集合。

10軒ほど飲食店を周ったが、

途中で、忙しそうに揚げ物をしとる

娘さんが女将なのか、その母親が女将なのか

女性二人でやっとる店に行った。

娘さんが

『すみません、今、手が取れんので

　少し時間をずらして来て貰えますか？』

と言われたんで

「忙しい時にすみません！後程来ます」

と言い残し、他の店を周った。

一通り周って、再訪問した際、

娘さんは3000円出して

お母さんに渡し、ワシに渡すように言うたら

お母さんは、その内2000円を娘に返し

『早よう納め！』とキョトンとしとる

娘に言いつけとるじゃん。

その様子はすべてワシ見とったよ。

お母さんは残りの1000円をワシに差し出し

『ほい』

ワシは笑顔で

「ありがとうございました！粗品です」

と3000円、5000円と苦しい経営の中

笑顔で出してくれるお店と同じ粗品を渡した。

『ご苦労様、ごらんの通り不景気で

　ゴメンね、少ないけど勘弁して』

と花を差し出してくれる女将、ママ。

そんな店には必ず仲間を引き連れ

お礼参りに来るけぇねと心に誓う。

この母娘でやっとる居酒屋には

そんな気持ちになれんかった。

ワシは行くと言うたら必ず行くけぇね。

仲間と一緒に何回も行って

いただいたお花代以上の利益が生まれるまで

その店にはお礼に行きます。

コロナが明けたとは言え

まだまだ客足が戻らない夜の街

大変なのは重々承知で、

心で恐縮しながらも

店に入った時は、堂々と伺っとります。

必ず倍いや2倍、いや3倍

店によっては経営を立て直すほど

いろんな人を連れて、

お礼参りに行った実績があります。

地元の店を、美味しい店を

人間味溢れる店主の店を

潰してなるものか！

頑張って営業続けて下さい！

必ず、必ず、お礼参りに伺います！

有難うございました。　感謝！

ビックリ！

風呂上がりに女房殿が見よったTVに目をやると、

ナント！今日、FBで教えて貰うたばかりの

『相続土地帰属制度』を

ちょうど紹介しとるところ。

しかもワシの好きな桑子真帆ちゃんが

MCやっとるじゃんか。

この春に出来た新しい制度なんじゃねー？

番組のコメンテーターも

『こんな制度、誰が利用しますか？』

と言うとったが、

国としては、この先5年間、

この制度を試行してみて、

改善すべき点が出てきたら

変えていく予定、との事じゃ。

空き家問題は日本だけじゃのうて

アメリカでも問題になっとるみたいじゃ。

空き家問題は、ワシが

サラリーマンやっとった

45年前に既に問題になっとったのを覚えとる。

当時で四国のどの県じゃったか忘れたが、

その県全部の所帯が

空き家になっとるのが現状らしいです、

と顧客に情報提供したのを覚えとる。

しかしタイムリーな番組にビックリした。

これは偶然とは思えん。必然かも？