１年前

このサイトから『１年前の投稿』みたいな感じでメールが毎日入る。

いつもそれを事務所に出たら一番に開いてみる。

『あぁ、そんな事があったよのぉ・・・』

『今もその気持ちに変わりはないのぉ・・・』とか

有り難く、また懐かしく読ませて貰うとる。

なので出来るだけ毎日なにか書くようにしとる。

ささいな自分の周りのことでも、その時、どう感じたか

今と価値観、観点が違うこともある、たった１年前じゃのに。

どーゆー経緯でその人と知り合い、お付き合いするように

なったとか、楽しかったこと、腹が立ったこと、

家族に対する思いなども、日記として書く。

今日もある若い女性と急接近。

それは彼女の方から話しかけてきた事から始まった。

この春から何度か出会い、挨拶をするだけの間じゃったのに、

彼女の部屋に上がるような事になろうとは想像もしてなかった。

これからどういった展開になるのか自分にも想像できんが、

大きく関わりを持つことになりそうじゃ。

冷静に自分の立場や彼女の立場も考えて行動すべきと心得る。

検査キット

PCR検査で喉の粘膜から体液を採取して、検査し、結果が出るまでに何日もかかるとか聞く一方で、唾液などから検査して、ほんの１時間程度で結果が分かる検査キットみたいなものを４月には日本の大手企業が開発しとるとも聞く。

後者の検査キットを使えば出入国する人をもっと増やせるんじゃないの？

誰だってそう思うが、出来ない理由があるんじゃろうね？

医師の立会が必要とか、結果が出るまでの１時間の間、待機して貰う場所の確保の問題とか、検査員の確保の問題とか？　何かあるんじゃろうね？

陰性か陽性か分かるだけでも有難いのに・・・。

陽性と分かれば本人も家族や同僚など他の人に感染せんように医療機関を訪ねるじゃろうし、陰性の人は引き続き感染対策をしながら普通に生活できる。

世界中にそんな検査キットを開発した会社や大学の研究室があるらしいのに何で一般化せんのんじゃろう？　

イリノイ大学では自分のところで開発したそのキットで検査して陰性の生徒や職員でないと構内に入れんみたいじゃし、実際にそうやっとる所が大学などの規模であるんじゃけぇ、他でも出来るハズじゃのに何で？

日本でも４月に島津製作所がそのような検査キットを完成しとるんじゃそうな。

秋の休日

午前中は秋祭りの町の飾り付けをして歩いた。毎日ウォーキングして足は鍛えてあるハズじゃのに、半日歩いただけでかかとが痛うなった。何で？秋祭りそのものは中止と決まったけど、何もせんのも寂しいとワシら西地区保存会の地区だけ、例年より規模を縮小しての作業じゃ。

午後からは湧水を汲みに片道40ｋｍも走った。刈り入れを終えた田んぼが目立つ畦道に彼岸花が競うように咲いて、秋一色の景色は女房殿とのドライブを演出してくれた。

帰りにいつもの高速道PAでトイレ休憩した後、トイレを使わせていただいたお礼に飲み物とおやつを購入して、車の中で談笑しながら二人で食べる。２週間に１度のわが家の必須行事で、飲用、料理用の水は、この水を使う。わが家には上水道も地下45ｍから汲み上げる地下水もあるんじゃが、それぞれ用途を分けておる。ちょいとしたこだわりじゃ。

介護

今日は英会話のグループで同じ町に住む者だけでの食事会があった。

ワシより7つ年下の男性が今、母親の介護が大変との話になった。

退職後は専ら実家に通いながら、母親の介護にあたっているとか？

兄弟も奥様もいる人じゃが、他の家族は全員仕事があるんで

退職した自分が一人で面倒をみとるらしい。

父親を昨年亡くされたらしい、その人は

『まだ父親の時よりはマシだから』と言いながら

母親と毎日喧嘩しながらも介護を続けているとか？

遠くで何もしない家族は母親の側に立って、母親の毎日を心配するが

傍で面倒をみる者にとっては、ちょっとしたわがままなんかが原因で

しょっちゅう母親と喧嘩になるらしい。

それは10年前にワシも体験したんで、よう理解できる。

たまにしか母親のところに来ない他の家族は

母親に対して優しくし、わがままも聞いてやるんで

母親はますますわがままになってくる。

難しいよのぉ・・・

自分の母親じゃけぇ、介護には責務を感じるし・・・。

世界中に同じ思いをしとる人がわんさかおるじゃろうね？

他の家族の人にもたまには代わって欲しいよね？

大きな勘違い

明日、市民病院でペット検査の結果を聞き、

その後の治療法についての話し合いがある。

取引先の担当者が電話してきて

『あ、まだ通じた。良かった！もう入院して電話が通じんかと思いました』

『明日はまだ転移があったかどうかの確認と治療についての話し合いよ』

『入院？　手術したとしても日帰りじゃないん？』と訊くと、

『いやいや人から聞きましたが何日か入院せないかんみたいよ』

『えっ！　ホンマ？　ワシ日帰り出来るつもりでおったよ』

『何を呑気なことを！　内蔵を取ってしまうのに日帰りなんて・・・』

電話が終わって、『自分の大きな勘違いかも？』と

同じ手術をした同級生にすぐ確認の電話をした。

何もかも彼から聞いた情報を元に、自分なりに想像しとった。

確認したら、やっぱり自分の大きな勘違いで

彼の場合10日間の入院生活じゃったらしい。

生検の検査が１泊２日じゃったのを手術と勘違いしたみたいじゃ。

お腹に６箇所くらい穴を開けてロボットによる内視鏡手術との事。

最初の１日目は身動き出来ず、それが一番しんどかったみたいじゃ。

チンコには管が入れられシッコは袋に貯まるらしい。

いろいろお腹やチンコや口にもチューブが付いたまま

2～3日はベッドの上じゃとか聞いて

『シッコは分かったがウンコはどーするんや？』

『ウンコ？　ウンコはしばらく出ん』

『手術の前にぜ～んぶ出しとるし、手術の後は点滴じゃし・・・』

『日毎にチューブが外されていくんで大丈夫よ』

ホンマかいな？　ちょっとワシの認識の甘さに彼もビックリしとったが

ワシも簡単に考えて、入院しても次の日には帰るつもりでおった。

大きな勘違いにビックリよ。

帰って女房殿にその事を言うと

「当たり前じゃない！　私はそのように思うとったよ｣

ワシだけか！　そんな簡単に思うとったのは・・・

ま、考えてみりゃあ内蔵を全部摘出するんじゃもんのぉ？

でも腹に穴を開けてロボットが手術すると聞いたんで

何かしらんままごとのような手術と思い込んどったよ。

やれやれ・・・手術せん選択肢もあるんじゃが・・・。