たまには

たまには2～3日女房殿との別行動も、

お互いの休息になってエエんじゃない？　

片方が待つだけじゃいけんが、

双方、用事を作っての行動ならオススメじゃ。😊

今回の東京詣でで特にそう感じた。

旅行も一緒じゃし、買い物も一緒。

仕事も週に2回は一緒に仕事するし、

友達も共通の友達が多い。

食事を友達とする時も一緒じゃ。

それでもワシにはワシの

女房殿には女房殿の友達もおる。

それぞれ別行動で友達と食事してもエエ。

やっぱし2～3日の別行動くらいが

ちょうどエエんじゃないかね？

今回の江戸詣で、女房殿も妹や

友達と買い物や食事を楽しんだみたいじゃし、

自分の作品展もあったんで、ちょうどエカッタ。

ずっと広島の片田舎でワガママな生活しとったら

井の中の蛙で、世間から取り残されてしまう。

猛スピードで世間は動き、変化しとる。

高齢を理由に知らん顔はできん世になっとる。

寿命が来るまでは、今の社会で生きて行かねばならん。

 

江戸詣うで

26日の金曜日から今日にかけて

江戸詣うでをしてきた。

ビジネスでもない、観光でもない

旧知の人との出会いが目的の旅じゃった。

本当は、もう一人

ワシの小学校６年生の時の

担任の先生とも会う予定じゃったが

体調不良とのことで断念した。

それにしても今回は世間的には

『成功者』と言われる人たちばかりじゃった。

広島の田舎のジジイが何で江戸に

そんな成功者を知っとるんじゃ？

と言われそうじゃが、それぞれ理由がある。

そもそもこの度の江戸詣うでの旅は

2～3年前から専門商社の営業マンが

『ウチの〇〇さんも定年になるんで

　彼が横浜の支店長でおる今、遊びにおいで』

と何度も誘うてくれたのがきっかけじゃ。

その東証一部上場の専門商社の営業マンたちとは

彼らが広島にある中国支社に勤務しとる時に

仕事で知り合い、人間関係ができた。

その会社から5人、今回の食事会に来てくれたけど

全員もう偉くなって、関連会社の社長２名

その商社の支店長や部長クラスで、

全員、東京や横浜に単身赴任中じゃ。

彼らとは横浜の中華街で食事をして

旧交を温めたが、まるで大学生のコンパみたいで

コロナが収まっているとはいえ

あんな大声で店や通りで喋ってると

ひんしゅくを買いそうな雰囲気じゃった。

金曜日の夜（26日）は東京で弁護士事務所を

開業しとる従妹と食事をした。

彼女は親戚中を見渡しても一番の出来で、

母親も彼女のところに身を寄せ、

彼女を頼りにするのは致し方ない事かも？

ちょっと彼女が可哀そうな気もした。

そして今日の昼に渋谷の焼き肉店で

ランチした相手は、元官僚で

現在は大手企業の監査役をしとる人物じゃ。

彼は転校生で、中学1年２年と

わが母校に転校してきたのがきっかけで

以来、ずっと殆んど手紙だけの付き合いをしとる。

彼は学業優秀で、学年一の成績じゃった。

彼とは同じクラスになった事はないのに

YMCAに一緒に通っていたんで接点があった。

何故か気が合うて、彼が中学3年生の時に

大阪へ転校して行ってからも文通を続けた。

彼は京大を出て運輸省に入り

アメリカ留学したり、外務省へ出向し

大使館勤務したりと、およそワシには縁のない

人生を歩んでいたが、文通は続いた。

彼がノルウェーの大使館勤務の時

奥さんが急死し、帰国。

運輸省（現国交省）に戻って、国内勤務となった。

彼は有力政治家とも付き合いのある実力者じゃけど

ワシみたいな底辺人間とも付き合いをしてくれる。

彼とハチ公前で待ち合わせし、

中学生時代の懐かしい話に花を咲かせた。

世間から見たら『成功者』と言われる

人ばかりじゃが、彼らにもつらい点があること

今回の再会で聴くことが出来、

人生、おしなべたら、そう大差ないかな？

そう思えた江戸詣うでじゃった。

彼らに感謝

動員力

ワシには饒舌な営業トークは出来ません。

分かりやすい商品説明も出来ません。

サラリーマン時代はそれでも

トップセールスマンじゃった。

某有名メーカーからも全国表彰されるほど

営業成績は群を抜いていた。

何の力もないワシが何で？

営業マンは、それぞれ自分流の

販売ノウハウを持っていると思う。

ワシには営業マンに必要な能力の

どれも備わってなかった。

先輩たちの営業力に最初は驚いた。

何でそれほどの金額を毎月売れるのか？

自分には無理じゃと思うたが

サラリーマンじゃ、それでも前線に派遣される。

毎月、会議では出来もせん目標を立てさせられる。

月末には遠く及ばない数字にやる気も失せる。

1年、２年と月日は流れ

会議の席に座るのも、いやじゃった。

じゃが、地道に正直にしとる事で

人間関係が自然に顧客との間に

出来てきとったんじゃろうね？

自然に数字が追い付いてくるようになった。

自分は口達者じゃないが、人間関係で

成績を残せるタイプかもしれん。

そう気付いて自信を持ったら

今まで相手が大き過ぎて

自分など相手にして貰えんと

思うとったところにも

足繫く通うようになった。

通う内に少しずつ人間関係が出来て来る。

それが積もり積もって売り上げに反映する。

あれだけ営業に不向き、苦手と思うとったのに

トップセールスマンとして全国表彰されるとは。

また同業他社の営業マンが会社から派遣されて

ワシの教えを乞うてくるようになるとは

自分自身が思いもせんかった。

自信は自分を育てる

30年史

秋祭り保存会の30年史を書いて欲しいと

頼まれ、暇なときに少しずつ書き記した文書を

PCのどこに収めたんか分からんようになった。

ワードを開いてもどこにもない。

デスクトップにも見当たらん。

ひょっとして間違ってゴミ箱に？

だとしたら、最近、ゴミ箱も空にしたんで

復旧させるにはワシの力では無理じゃ。

殆ど諦め、今更、最初から作る意欲は

ないなーとガックリしとる時

偶然、他の文章の中に保管しとるのを見つけた。

すぐに名前を付けて保存し、

デスクトップにも分かるように置いた。

開いてみると、すでに30ページも書いとった。

こんなのを失くしたら、もう気力失うわ。

まだ30年史の半分も書いてないんで

100ページくらいになるかもしれん。

短編小説くらいにはなるじゃん。

学生時代はあれほど作文が苦手な

ワシじゃったのに・・・。

人間、長い間にゃ変わるとゆーことじゃ（笑）。

もろい決意

昨日、あれだけ今日は音楽に集中しようと

書いたのに、女房殿を区民文化センターまで

アッシー君をしての帰りにスマホから

アラームが鳴って、予定お変更。

何事かと信号待ちの時に確認したら

『ニンニク追肥』とある。

ニンニクの育て方の資料から得た知識を

忘れんようにスマホのカレンダーに

入力しとったからじゃ。

帰宅後作業着に着替え、

肥料と道具を軽トラに積み込み、

30ｋｍほど離れた女房殿の実家の

畑に向かうた。

そこにニンニクを植えとる。

軽トラから下りたら冷たい風が吹きつける。

山間部はメッチャ寒いのよ。

これは早よう作業を始めて体を温めよう、

そう思い、長靴に履き替え早速作業。

時折、川の方から強く冷たい風が

容赦なくワシに吹き付ける。

ワシが何か悪い事したかー⁈

追肥したついでに小さな雑草も抜いた。

そして周りに杭を打とうとした頃に

義弟がやってきて、彼も他の畑に

玉ねぎを植えたらしく、

その管理にやってきたみたいじゃ。

女房殿の実家は義父が亡くなってから

空き家状態で、時折、義弟が帰り

田んぼの除草をしたり、

家の掃除をしてくれとる。

わが家の畑じゃった所にマンションを建て

家庭菜園の場所が無くなり、

庭に置いたプランターでささやかに

家庭菜園するワシを見て義弟が

『義兄さん、ウチの畑に植えんさい』

と言うてくれた。

30ｋｍも離れとったら

野菜を植えても、水や除草の管理ができん、

そう言うて断っとったんじゃが

ニンニクなら植えっぱなしでエエ

そう聞いたんで、今年初めての試しじゃ。

植えっぱなしでエエとはゆーても

ある程度大きくなるまでは

子供と一緒で手がかかる。

20ｃｍほど伸びたニンニクの苗が

冬を越すのに風が冷たかろうと

風よけをするために今日、杭を打ち込んだ。

翌々週の休みの日にプラベニヤで

囲いを作ってやろうと思う。