魚の旨い店 見－つけ！

今日は秘書に『刺身が美味しかった』という店に案内して貰うた。
わが町に２年位前までは『美味しい刺身を食べるのならこの店』というのがあった。
しかし店主の体調が悪く、店を廃業されたんで
どこか魚の目利きの出来る店を探して２年、やっと見つかった！

その店、その店で刺身でも違う。
でも素材が良くないと板前の腕がふるえない。
廃業された店の刺身は、今日の店の刺身よりひと切れが大きい。
他の魚を食べさせてくれる店と同様に普通に皿に刺身が盛ってあるだけじゃった。
じゃが、素材に目が利くのと、よく研がれた包丁で盛られた刺身は最高じゃった。

今日の店はひと切れ、ひと切れは小ぶりなんじゃけど
同じ魚種の刺身をそのままの物と、軽く味付けした物も添えてあり
上品な手の入った刺身という感じで素材の目利きもエカッタ。
すでに流行っていっる様子じゃったんで、誰にも教えないよ。

家食

ゆんべは外食じゃったんで今夜は家食じゃ。
夕方、女房殿が「何が食べたい？｣と訊いてきたので「煮魚｣と答えた。

肉も好きじゃけど魚も大好きで、刺身、焼き魚、煮魚、何でもOK。
今日は大きな鯵で丸々と太っとった。
他は野菜炒めと、こんにゃくキンピラ、お吸い物にラッキョなど
ラッキョウは毎日食卓に上る。血圧にええけぇじゃ。

家で食べる時も外食も決して高いものは食べん（食べられん）。
それでも子供の頃に比べたら格段に美味い！
女房殿が料理上手なのもあるが、時代の流れなんじゃろうか？

結婚するまでは母親が作ってくれた料理に不満を持つことはなかった。
しかし結婚して自分が『井の中の蛙』じゃったと気付いた。
もちろん母親に「実は料理が下手じゃったんじゃね？｣言うた事はないが、
たまに女房殿が不在の時に母親が「今夜、何を作ろうか？｣と訊いてきても
「いや、今夜は友達と外で食べるけぇエエわ｣　と
今になっては可哀想なことをしたと反省しとるが、
その時はもう口が肥えていて不味いものは食べる気せんかった。

外食とかで美味しいものに出会う機会が増えたら
必ず女房殿をその店に連れて行って味あわせてやるのよ。
同じものが家で出来るハズもないが、美味しいものを食べさせてやりたかった。
寿司屋で大将に魚の処理の仕方など一杯やりながら訊くのも楽しみの一つじゃった。

外食

今日は自分からは決して人を誘う事のない友人夫婦をお誘いし、食事に出た。
この友人は幼馴染なんじゃけど、子供の頃は一緒に遊ぶことはなかった。
子供の頃から外交的とはいえん性格じゃったようじゃ。

じゃが奥様は違う。
何事にも積極的で社交家じゃ。
奥様が常に前に出るお宅の亭主は、だんだんと何もせんようになるんかねぇ？
ま、彼は積極性には欠けるかもしれんが、ごく普通の男じゃとワシは思う。

そんな夫婦とたまに外食に出かけるが、いつも誘うのはワシじゃ。
彼から誘われた事は一度もない（ホンマはワシと行きたくない？笑）
ウチの女房殿とそこの奥様も仲がええんで話は大いにはずむ。
ビ-ルが進むにつれ友人も雄弁になる。

彼の得意技は他人の経験を自分の経験のように話すことじゃと数年前に気付いた（笑）。
以前ワシが若い頃経験した事を今夜のようなな席で話をした事がある。
ある時、他のグル-プで会食した時に彼が後輩たちに喋っとるのが耳に入った。
『それ、ワシが先日しゃべった内容とまったく一緒じゃん！』

彼は報道関係の仕事をしとったんで、いろんな事をよく知っている。
それまでそう思うとったが、それ以来『これも受け売りかも？』と
「それって自分の経験なん？｣　と訊く事があるが、黙って聞いとった方がええんかね？

宿の予約

毎年わが家では元旦に息子一家、娘一家が集い正月を祝う。
元旦のわが家には様々なイベントがいつの間にか習慣付いておる。

大晦日から元旦にかけての深夜の初詣に始まり、
元旦早朝の初日の出見物、そしてワシの誕生日の祝い（元旦生まれ）、
貯金箱当てゲ-ム、おせち料理で乾杯。
食事を楽しんでいる時に甥っ子二人が年始の挨拶にやって来る。
こうやって元旦は毎年あわただしく明けていく。
そして２日は一家揃って一泊二日の旅に出るのが恒例行事となっておる。

じゃが、来年は孫娘が高校受験のため旅行は中止にすることにした。
一泊二日程度の旅行で高校受験がどう変わるハズもないが
息子一家がそうしたいと言うならと決めた。

それならワシら夫婦だけで子供たちの事は考えずに正月休みの過ごし方を考えようと
旅の計画を練っておったが、急に歩を進めた。
毎年、正月の旅行は春先には計画し宿の手配も済ませるのに
今回は一家での旅ではないので、ゆっくりし過ぎた。

目的地までの距離を調べ１泊目の宿泊地を決め、宿を探す。
その土地の観光に半日当て、午後からは移動時間に当て、次の宿泊地を決め、宿を探す。
同じことを繰り返し三泊の予定を立てたが三泊目の宿が取れんのよ。
人気のある宿は、とっくに売れてて、ランクを下げたり
他の旅行社からアクセスしたり、あらゆる方法で探した。
なんとかなりそう。

冷やしうどん

お盆休みには長男一家と回転寿司に行ったが、あとは夫婦二人で外食する事が多かった。
多かったというより意識的にそうして、女房殿の負担を減らしたかった。
別に女房殿が病気とかした訳でもなく元気なんじゃけど、
毎日、朝・昼・晩と献立を考えるだけでも大変みたいじゃ。

そうかと言うて毎回レストランに行けるほどわが家は裕福じゃない。
だから子供達と行くのも回転寿司じゃし、夫婦で行くのもラ-メンとかうどんとか。
今年の夏はうどんを食べる回数が多い気がする。

今年は『冷しうどん』にハマっとる気がする。
家に居る時に「何が食べたい？｣と訊かれると「冷やしうどん｣と答える事が多い。
きゅうりの刻んだのをちょいと乗せ、シイタケの炒めたものをちょいと乗せ、
エビ天を２匹乗せ、刻んだ卵焼きが乗っとるだけのシンプルな冷やしうどん、美味いのよ。