サイケデリック・ペンタトニック!?

カリメロレコード(架空)の店主の何でもござれの日々の音楽コラム

中山康樹・著「マイルスの夏、1969」

2010年03月17日 00時33分48秒 | 洋楽
中山康樹さんの新刊(といっても1月だけど)本日読了。

すごく読みやすい上に興味深い話もあり、
あっという間に読み終わりました。

1969年に録音した「イン・ア・サイレント・ウェイ」と「ビチェズ・ブリュー」に
焦点を当てた本著はそれにいたる道程を色んな角度から迫ったもの。

「ビッチェズ・ブリュー」の名前の由来や
どのようにエレクトリック化していったのか?や
マイルス・ディビスとジミ・ヘンドリックスの幻のセッションの話など。

特にマイルスとジミの話はマイルス・ファンのみならずロック・ファンも必読。

「イン・ア・サイレント・ウェイ」
「ビチェズ・ブリュー」と
ジミヘンの「エレクトリック・レディランド」をサントラに読めば
さらに面白くなること間違いなしです。

というか読んでると必ず聞きたくなってきます!

さくっと読めるのでオススメです!