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彫刻家の独り言

北海道出身の彫刻家 黒田栄一のブログです。Yahoo!ブログ「彫刻家 黒田栄一 山のアトリエ」も見てください。

時には全滅

2017年05月03日 07時08分55秒 | 家庭菜園













「ガンバレ」  大理石、木



自然栽培を始めてみて驚いたのは 失敗するときは見事に全滅したりすることです。

キャベツなど何回植えても、自分の口には入りませんでした。(今もですけど・・・)

虫さんのために 栽培しているみたいでした。

ナスなどの 大量肥料食い植物は肥料が足りなくなると 途端に底が硬くなったり、実付きが極端に悪くなったりします。

耐え切れず 従来の肥料を与えると 見事に実付きが違ってきます。


去年のトマトは 今までで一番うまくいきました。

何も肥料などあげていないのに 実がたくさんつきました。

しかし ある年など 全滅しました。


未だ 未だ 経験不足、勉強不足といったところです。

どんなことをしても しっかり大量に収穫を確保したい人には 向かないかもしれませんね。

でも 自然農法にしてからは 精神的には雑草も虫もそれなりに 愛おしくなります。

気持ちに 余裕のようなものが生まれてくるのを 感じます。

あまり綺麗に耕かされている畑を見ると 「手入れさているな~」と感心しますが、

反面 土の中の生き物たちがどうなっているか心配になったりもします。

農業を生業にしている人たちに言わせたら 世迷いごとでしかないかもしれません。


でも 虫や雑草とも皆で共存していくって発想は 私にとっては、とても魅力的です。

本当は 私は、子供の頃から 虫が超超超苦手でした。

おかげ様で、「虫嫌い」も今は 少しましに なっています。

またまた 自然栽培について

2017年05月02日 08時27分39秒 | 家庭菜園









「空を飛びたい」  2002年制作




今、「自然栽培」に取り組んでると書きましたが、以前は「有機栽培」でした。


本を読んで参考にしながらでしたので、まあまあの成果でした。

何とか それなりに収穫できていたのです。

次に「不耕起栽培」が良さそうに思い 実行しました。


この方法は肥料も使うので 普通にできました。

そして 次に「自然栽培」を知り、実行したのです。



「自然栽培」の本は未だまだ幾冊も読みました。

この農法が一番自然に優しい素晴らしいものだと思っていますが、簡単ではありません。

雑草を敵とせず、ある程度共存していくことを目指します。

それぞれの野菜に寄り添って、手を加え過ぎず、困っているときは少しだけ力を貸してあげる。

虫さえも無闇に敵視しません。

土の中の生き物たちさえも 無闇に殺さないのです。

そんな 奥深い農法なのです。

ただ放っておいては上手くできないのです。



哲学的でさえあります。

簡単でないのが当たり前かもしれません。

1部の農家の方が実践していらっしゃいます。

すごいことだと思います。


私は一時期取り寄せで 自然栽培物を求めていたのですが、いかんせん経済的に無理があり、続けられませんでした。

経済的な余裕がお有りになる方は 是非「自然栽培物」をおすすめします。

栄養価も 違うと書かれていました。




自然栽培で育てる野菜

2017年05月01日 13時34分26秒 | 家庭菜園











「一片の優しさ」  大理石 1995年制作


一昨日 隣のご主人と一緒に野菜苗を近くの農家に買いに行きました。




植えた苗の1部

 かぼちゃ


  種類の違うかぼちゃ


 寝かせ植えした トマト 

 ナス


  ゴーヤ

少しづつ いろいろな種類を植えます。


私は自然栽培らしきやり方で育てます。

自然栽培とは 基本的に肥料も農薬も使わず、更に出来る限り雑草も取らずに育てるという農法です。

最も 自然栽培にもやり方の違うものもあるようです。

自然栽培を知ったのは そんなに昔ではありません。

たまたま見たテレビのニュースか何かで知り、関係の本を読みました。

人間の手を 最小限しか加えず、植物を育てる というものです。

本当に そんなことができるなら 素晴らしいことだと思いました。

いい加減な知識で、いい加減なやり方で ともかく やってみました。

結果は 散々でした。

8~9割方 失敗しました。

時々は成功しました。

出来上がった野菜は 私にとっては、それはもう貴重品です。

それからも 少しずつ本を読み 実践して 今日に至っていますが、

ちっとも進歩していません。

あまり 本気でやっていないせいもあります。


「うまくいけば 楽しいな~、ラッキー」位な気持ちでは 無理もありませんが・・・