彫刻家の独り言

北海道出身の彫刻家 黒田栄一のブログです。Yahoo!ブログ「彫刻家 黒田栄一 山のアトリエ」も見てください。

とうとう

2010年12月31日 08時29分36秒 | 日記
とうとう 大晦日です

本当に1年が早く感じました

この感覚って年を経るごとに加速していくんでしょうかね

怖いようです


子供の頃大晦日は、大手を振って夜中まで起きていられる唯一の日でした

家族で紅白歌合戦を見て、除夜の鐘を聞いてから寝るのです

普段から早寝なので、眠くなって除夜の鐘を聞かずに寝ることも多く有りました

翌日は朝食後に父と共に北海道神宮に初詣に行くことが何度か有りました

高校時代には女友達と朝早くから初詣に行き、歩いて帰ったことがありました

その帰りに入った喫茶店で、生まれて初めて「ピザ」なるものを口にしました

そんな食べ物があることなど全く知りませんでした

カッコつけの時期なので 当然知っていたかのごとく振る舞いましたが・・・



今朝の朝食は我が家でとれたダイコン葉とゴマ、糸こんにゃく、豆腐を入れたスープに

小豆粥を加えたどんぶり1杯だけでした

さっぱりしていて健康的で美味しい朝食でした


今年初めて作った我が家のダイコンは予想を遙かに超えて立派に育ってくれました

畑を耕すことをしないで蒔いたダイコンです

スリムとはいえこんなに立派に育ってくれるとは思いませんでした

大切にありがたくいただいています

白菜は 結局きちんと巻きませんでした

やはり 蒔き時を遅らせたのが失敗だったようです

巻いていないとはいえ 少しずつ美味しくいただいています

一人でいただくには充分な量です

なるべく長く畑において、長い期間いただくつもりです

ただ ダイコンは収穫時を誤るとスが入るということなので

どうすべきなのか 考え中です


今晩は洋画家の菅原 靖氏の家に招かれています

一人で大晦日を過ごすのを哀れんでくれたようです

昨日から、家族で過ごす大晦日に私が乱入して良いのか考え中なのです

今は、やはりお断りすべきだとの思いに傾いています

後で 電話するようです


ここ数年の大晦日は早寝でした

「大晦日」の呪縛から解き放たれたことを喜んでいました

その前は家族で過ごす「大晦日」の思い出に縛られて、

苦しさのあまり、大晦日に営業している飲み屋さんを見つけては 飲んでいました

今はそんな苦しさから解放されて 本当に喜んでいます

大晦日といえど 普通の一日だと思えるようになったからです


今朝は我が家の室内で2℃でした

寒い朝でしたが とても気持ちの良い散歩が出来ました





穏やかな朝でした


「空を飛びたい」 大理石  個人蔵

これも空を飛びたいシリーズの一つです












1年を振り返る

2010年12月30日 06時24分58秒 | 日記
1年を振り返り来年の目標を立てる時期になっています

私自身の今年を総括する必要があります


今年の良かった点

1,「全道展」の今年のポスター画像に私の作品が選ばれたこと

2,友人や先輩の温かい支援を多くいただけたこと

3,個展が無事に済み 多くの成果が得られたこと

4,感謝する心が以前より多く培われてきたこと

5,ブログを始めたこと


反省すべき点

1,思いを行動に移すことが薄弱であったこと

2,安易な生活に流されたことが多々あったこと

3,無駄と思える時間を多く過ごしたこと

4,継続した努力を続けることが なかなか出来なかったこと

5,冷静に、計画的に行動することが苦手だったこと

6,決めたことを実現したり、やり通す意志の強さを持ち続けられなかったこと

7,掃除や整理が出来なかったこと


良かった点に比べ反省すべき事の多いこと多いこと・・・

往年の弱点が改善されていませんでした

そこで自ずから 来年の目標が見えてきました

1,決めたことはやり抜くこと

2,時間の無駄を作らないこと

3,夢の実現に向け、冷静に計画を立て1歩1歩地道に努力を続けること

後は具体的な行動目標を定め、その実行を心がけ 日々努力します

来年こそは後悔の少ない年にしていきたいとおもいます


このブログも出来る限り毎日更新していくことを目標にしています

なぜかというと、文章修行という意味と作品制作と平行して

自分の生きた軌跡を残したいとの思いが大きいのです

自作品を紹介し、多くの人に見ていただきたいからでもあります

それと 誰かが見ていてくれているんだと思うことで孤独感が緩和されます

相手の顔は見えませんが 自分に興味を持っていてくれる人がいると思うことは

私にとって大きな励ましになります

一人暮らしで 制作中心の生活をしていると

何日も誰とも会わず、口もきかないときが多々あります

本来 おしゃべりな私はこうしてブログでおしゃべりをして、

バランスを保っている気がします



今年の全道展のポスター 



「空を飛びたい」 小松石、大理石

空を飛びたいシリーズの1点です

こうした抽象バージョンの作品も多く作りました

これから追々紹介していきます





金運?

2010年12月29日 06時31分50秒 | 日記
同じゲーム機で友人と何やらゲームをしていました

彼と私とほぼ同時にあがり、プラチナのようなコインがじゃらじゃら出てきました

どちらの当たりなのか分かりません

友人が「俺のが当たったんだ」と、

そうかも知れないと思い

「きっとそうなんだろう」と、私

彼はかわいそうに思ったのか「やるよ」と言い

コインをごっそりくれました

コインはプラチナのような高価な輝きをしており

これはすごい価値があると考えていました

昨夜の夢のお話です

金運が良くなる前兆?

それともタダの願望・・・?

年末ジャンボ宝くじを発売最終日に、

たまたま 用事で通りかかった発売所で急に思いつきで1枚だけ買いました

ひょっとして これが当たったりして・・・

それならありがたいけれど・・・


今まで宝くじは3回程買ったことがあり

そのうち1回は最低額が当たりましたがもらいにいくこともしませんでした

又 もう1回は発表さえ見なかったように記憶しています

さて 今回はどうなる事やら


もしも高額当選したら 1部は寄付をして後は、ガハハ・・・


そういえば先日の韓国旅行で初めてカジノなるところに足を踏み込みました


カジノ外観

ルーレットと、コインを入れて絵あわせする機械を一回だけして試してみました

結局 1ウォンも損をせずあっという間にそこを後にしました

人を狂わせる危険な場所からは早く離れるべしと思っていましたから

勉強にはなりました

それで充分満足



「空を飛びたい」 黒御影石

空を飛びたいシリーズの一つです

このシリーズは沢山作りました

自由になりたいと強く思っていたからです


嫉妬

2010年12月28日 21時13分38秒 | 日記
若いときは嫉妬という感情を恥ずべきものと考えていました

でも 湧いて当然で湧いたからといって、責められるべきでは無いとも思います

しかし、正直に発散するのが良いとは思えません


人間、嫉妬も妬みも全く経験したことのないという人はいないのではないでしょうか

ただし、妬みとなるとこれはもう即 否定したくなる感情です

妬みも時折、発生し自分をあわてさせます

嫉妬の感情は押し殺し、妬みの感情は見つけ次第抹殺に努めます

これらの感情は野放しにすると 

自分も他人をも害しかねないものだと思っていますから



先日の雨漏りの件では 屋根の部分補修で済むものと勝手に思っていましたが

何と屋根の全葺き替えと屋根下へ強制換気の機械を

取り付けなければならなくなりました

全くの予想外です

その費用は、今の私には莫大で 

私をひどく困惑させています

友人達も心配してくれています


工事は年明けに行うということに決まり

それまでに家周りも片づけなければならなくなりました

何かと忙しい暮れと 年明けになりそうです



「ガンバレ」 黒御影石、木

これもガンバレシリーズの一つです







韓国旅行2

2010年12月27日 05時04分26秒 | 日記
韓国旅行2日目

朝食後石窟庵へ行きました





石窟の中は撮影禁止でした

韓国のお寺はほとんど山の中にあるとのことでした



道にまかれた水がすぐに凍る程寒いところでした


次に行ったのが仏国寺です


仏国寺山門


入り口を守る仁王様(?)

日本の仁王様よりカラフルですよね


石積みに注目です


木魚だそうですが、正に魚の形をしてるんです

面白いですね




素敵な建物です


奥に見えるのが仏舎利塔だそうです




軒下の装飾です

楽しましてくれました


黄金の豚 

触ると御利益があるとか・・・


2日目昼食場所

早めに食堂を出て外を探検


何やら 不思議な公園

人気がほとんど無く寂しいばかり

近くの店も全部閉まってました

冬は閉めているのかも知れません


公園にあったカエル像

堂々としていて微笑ましい夕食後 街を散策すると市場を発見

早速探索しました




良い感じですね~

生活感があってワクワクします


生きてるタコも売っていました


これは何でしょうか?

生きてる魚も沢山売っていました


なんとダイソー発見 

もちろん入ってみました


地元の方達しかいなかったお店で友人達と酒宴

日本語が通じない店をねらいます

観光客目当てじゃない方が良いですから

とても辛い料理が出ました

辛いもの好きを自認していましたが、自信を失いました

半端じゃなく辛くて、もったいないけれど料理を残してしまいました

辛いもの好きと大口をたたいていたことを恥じました

その後 ホテルに帰りました

楽しい夜でした



 

















床の穴

2010年12月26日 21時56分34秒 | 日記
今日 台所床の穴の修理に大工さんが来てくれました

屋根葺き替え工事のオマケでやってくれるとのことでお願いしました

そのために 朝からずーっと台所の片づけや棚移動していました

ついでにお料理も・・・


おかげで 台所で穴に落ちることもなく安心して暮らせます

駄目になった食材もかなり処分しました

だらしなく暮らしていると無駄が多いと

改めて 反省しました


食材を捨てるのは本当に心が痛みます


明日は午後から友人のゴミを私のトラックで市の処分場へ運び、

その後、彼と連れ立って忘年会へ行く予定です


年末はやることが多くて なかなか制作時間が取りにくいのが辛いところです


ホームページも作り始めていますがいつ完成するのかは不明です

年内は難しいかも知れません

ネットの利用については恵比寿で画廊をしていた方から

個展の時にアドバイスを受けました


若い作家が積極的にネットを利用しているのも刺激になりました



来年はもっとしっかり生きるつもりです


ホームレスの方達が無事年越しできますように

お年寄りが安心して歳を重ねられますように

子供達が幸せに暮らせる世界が来ますように・・・


弱っている人や今一番助けを必要としている人たちが

救われる社会が実現しますように・・・


個人的に期待していた民主党が権力争いようなドタバタ劇を演じたり

集票を意識してか、行動芯がブレてしまう事を繰り返すことは悲しいことです

政権をとった時に、もっと弱者に目を向けてくれるものと期待していました

仲間割れしている時では無いでしょう

この未曾有の困難な時代を乗りきらなければいけないのですから



「ガンバレ」 大理石、木

弱った自然を動物の精が励ましている「ガンバレ」シリーズの一つです



たばこ

2010年12月25日 07時28分04秒 | 日記
タバコは先日値上がりしたばかりですね

愛煙家の皆様はさぞおつらいことでしょう


私の祖父も父も愛煙家でした

子供時代に好奇心から 隠れて父のタバコを吸ってみたことがあります

当然のごとくむせた上 その味の不味さに驚きました

それ以後 大学にはいるまで吸いませんでした


高校時代、周りの友人が吸っているのを見ても 吸いたい誘惑にはかられませんでした

むしろ 親や学校に知られることに怯えながら吸っていることが理解できませんでした


大学にはいると周りの多くの人たちが喫煙しており

その姿がカッコよく見えてきて とりあえず真似することにしました

肺まで煙を吸い込むと やはりむせてしまうので 

ただプカプカふかして気分だけを楽しむことにしました

ですが、タバコを吸うとお金がかかる上 口の中はいがらっぽくなり

喉まで痛くなってしまいました

1箱買ってきても 何週間も無くなりません

最後は湿気ってシミが浮いてくる程です

そのうち知らず知らずのうちに タバコをふかすことも止めてしまいました


彫刻科の先輩が手作りのパイプで吸っているのを見た時は

正直カッコイイと思い

真似してパイプを作りたくなりました

パイプタバコの煙のにおいがとてもイイにおいに思えました

けれども パイプたばこのハードルは高く実現することはありませんでした

理由は、パイプ素材の値段の高さ、タバコ葉の値段の高さです

貧乏学生だった私にそんな贅沢は許されませんでした

結果的には身を守ることにつながったと思っています


タバコの一番の問題は副流煙だと思います

吸っている本人よりも周りの人たちに多くの害を与えることです

飲酒ならば 酔って絡んだり、飲酒運転などをしなければ

周りにそう大きな迷惑をかけることはほとんど無いでしょうが 

タバコはそうはいきません


私は喉の粘膜が弱いらしく そばにいる人がタバコを吸うと

夜中から喉が痛んだり、翌日になって喉が痛くなったりすることがほとんどです


昔、世の中が喫煙全盛だった頃 狭い会議室で長時間会議をしていると

部屋の中にタバコの煙が充満し 先が霞んで見える程で、苦しくて閉口しました

目も喉も痛くなり、息をするのさえ苦しく感じました

でも それを訴える勇気もなく じっと我慢したものです


今は分煙という考え方がすっかり定着してきたので

私のような者にはありがたい限りです



猫に見えないでしょうが モチーフは猫です  素材は大理石

人は1人では 生きられない

お互い支え合い 助け合って生きたいものです





今夜は

2010年12月24日 20時47分44秒 | 日記
町に出ると きっとクリスマス音楽がにぎやかに流れているに違いありません


子供の頃、クリスマスというと長靴に入ったお菓子とケーキが楽しみでした

ケーキは父が必ず買って帰ってきてくれました

ケーキの上にのっている色々なローソクも楽しみでした


サンタクロースの話は全く信じておらず

枕元のお菓子やプレゼントは両親がおいてくれたことを知っていましたが

その幸せな習慣を失うことを恐れ、長いこと何も知らないふりをしていました



父も母も亡くなった後、アルバイトでペット雑誌の年間購読の勧誘をしていた時 

あちこちからクリスマス音楽が聞こえてきて、

ようやくその日がクリスマスだと知った事がありました

年間購読の契約が簡単に取れるはずもなく 

重たい足を引きづりながら、もの悲しい思いで歩いていたことを思い出します


それ以後 クリスマスイブやクリスマスの際だった思い出がありません


今年も何事もないクリスマスイブ


今夜は、半額で買ったお刺身を食べ、美味しい日本酒を飲み

パンパンになったお腹をなでながら録りためた韓国ドラマを見ていました


静かで平和で何事もないクリスマスイブが過ぎていきます



「HANE」シリーズの内の1点

「妖生時代」からの派生イメージです




年末

2010年12月23日 03時59分57秒 | 日記
気づくともう年末

1年が信じられない程早く過ぎてしまった

今年も残すところ後1週間ちょっとだけ

最後まで気を抜かず 出来るだけの事はしていこうと思う


今年の目標は何だと聞かれても答えられない

明確な目標を立てずに1年を過ごしてしまった


結局は逃げていたのだろう

目標を明確にすると 日々がハードになってしまうから

来年こそはきちんと目標を立てて その実現のために努力しようと思う


今年も後1週間少ししかないと考えると焦るが 

後1週間少しも有ると考えると何だか

少し楽しくなってくる


友人が年末のストレスに押しつぶされたのだろうか、

調子を狂わせていて とても心配している

確かに年末はやるべき事は多いが、調子の悪いときには

思い切って開き直ることも大事だと思う

早く調子を取り戻して貰いたいものだ


焦らずたゆまず出来ることを少しずつでもやるべしと自分に言い聞かせる


昨日はほとんど台所の片付けと料理をしていた

久しぶりに肉入りの美味しいカレーライスを作った

いつもの健康優先では無く、味優先にしたので

ご飯も7分づきにした

ほとんど白米に近くなり、その美味しいこと美味しいこと 

ほとんど気も狂わんばかり

他にきんぴらゴボウ、ポテトサラダ、白菜の漬け物少量(今見ると、水がかなりあがっ

てきている)、松前漬け(インスタント)、牛丼の具などを作った

冷蔵庫の整理をしようとしていたら何となく料理が増えてしまった


ここ何日か掃除をしていたので少しだけだが部屋が片づいてきた

朝起きてきて 部屋が少し片づいていると気持ちが良い

家中きれいにしたくなってきたが これをやり始めると2週間かかりきりでも

無理だろうから、来年の目標の1つに家中の整理、片づけを入れようと思う


制作を優先しないと心の調子を崩してしまいそう


「彼方」 黒御影石

寄り添いながら彼方を見つめる

心は寄り添っているのか 離れているのか・・・

妖生時代シリーズの1点


おしゃれ

2010年12月22日 04時25分24秒 | 日記
先日の韓国旅行であらためて感じたことがある

韓国の若い女性はおしゃれな人が多いということ

前二回の韓国旅行でも感じていたが今回もそう思った

日曜日に渋谷を少しぶらぶら歩きながら日本の若い女性のファッションをそれとなく見

ていると、どうも韓国女性程おしゃれをしている人は少ないように見受けられた

日本は不景気なのでおしゃれする余裕が無いのかも・・・


韓国は美容整形が多いと聞いている

外見美に対するこだわりが強いのかもしれない


先日の講演会で「女が女であることを、男が男であることを大切に楽しんだ方がよい」

という風な言葉があったが、私も同感


日本の若い女性が電車の中でお化粧しているのをしばしば見かけるが

あれはどうもイヤな感じがしてならない

そばにいる人間を疎んじているように感じるのは私だけなのだろうか?

そもそも化粧などという舞台裏は他人に見せない方がいいように思うのだが・・・







「気ままな奴らⅡ」 黒み影石、大理石

猫の自由気ままさに惹かれていました

いつしか自分の自由を求める心を猫に投影させて 

猫をモチーフに作るようになりました






雨漏り

2010年12月21日 05時57分52秒 | 日記
昨日 住宅検査技師の方が来て 屋根裏点検をして下さった

壁のひび割れと軒下の穴を見て雨漏りがあるとの指摘があった


軒下の穴

軒下に穴が開くのは水漏れがある証拠とのこと

なぜ雨漏りをするかというと地盤沈下で家にひずみが出来たためという




屋根裏の状態

カメラは私のカメラなので間違いなく我が家の屋根裏写真であることは間違いない

雨漏りがあることは間違いなさそうだ

このまま放置すると 家にとって取り返しのつかないダメージを与えかねない

ただ 屋根の総取っ替えをしなければいけない程ではないので部分修理で済みそう

それにしてもかなりの額の修理費になりそうで今から頭が痛い


だが、これにも意味があると思った

私がこれまで「家」に対する感謝と配慮が足りなかった故だと反省すべきと・・・

そう受け取り これからは気をつけようと心に誓った

未だしばらくはここに住まわせて頂くしかないのだから・・・


それにしても無知は怖いと思った



今日は八王子ギャリーJACOMAN企画展の最終日

夕方、作品を搬出しに行かなければなりません


作品並びにオーナー様 2週間ご苦労様でした


石のかけらを見て 発想しました  小さな作品です









講演会

2010年12月20日 05時16分09秒 | 日記
昨日は「明るい霊能者 美鈴」さんの講演会に行ってきた


美鈴さんの講演会を知るきっかけは著書「あの世のひみつ」でした

当時 スピリチュアルな事に興味を持ち始めて 書店で関連本を探していました

その時「あの世のひみつ」という題名を見て いったんは手に取ってみたものの

あまりに怪しい題名に書架に戻し一回りした後に やはり気になり購入しました

ほとんど何の期待もせずに読んだその本の内容は

私の全く知らない世界で彩られていました

ですが、それが本物であろうという感覚が残り、

本に載っていた美鈴さんのホームページを開きました

そこで講演会の存在を知り、参加するようになりました

それ以後何回か受講しました


昨日は「カルマの法則」が講演のテーマでした

カルマのことは一応知っていたのですが 今の自分に必要な気がして 参加しました

よく因果応報と言いますがそれがカルマです

思ったこと、行動したこと全てにカルマが発生し マイナスのカルマをため込むと大変

なことになり、プラスのカルマをため込むとそれなりのご褒美があると いいます

それを銀行にたとえて「カルマ銀行」と言っていました


それを聞きながら 今までどれほどのマイナスカルマをため込んできたか空恐ろしくな

りました

これからは 言動に気をつけて、プラスのカルマを貯金できるように頑張ろうと

今更ながら、反省した次第です


大掃除、年賀状書き等、制作以外にやらなければならないことが山積みです

今年中にホームページを立ち上げようとの目標も未だ達成出来ていませんし、

作品紹介用のパンフレット作りもしようと思っていましたし・・・


嘆いている暇が有れば まずは掃除をしようと思います

恥じずに友人達をお招きできるように頑張らなくては・・・



この作品は展覧会出品の輸送途中に破損してしまいました

今や幻の作品です


今まで3回 輸送途中で作品が壊れました

石は硬いのですが、やはり乱暴に扱われたりすると欠けたり、割れたりします







韓流

2010年12月19日 05時42分43秒 | 日記
韓流ドラマにハマってしまったのは、いつからだったろうか

「チャングム」「冬のソナタ」あたりだった気がする

それから沢山の韓国ドラマを見た

近い国でありながら よく知らなかった韓国という異国を新鮮な思いで見させていただいた

だが、最近 さすがに食傷気味になっている


儒教国の良さと怖さの両極を強く感じてしまう

家族の絆の強さは美しくもある

私のように家庭崩壊を経験した者には涙なしでは見られない場面も多々ある

我が国の多くの人が失ってしまった美徳が残っているように思う

反面 日本のいにしえの多くのドラマに見られたような家族との葛藤も多くみられる

老人や年長者が尊重されるされるのはとても良いのだが・・・


何にしても学ぶべき事は多いとは思う


今回の韓国旅行はバス任せのツアーであった

3度目の韓国

まだまだ新鮮に感じる

お仕着せのツアーから少しでもはずれようと 自由時間が少しでもあると積極的に

ルートからはずれて散策するように心がけた


少し、撮ってきた写真の紹介をすることにします


1日目 安東河回村(世界遺産)

今 正に人が住み生活しているのです


村の入り口近くに有りました トーテムポールのようですね


村の全体図 風水を考えて作られているそうです








村のご神木




昔はどこにでも見られたようなのどかな風景

あ~ 人が生きて生活してるんだな~ と、感じさせる暖かな風景です


夕暮れ迫る村










母のこと

2010年12月18日 16時28分59秒 | 日記
昨日に続き 母の思い出を記してみます

母は札幌から電車で35~40分程にある石狩当別というところで生まれました

私は母の実家である石狩当別のおじさんの家に何度か泊まりに行っています

叔父さんが家に来たときに一人で一緒について行き、父か母が迎えに来てくれたように覚えています

馬そりに乗ったり 納屋で遊んだり都会っ子にとっては刺激的なことばかりでした

母の妹も石狩当別の農家に嫁いでいて 何度か会っていますがもう 名字も思い出せません

母の妹と思うとそれだけで何だか親しみを感じていたことを覚えています

母は私が中学3年の時に亡くなりました

その時私は反抗期の真っ最中で、入院中の母が1時帰宅を許されて家に帰ってきたのにろくろく口も聞かず、顔を見ることもせず冷たくしたまま別れました

その夜 急に 母は亡くなりました


母は心臓が悪かったので 歩いたりちょっと作業したりするだけで唇が真っ青になっていました

きれいな血と汚れた血が、心臓の壁に穴が開いているために、混じってしまうからだそうです

小学校の頃は帰ってくると母の買い物について行き 荷物を持つことに情熱を燃やしていました

学校から帰ってきて母が買い物に出ていると市場を3ヶ所以上も走って探し回りました


お母さんというと 優しい母の顔しか浮かびません


母が亡くなった後、祖母は私がグレてしまうのではないかと心配していました

私は自分がグレることなど考えられませんでした

それは親の愛情を肌で感じ、確信し 心が充足していたからだと思います

私は時が経つにつれますます両親を尊敬しています

私には考えられない程つらい思いをしながらも 誠実に生きていたからです


気づいた方がおられるかもしれません 

重い心臓病を患いながら出産することが出来るのだろうか?と

そうなんです 

私は両親とは血がつながっていないのです

それにもかかわらずあんなに愛して育ててくれた家族に感謝しています  



ゴリラの全身像です

貰ってくれるなら 何処かの公園にでも寄贈したいと以前から思っていました

運賃だけは相手持ちで・・・

背中が平らで子供が乗るのに丁度良く

重いので簡単に倒れたりすることはないのです








病気

2010年12月17日 20時22分53秒 | 日記
今日は2日酔い

更に風邪の追い打ち

今日は仕方なくおとなしくしていました


最近イイ人とばかり出会う

何だか今年はついている感じ

来年はもっとつくような気がしてならない


最近 灰谷健次郎のエッセーを2冊読んだ

彼は2006年に亡くなっている

1999年のエッセーではかなり体調が良さそうだった

それから7年後、72歳で癌により亡くなった


つくづく人生の先は分からない


私はかなりの健康オタクだと思っている

一人暮らしで病気になりたくない


6ヶ月の入院経験がある

その時、誰の助けも無かったら途方に暮れたに違いない

それを考えるとゾッとしてしまう

出来るなら入院に至るような病気になりたくない一心で健康に留意している

それとて 先のことは分からない


病気になれば 全てを受け入れるのみ


育ててくれた母は 生まれつきの心臓中隔欠損症という病気だった

貧しい農家の長女に生まれ 

兄弟達の面倒をみるために小学校もろくに行っていない

そのせいでカタカナしか書けないようだった

母はほぼ1年おきに入退院を繰り返していたように思う

当時はその病気の人は20歳くらいまでしか生きていられないという話だった


母が家にいるのが何よりも嬉しかった

病院にもよく見舞いに行っていた

私が来るのが嬉しいらしく 食事の中から私の好きそうな物を取っておいてくれた

自分が食べたくても我慢する姿を見て愛を知らず知らずに学んだ気がする

「愛」って、無償であり 自己犠牲なんだと思った



「つむじ風」アイディアスケッチ

これはほとんどそのまま彫刻にしました

大きくすると少し面白いかな~ などと思ってます