彫刻家の独り言

北海道出身の彫刻家 黒田栄一のブログです。Yahoo!ブログ「彫刻家 黒田栄一 山のアトリエ」も見てください。

震災から思うこと

2011年03月29日 08時46分31秒 | 日記
震災支援と復興、更なる災害予防に不可欠なものはやはりお金だろうと思います。
僅かながら私も 今回の出稼ぎの中から寄付させて頂きましたが、これからのことを考えると、増税もやむ無しとの思いが強まります。
復興にかかる費用は莫大なものになると予想されていますが、その財源を確保するのは至難の業のようです。
税金のバラまきをやめることや、支出の精査でその原資を確保を計るのは当然のこととしても そこから全てを捻出するのは不可能のようです。
確かに 今は全世界、全国から寄付が集まっていますがそれで全て解決できるものではないでしょう。
増税を認めたくないのは私も同じですが、今は他に手だてがないように思えます。
それにより 無用なバラまきや一部方々の利益に回されることなどあってはなりませんが、とにかく復興に莫大なお金が必要なのは確かでしょう。

テレビの中で政治家さん達が言葉の揚げ足取りにエネルギーを注いでいる姿にあきれました。
今必要なのは、批判ではなく建設的な言葉と、行動だと思います。
野党がここぞとばかりに 与党を攻撃している姿はあまりにも情けなく悲しい情景です。
今は、権力闘争している時では無いでしょう。
今、政治家さん達にしか出来ないことが沢山あるはずですから。

計画停電、もちろん必要ならするべきでしょうが、方々から不公平の声があがっているようです。
私もそのように感じています。
私が住んでいる所は第2グループに属しているのですが、同じ第二グループの中でも毎回必ず停電が実施されるところと、1度しか実施されていない所、未だ1度も実施されていない所があるのです。
何故 そのようなバラツキが出るのか、何を基準にしているのか、納得できる説明が欲しいものです。
計画停電、必要に応じてやって下さって結構ですが公平を期して欲しいと思います。
東京23区を例外にしたことについても同様です。
本当に必要なら痛みを分かち合うべきではないかと思います。

先日の夜 外でご近所を見渡してみると 家の中に明かりがほとんど見あたりませんでした。
やはり皆さん 節電に努めているのだと思いました。
私もこまめに点灯や消灯を心がけたり居間にある6つの電球の内2つだけをつけるようにしたり、ローソクやランプ 懐中電灯などで過ごす時間を増やしたりするなどして、僅かですが節電を心がけています。
多くの方達もそのように心がけているのではないかと思います。
そんな我々の努力や思いを理解せず、節電促進という名目での電気料金の値上げなども検討されていると聞きます。
それは乱暴であまりにも安易な発想だと思われます。
そのようなことを考える方達こそ率先して本当に節電を実行しているのでしょうか。
疑問です。


今回のようなことがあると、その人の本当の姿が露わになるように思えます。
 

第1次出稼ぎ終了

2011年03月26日 07時53分36秒 | 日記
昨日で第1次出稼ぎが終了しました。
全力で走り続けた感があります。
実際の時間より長いように感じています。
時間感覚が麻痺しているようです。
職場の皆さんには仲良くして頂き、本当にありがたいことでした。
昨夜は 職場の飲み会がありました。
私も参加予定でしたが、夜に計画停電の実施が職場から我が家までの地域だったので、電車を3回乗りかえなければ帰れない私は涙をのんで慌てて帰宅しました。
職場の皆さんと親しく話せる最後の機会を逃したことが非常に残念です。
皆さん 本当にありがとうございました。

震災以後 日本が変わり始めていると感じています。
世界も変わり始めているかも知れません。
みんなで助け合おうという気運が高まっているのではないでしょうか。
原発問題が事態を更に複雑に深刻にしているのですが、それだけに今回の事態がもう他人ごとでは済まないのだという意識を直接には被害のおよばなかった我々にも もたらしていると思います。

悲劇を通して、日本が世界一優しい国になる機会が与えられているのだとも思えます。

政治家の皆さんには、党利を考えての足の引っ張り合いなどせず被災地の人々のことを第1に考え、優しくきめの細かい迅速な対応をお願いしたいものです。
国民はみんな期待して見てますよ。


学び

2011年03月17日 02時43分59秒 | 日記
東北地方太平洋沖地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

大変な事態が起きました。
個人的には大きな災害が起きる可能性を一昨年あたりから警告されていましたが、実際に起こるまでは切実感が有りませんでした。
それに対する備えも勧められていたにもかかわらず、ほとんど実行していませんでした。

悲惨な災害ですが、ここから我々は学ばせて頂いているのだと感じています。
各国の人々の祈りや温かい援助、又 被災された方々が深い悲しみ、苦しみ、心配事をじっと耐えながらもお互いに助け合い励まし合っている姿が心にしみ入ってきています。
我々は決して一人じゃ生きられないし、みんなとつながっているのだと感じさせてくれます。
人間は助け合ってしか生きなければならない生物だったのだと気づかせてくれます。

普段 当たり前のように思っていた水、電気、燃料、食料 その全てがどんなにありがたいものだったのかをあらためて 認識させてくれました。

今 自分には何ができ、何する必要があるのかを見つめ直す機会でもあると思っています。

このブログ、計画停電のこともあり ますます間隔が開いてしまいそうです。



元気回復

2011年03月10日 04時50分36秒 | 日記
昨日の午後少し早めに帰れたせいか 今朝は元気回復。
午前2時5分起床。
自然に目覚めました。
全く現金なものです。

たまった家事を片づけたり色々出来ました。
何だか 少しスッキリしました。

畑も種まきしたいのですがなかなか難しい・・・

昨日の地震、大きな被害が出なくて良かった。
地震に対する備えもしておかなければいけませんが、出来ていません。
東京も何時大きな地震が来てもおかしくないようですから、真剣に備えなければなりません。

今日はイイ日になりそうです。
後 1時間少しで出勤です。

グズグズ

2011年03月09日 03時47分50秒 | 日記
ブログ更新、大分サボってしまいました。
相変わらず 出稼ぎ生活が続いています。
今週はまだまだ気を抜けませんが、来週あたりから 少し楽になるかも知れません。

もうすぐ収入があるかと思うと、財布のひもも幾分ゆるんできています。
普段は諦めている美味しい日本酒などを買って帰ったりしてます。
ただ、悪化した腰痛が不安をもたらします。

個展前など疲労やストレスが激しくなると決まって腰痛が悪化します。
今回も、考えていた以上の疲労とストレスが有ったようです。
何はともあれ 全力で今を生ききるしかないようです。
考えさせられたり、学んだりすることが多いのも事実です。

明日のための今日ではなく、かけがえのない「今日(今)」そのものを大事に味わい尽く為にも、時間の無駄をいかに減らしていくかが今の課題です。

今年5月下旬からの出稼ぎの申し出を受けたことについては短慮であったかも知れないと、やや弱気の虫が顔を出しています。
しかし、このまま何事もなく次の出稼ぎが確定するなら それが自分にとって必要なことだったのだと理解して、全力で頑張る覚悟ではありますが・・・いかんせん期間が長い・・・。


次の出稼ぎ決定

2011年03月04日 03時59分44秒 | 日記
思いっきり歯切れ悪く 次の出稼ぎ決定。
悩みに悩んで うなりながら決定。
もう 相手方に伝えてしまったので後戻りは出来ません。

必要だったのでそうなったと 考えることにします。
確かに 金銭的にはかなりマズイ状況でしたから。
幸いというか不幸にしてというべきか 未だ今年、来年の個展会場も押さえていませんでしたから。
決めた以上は前向きに楽しんで全力で乗り切ることにします。

来年1月で齢19年目に入る我が愛車のケイトラちゃん、さすがに買い換えを考えていたので この出稼ぎは有り難い。
家の塗装も出来ます。
個展も開けます。
石も買いに行けます。(10年以上買いに行っていませんでした)
大理石が欲しいんです。

あ~ やはり必要でした・・・。

出稼ぎ中でも身体が慣れてくれば何かできる制作も有るはずです。
前向きに、前向きに・・・

そうそう 今日は今の出稼ぎ先の有志の方が歓迎会をして下さるとのこと。
短い期間しかいられないのに 本当に有り難いことです。
お陰様で人に恵まれています。
この出会いに感謝したいと思います。

疲れ気味

2011年03月03日 04時52分28秒 | 日記
出稼ぎ生活、やりがいもあり楽しい毎日だが、体力的には限界が近いようだ。
持病の腰痛がひどくなっている。
夜の寝返りは苦痛の悲鳴を伴う有様。
情けない話だ。

昨日 次の出稼ぎの打診があった。
今の職場のすぐ近くで、今年の5月から来年の3月末までとのこと。
今回のような短期の出稼ぎが年に3回前後が理想なのですが・・・。

過日の我が家の2つの工事で多大な支出を強いられた為、確かに出稼ぎの必要がある。
ただ、長期は辛い。
今日中に返答する約束になっているが、いまだに心は決まらない。

制作がまるで出来ていない状態が続いている。
1ヶ月のことと 割り切ってはいるのだが、やはり少しは何とかしたいものだ。
通勤時間で多少読書できて有り難いこともある。