彫刻家の独り言

北海道出身の彫刻家 黒田栄一のブログです。Yahoo!ブログ「彫刻家 黒田栄一 山のアトリエ」も見てください。

食べないほうが健康になる!? (私のダイエット史1)

2017年03月31日 19時28分42秒 | ダイエット
私のダイエット史1

2015年9月頃、医者からの冷たい告知。

それから 本を読み 学び、自分なりの健康法を細々と実践している。


それまでも 結構健康オタクでいろいろ試してはいた。


(だが そのどれもが 私の性格同様 エエかげんで 不勉強で 不徹底であった)


30代の半ば過ぎに 体重が95キロ台に達したことがある。

下を向いた瞬間 ブチッ っと、音を立て ベルトがちぎれた。

さすがに慌てた。

自分でも 太ってきているのを「まずいなー」と 思い始めていた。


真面目にダイエットしようと思った。(美容より健康のため)


その後から、適当に読んだダイエットの「本」に従って(どんな本かは忘れてしまったが・・・)

ダイエットを始めた。


簡単な方法だった。


摂取カロリーを減らすだけ。


3食しっかり食べるが、キュウリだとかコンニャクを中心にして 

ともかく 摂取カロリーを減らすのだ。


結果、

3ヶ月で60キロ台になった。

さすがに 急に減らしすぎたようで 最後にはめまいがひんぱんにしたりして

身の危険を感じた。


周りの多くの人たちが「やめろ」と、言った。


そこでやめた。


すると3キロほど体重は戻り、2~3キロ上下するだけで数年が過ぎた。

後はじわじわと体重は増加傾向に向かったが、85キロを超すことは無かった。



次に、40代の頃 医者から「痩せないと アンタ 死ぬよ!」と、冷たく言われ

第2次 ダイエットが始まる。


その話は また今度。




モデルは元妻ー彫刻「石衣」

2017年03月31日 09時16分50秒 | 美術
彫刻家なんだから 味噌の話ばかりじゃなく 彫刻の話もしなくちゃね。


 「石衣」黒御影石 東京都美術館(上野)にて元妻と作者





モデルになった元妻も私も未だ20代でした。

若かったなー


もうこの大きさの作品は、注文がない限りは創りません。


発表場所も置き場所もないし、輸送費も高いしで 残念ながら 今はもう 創りません・・・


経済状況が今の方が悪化しているのは なんと言うか マズイよなー

麹菌様 あなたはすごい!

2017年03月31日 05時47分26秒 | 食品
先日の味噌、とっくにできました。

少量ずつ作っているのですが、消費量が多くないので結構たまってきています。

速成味噌って 結局麹の量を多くし温度を高めに維持することで麹菌に目いっぱい働いて貰うということによって出来るんでしょうね。

多分・・・

麹の使用量が普通の味噌作りの量より2倍は多く使うことが多いようですからね。

自分で作った味噌って 本当に貴重に感じます。

少しも無駄にできないって感じです。


そろそろ作りおきの塩麹も無くなりかけています。

これも新たに作らなければなりません。


野菜を刻んで 塩麹とまぶしておけば、大概の野菜は美味しく食べられますからね

有り難いモノです。


このあたりでは最近 麹が手に入りません。

テレビの健康番組あたりで取り上げられたので、多くの人が買っていったためなのでしょうか。

近くのどこのお店でも 売り切れ状態が続いています。

もっとも 私はネットで取り寄せたので ここ暫くは困りませんが。


 取り寄せた麹


これからの楽しみは麹の種類や塩の種類、量などで出来上がりがどう違うか試すことです。

そんなに真剣にやるつもりはありませんが 遊びがてらのんびりやってみようと思っています。

趣味と実用 両得ってやつです。


それにしても麹菌は素晴らしい。


納豆菌も素晴らしいが。





東京造形大学に入学した頃ー西常雄先生や佐藤忠良先生のこと

2017年03月30日 20時58分58秒 | 美術
何だか すっかりブログにハマってしまいました。

実は こんなにブログを書きたいと思ったことはないのです。


自分の足跡を残せるかもと、思い始めたからかも・・・

そして読んでくださる方がいるということが力づけられて。


では、話の続きです。

大学で授業が始まりました。

初めての彫刻の授業で西常雄先生が仰ったのを聞き、「あ~あ、これが大学なのだ」と感動したのをよく覚えています。

(西 常雄  東京美術学校在学中に帝展入選。新制作派(新制作協会)展で新作家賞、第2回中原悌二郎賞受賞。

戦後、新制作派協会会員となる。

武蔵野美術大学、東京造形大学などで教官、多摩美術大学教授を歴任。

多摩美術大学美術館、いわき市立美術館などに作品が所蔵されている他、各地の公的施設の敷地などに野外彫刻が多数ある)



「君たちの中で自分に才能が無いと思ったものはすぐにやめなさい。

才能のないものが、続けるのは不幸のもとになる」と、

そのような意味のことを、仰った。


今までの学校生活では はおだてられたり、「何事も諦めるな!」と励まされたり、叱咤されることはあったがこのようなことは言われたことがない。

何という素晴らしい先制パンチであろうかと感動したのだ。

この厳しさが大学なのだと・・・

(もちろん自分に才能が無いなどとチラリとも考えなかった)

もっとも、才能があろうが無かろうがやめる気などサラサラ無かったが。


佐藤忠良先生は頻繁にはいらっしゃらなかった。

時折 塑像の授業中にいらっしゃってそれぞれの制作途中の作品について指導してくださった。

私は恋する乙女のように一番後ろから一言も聞き逃すまいと、師の言葉を聞いていた。

(とんでもなく尊敬し、畏怖するあまり、とても目前で聞くことができなかったのです・・・・本当に愚かでした)

嫌われても もっともっと 近づいていけばよかったのに・・・


入学するまで知りませんでしたが佐藤先生の娘さんが 当時超有名だった 佐藤オリエさんだったのです。

佐藤オリエさんといえば当時の人気ドラマ「若者たち」に出演しており、俳優座の素敵な女優さんでのした。



又 「男はつらいよ」シリーズではマドンナ役もなされたはずです。

佐藤先生ならそんなこともあろうと なんとなく 納得してしまったものです。




彫刻家を志す頃-佐藤忠良先生に憧れて

2017年03月30日 11時58分40秒 | 美術
何だか 出遅れてしまい 家でウダウダしているついでに 又 ブログを更新しようと思う。

大学時代のことを少々書かせてもらいます。

大学は東京造形大学 美術学部彫刻専攻

佐藤忠良という彫刻家に憧れ、惚れて惚れ込んで、彼が教鞭をとる東京造形大学の学生となる。


佐藤先生の作品は中学の美術の教科書に載っていた

1912年宮城県生まれ。

1917年から1932年まで北海道で育ったということで、北海道とは縁が深かった。

高校で佐藤先生の個展や全道展などで作品を拝見し、講演会などを聞いているうちにすっかり惹かれてしまったのである。

彫刻で師につくなら 佐藤忠良先生しかいないと 心密かに思っていた。


 当時 中学の美術の教科書に載っていた作品です  「ふざけっこ」ブロンズ

大学に入れて 忠良先生に師事出来ると思うと 嬉しくて 嬉しくて・・・

でも、過激派学生に占拠され 大学は封鎖されていたのです。

もう 主義主張など関係なく ただひたすら 大学の再開を願ったものである。

大学が始まったのは確か7月頃だったような・・・もう少し早かったか・・・?

ともかく貧乏人である私は「授業料をどうしてくれるのだ」と誰とも知れぬ校舎封鎖仕掛け人に叫んでいた。

入学式もあったんだか 無かったんだかサッパリ覚えていない。

(あったとしても出ていない・・・)


  大学に入って初めてクラスメートをモデルにして彫った作品 
                               「まつもと」黒御影石

上記の作品は背負子に背負い、故郷北海道の道展という美術団体に出品し、新人賞受賞した。

別送することなど思いつきもせず、ただただ情熱に駆られ 作品を背負って行った。




-続く-



彫刻作品「杜の歌」 ご覧下さい

2017年03月30日 07時36分20秒 | 美術
更新画面にたどり着くまでに3時間余を要してしまいました。

パソコンの調子悪さに拍車が掛かってしまいました。

なんとも先行きが不安になります。

そんな訳で朝のウオーキングもパス。


今日から又新作に取り掛かりますが、未だ何を作るか決めていません。

作り置いた原型から選ぶか、新しくアイディアスケッチから始めるか考え中です。


以前に作った作品を詳しく、順次紹介していきたいと思っています。

以前 ブログで紹介した作品も交じるかも知れませんが どうぞご容赦下さい。


今回の作品は「杜(もり)の歌」です。

素材は木と黒御影石です。

自然讃歌の作品です












 東京 新宿 ギャリー「絵夢(えむ)」にて




 友人基地 八王子めじろ台画廊「17舎」042-673-2631 喫茶店「やまぼうし」でもあります


一昨日 友人基地に行ってコーヒーをご馳走になり、帰りに焙煎珈琲豆やしいたけまで頂いてしまいました。

有難いやら申し訳ないやら・・・


 頂いた飲みごろの焙煎済みコーヒー豆


 しいたけはスライスして乾燥させている  少しずつ楽しみたいですからね



新作彫刻作品の写真を追加します

2017年03月29日 14時34分52秒 | 美術
今朝アップした作品の写真を追加します。

今日は作品の台座を作りました。

これで一応この作品は完成とします。

写真を追加しますのでどうぞご覧ください。
















  彫刻写真なので色々な角度から見てください  一寸くどいかな・・・ごめんなさい

本当は実物を見て欲しいんですけどね


パソコンの調子が悪い・・・

苦労してブログをアップしています。

多くの方に作品を見ていただきたいと思うのです

2017年03月29日 05時46分42秒 | 美術
新作がほとんど出来上がりに近いので、見てください。

後、台座を今日作ることと、眺めていて気づいた細かなところを少々修正するくらいでとりあえず完成とします。

「とりあえず」とつい 入れてしまうのはキリがないからです。

自分が終わりと決めない限り制作に終わりは無いからです。

作品の完成なんてないのかもしれませんね。




 黒御影石 妖生時代シリーズ

機会があれば是非実物をご覧いただきたいです。


よく考えると こうして作品を見ていただけるなんて、いい時代になったんですね。


実は、ブログで作品を見ていただくことに少し抵抗を感じていたんです。

やはり実物を見ていただきたくて・・・

「実物を見ないで作品を判断されたくない」って感じでしょうかね。

傲慢ですよね。


個展をしても見に来てくださる方はそう多くはないし、ほかの展覧会にしてもどのくらいの方が見てくださっているやらアヤシイものです。

私が死ぬまでにどれほどの人が作品を見て知ってくださるのか・・・

後 どれだけ生きられるのか・・・

どれだけ制作できるのか・・・

そう考えると、折角多くの方に作品を見ていただける、知っていただける機会をみすみす見逃す手は無いことにようやく気づいたのです。

全く 遅いですよね。


それで ここに心新たに 又 ブログを書かせていただくことにしたのです。


そして ご縁を大切にしたいと 心から思うのです・




なんと言っても やっぱり健康第一ですよね

2017年03月28日 15時43分17秒 | 日記
昨日も大事を取って、脱力生活。

1日中、お腹も下って 体調は今ひとつだった。

でも、今朝はスッキリ目覚めた。

やっぱり 健康第一だなと思い、久しぶりにウオーキングに出かけた。

このところ 夜が明けるとすぐに 山へ制作しに行っていた。


ウオーキングには約1時間を要するので、制作に心が向いている時にはこれを省くことが多かった。

でもやっぱり健康あっての制作だものね。

ウオーキングは省いちゃいけません。


 やはり朝は気持ちが良い  鳥だちがたくさんいて 楽しい


 早咲きの桜も少し咲いている  まだ少し寂しげかな


 去年はここで友人たちと花見酒と洒落込んだっけ

その後 山のアトリエで制作しました。

今製作中の作品が大体できたので 明日は写真でお披露目します。

体調不良から復活

2017年03月27日 08時58分36秒 | 日記

  黒御影石  去年グループ展に出品

昨日は朝から雪が降って 驚かされた。

家のアトリエで作業しようとアトリエに入る。

薪ストーブを焚くがちっとも暖まらない。

体の芯がおかしな感じがする

頭痛がする

悪寒をおぼえる

これはおかしいと気づいた。

制作は諦めて母屋で暖を取るが寒いままである。

1日で口に入れたのは自家製野菜ジュースのみ。

食欲がないので辛くはなかった。

早めに布団にはいる

体中が痛い。

だが、気持ちがいい。

身体がすっきりしてきている。

そういえばこのところ 食生活が乱れてきていた。

そもそも娘の影響もあり、ほとんど野菜ばかりの生活をつづけていたのに、最近肉を多くとっていた。

数日前など、鳥の唐揚げを1度に大量に食し 夜中に下痢をした。


1年半ほど前から食生活大幅にを変えた。

それまでも食生活にはかなりのこだわりを持っていたが、身体はダメージを受けていたようで、かなり深刻な不調を訴えた。


自分で治そうと決心した。

とりあえず減塩を心がけながら書籍を読みあさった。

そこで 自分の指針を決めたのですが、その話は次回に回します。


今朝はわざと寝坊をし、今は身体にスッキリ感が行き渡っています。

今日も雨ということもあり、無理せずに様子見をするつもりです。


今急に アルバイト要請の電話が有った。

週に一回だけという。

月に2万円余だ。

その割には責任は重い。

断るつもりでいたが、今までに経験したことのない内容だったので興味を惹かれた。

さあ、どうなることやら。

新作制作3日目

2017年03月25日 19時09分35秒 | 美術
新作制作3日目。

荒彫りを終え、仕上げに近い仕事中。


 2日目の終わり 1部分の写真 かなり形が出てきている

今日は昨日に引き続き細かく形を出し締めていく。

仕上げに近くなるとこの作業が続いていきます。

1部分を変えると、必ずほかの部分に影響を及ぼします。

そこから見えてきたものに修正を加えると、ほかの部分に影響が及びます。

そのようにして、延々と作業が続きます。

そして、今の自分として限界と思われるところで作業が終わります。

この作業とは制作のことです。

石の作品はこのようにできます。

最初の作るイメージがある程度明確であれば、彫り始めるともう止まりません。

次に彫るところが次々に見えてきて、手が止まらなくなります。

いいのか悪いのかわかりません。

ともかく そうなるのです。


 今日の終わり 3日目

午後から塚本氏のところへ、先日の片手ま作品を持参し、見てもらい そのまま展示してもらいました。

塚本氏はありがたい友人の一人です。


  塚本氏の基地、めじろ台画廊


  塚本氏のところでごちそうになりました

石を割る

2017年03月24日 04時55分52秒 | 美術
新しい作品にとりかかりました

既に作って家に置いてあったテラコッタの原型を元に制作することにして

先ずは石選び。

仕事場に散乱している石を物色。

適当な石がないかさがしました。

適当な石は見当たらず、完成予定より大きめの石を 割ってつかうことに決定。


  割ることにした黒御影石

最初に割る予定のところに線を引き、次にハンマードリルというドリルの親分のような機器で穴を開ける


   ハンマードリルと石

穴を開けたらクサビを打ち込む。


  ハンマードリルで穴をあけたところ

  穴にクサビを打ち込んだところ

次に慎重にハンマーでクサビの上部を軽めに打って打ち込んでいきます

なるべく均等にそれぞれのクサビに力を加えるようにして

そうしないと思わぬ方向に割れてしまいかねません

今までに何度か失敗しているので慎重にすすめる


   割スジにヒビが入ったところ


  見事に思い通りに割れたところ

うまくいった

今回は小さい石を割ったので簡単だったが大きい石を割る時はかなり大変な作業となります

小さい方の石を作業台の上に乗せ、荒彫りを始めました

出来上がりは最初の石の重量の三分の一程になる予定

1度の休憩も入れず夢中になって荒彫りをした

荒彫りが一番楽しい気がしています

ボンヤリと形が出てきたところで昨日の作業は終了

これから 山のアトリエに行き、続きの制作をします

速成味噌作り

2017年03月23日 05時25分11秒 | 趣味・娯楽
数年前に1度だけ味噌作りに挑戦したことがあります。

1年近くかかって、何とか普通の味噌になりました。

自分で作ったという思い入れもあり、美味しいと思っていました(本当のところはわかりませんが・・・)


今年に入ってから又味噌を作りたいと思い立ちましたが、億劫でちゅうちょしていました。

簡単に作る方法はないかとPCで調べてみますと、2~3日で作る味噌というのが見つかりました。

私のような面倒臭がりで、気の短い男にぴったりの気がしました。

早速、作ってみることにしました。

大豆は大量に買ってあります(その方が安く手に入るから)

麹は3種類ほど買い置きがありました(塩麹、醤油麹を作るため)

使うのはヨーグルトメーカー。

幸いに我が家でいつも活躍してくれている、ヨーグルトメーカーがあります。


  このヨーグルトメーカーで塩麹醤、油麹、納豆をよく作ります

結果は、1目でさえもそれなりに味噌の味のする物ができました。

都合2日半ほどで出来上がりとしました。

甘めではありますが、味噌の味のするモノが出来上がりました。

感激です。

野菜につけたり、スープにしたりして楽しみました。

それから何度か、麹や塩の量などをかえて挑戦しています。

今も、ヨーグルトメーカーの中に作りかけの味噌が入っています。

塩の量を少し増やしたので、辛めの味噌が出来つつあります。


友人に少しづつ味見してもらっています。

(迷惑をおかけして スミマセン・・・)

自分で作ると何でも美味しく感じてしまうので、本当の味はどうなんでしょう・・・?

私にとっての版画

2017年03月22日 03時37分53秒 | 美術
昨日は朝から1日中雨でした。

そこで家のアトリエで薪ストーブを焚きながら、版画を刷りました。


 残念ながら燃えが悪いのです

小さな版画を2点摺りました。

どちらもかなり前にあらかた彫り終えていましたが、最後の刷りが億劫で放ったらかしにしてあったものです。







去年の10月に3人展をしました。
 
一人は児童文学と版画をやっていらっしゃる大塚さん、もうひとりは木工の塚本さんです。

場所は八王子のめじろ台画廊「一七舎」。

私が長く停滞していたのを心配してくれた二人が、元気出せと計ってくれたのです。

有り難い友人です。

中でも大塚さんの版画は量、質ともに圧巻でした。

とても刺激になりました。




 上の2点 大塚氏の木版画


会期中から木版画をしたくなりました。

版画そのものの魅力の他にコミュニュケーションの道具としての魅力を感じたのです。

彫刻は何かにつけて不自由なものです。

制作に時間がかかる上、材料費もかかることなどから 気軽に人に贈ることもままなりません。

その点簡易な版画であれば・・・と、考えた次第です。


それ以後 芸術性などと大上段に構えることをやめて、主にコミュニュケーションツールとしての版画という位置づけで

楽しむことにしたのです。

とりあえず出来上がりました

2017年03月21日 05時09分39秒 | 日記

 「妖生時代」   黒御影石

手がけていた作品がとりあえずできあがりました。

出来上がってすぐって、自分の作品を客観視出来ないんですよ。

自分だけなのかと思ってほかの作家に聞いたことがあるんですが、私と同じふうに感じてる人も多いみたいです。

時間が経てば、作品そのものとして見ることが、大分できるようになるんですけどね。

実はもう1点石を使ったアイディアスケッチのような作品も1点できました。


   黒御影石

手のひらより少し大きいくらいの作品です。

片手で持ちながら制作する場面が多いので、自分では「片手ま仕事」なんて言ってます。

かなり即興で楽しめます。

機会があれば是非実物を見て欲しいです


そろそろ山のアトリエに制作に出かけようと外を見ると雨が降っていました。

今、私の山のアトリエはボロボロで、雨が降ると仕事になりません。

従って、雨が止むまで 家のアトリエで制作します。

実は家のアトリエもボロボロなんですけど・・・