彫刻家の独り言

北海道出身の彫刻家 黒田栄一のブログです。Yahoo!ブログ「彫刻家 黒田栄一 山のアトリエ」も見てください。

ありがたく頂いていますー湧水

2017年07月22日 19時45分34秒 | 美術





アイディアスケッチ  ボールペン、墨



今日も暑い日でした。


ここのところ毎日、山のアトリエに向かう途中で 湧水を空きペットボトルなどに2~3本頂いてきます。

ここ20年程、我が家の煮炊きの水と飲み水のほとんどはこの水を使っています。



この湧水は季節によって水量が変化します。

雨が多く降ったあとは水量が豊かになります。

今はほんの僅かの水しか湧いてきていませんので、2~3本のペットボトルに水を貯めるのにも時間がかかります。

感謝して 大事に使わせて頂いています。


昨日 友人の所へ最近手がけている極小品(石によるアイディアスケッチのような作品)や販売用小物を

持ち込んで、感想を言っていただきました。


かなりの数が出来上がってきています。



ようやく身体が暑さに慣れてきたようです。

冷房は全くつけていないにもかかわらず、あまり辛くありません。

必要なものはそう多くない

2017年07月20日 03時02分30秒 | 美術





アイディアスケッチ  ボールペン



どうも 梅雨が明けたらしい。

これから本格的な夏がやってくる。


早朝の制作が定着してきました。

涼しいうちに屋外での制作や作業をし、暑い時は家仕事と分けることにより能率アップを図る作戦。

今のところ うまくいっています。


先日の北海道旅行から頭を離れない言葉があります。

「必要なものはそう多くは無い」です。

最近、頻繁に頭に浮かびます。


その考えが強まったのは、北海道での10日間のカプセルホテル住まいの経験からです。

持ち込むものは最小限であり、狭いカプセルホテルでは できることも限られていました。

用事で北海道に行ったので、用事以外は特段「やりたいこと」も「見たいもの」も「行きたいところ」も有りませんでした。

やるべきことをやって、空いている時間は、「マック」で読書をしたり、アイディアスケッチばかりしてました。

夜、友人と飲み語らうことが唯一の楽しみでした。

とても シンプルな生活でした。

それで、充分満足できたのでした。





全部他人のせい・・・!!!?

2017年07月18日 09時50分49秒 | 美術









全道展出品作品 「妖生時代」黒御影石


 今朝も夜が明けてすぐに山のアトリエで制作開始しました。

小品の台座作り4点、小品の磨き1点。


昨夜、友人と飲みました。


その友人から聞いた話ですが、ある小学校の子供が問題行動を起こしているのに、その親は「それは学校のせい」として、

学校に協力しようともしないとの話でした。

以前からよく聞く話で、珍しくも何ともなくなっているほどですが、やはり呆れてしまいました。

先生たちは、頭を抱えているそうです。

当然です。

当の子供は、先生の言うことなどハナから馬鹿にして一切指示に従わないとのことです。

親が子供の問題行動を「他人のせい」にしていては、子供のためにならないことに気づかないのでしょうか。

呆れるとともに、先生方に同情してしまいました。


早朝散歩はお預け

2017年07月17日 09時09分12秒 | 美術





  全道展の会場と仲間の彫刻です


ここ数日夜明け後すぐから 制作しています。

早朝の散歩はおあずけです。

暑さ対策です。

暑いと 屋外の制作はなかなかこたえますから・・・・

10月下旬の小さな個展に向けての作品作りをしています。


小さな画廊では空間を必要とする「彫刻」にとっては、かなりキビシイ環境なのです。

先日、札幌でお手伝いした「野村さんの個展」が参考になりました。

野村さんは、細長く狭目の会場を上手く利用しておられました。

「現状を肯定的に捉え、臨機応変に対処する」ことを学んできました。

私は未だ、「臨機応変さ」が足りないと反省させられました。

どこかで「固定化」された考えが、未だ 私を縛っているようです。


今、小さな石の彫刻をたくさん作っています。

小さくても石の「表情」「魅力」が感じられるものを作ろうと、心がけています。

現物を目の前にして「これのどこがなんですか?」などと問われることは、恐ろしくもあるのですが、

今できることを やるしかありません。


とにもかくにも、又 ブログを再開します。