息子の30歳の誕生日に、
92歳の父方の祖父と、80歳の母方の祖母とともに
その日を祝うことが出来ました。
週に一度の整形外科通院日の前日に当たったので
祖父栄氏をお迎えに行っていっしょに温泉付きレストランに出かけたのでした
帰宅したら午後十時過ぎ、
それから時間を忘れて
ビデオ鑑賞会となりました
「ハウルの動く城」を家族みんなで最後まで見ることが出来ました
面白くなければ寝てしまう素直な二人の高齢者も
最後まで熱心に見ていました
こんな誕生日初めてとは当の息子の弁
仕事を終ってもうどこへも行きたくないのに
せっかくだからと車を出して、
ジーちゃんとバーちゃんと3人でコンロを囲んで
焼肉、二人の面倒を見ながらお肉を焼いて
お腹いっぱい、
お風呂の中ではジーちゃんから目が離せなくて
何をするにも時間の掛かるジーちゃんに驚き
とくに洗い場では何度も何度も
ただひたすら30分も身体を洗い続けるじーちゃん
お父さんと交代に何度も見に行っても同じことを繰り返し
結局湯につかる時間が短くなってしまったじーちゃん
でも、先々週には温泉のサウナから救急車で病院に運ばれたというじーちゃん
心配で目が離せない
お父さんはさっさと出て行ってしまう
結局ジーちゃんの係みたい
脱衣所のジーちゃんはあんなにせっせと洗った身体に
煮しめたような下着をまた着たという
老人臭は着ているものの所為だった
お祝いというけれどなんだか出汁にされただけのようといいながら
ほんとうはいろいろなことを学んだのだった
お誕生日おめでとう
92歳の父方の祖父と、80歳の母方の祖母とともに
その日を祝うことが出来ました。
週に一度の整形外科通院日の前日に当たったので
祖父栄氏をお迎えに行っていっしょに温泉付きレストランに出かけたのでした
帰宅したら午後十時過ぎ、
それから時間を忘れて
ビデオ鑑賞会となりました
「ハウルの動く城」を家族みんなで最後まで見ることが出来ました
面白くなければ寝てしまう素直な二人の高齢者も
最後まで熱心に見ていました
こんな誕生日初めてとは当の息子の弁
仕事を終ってもうどこへも行きたくないのに
せっかくだからと車を出して、
ジーちゃんとバーちゃんと3人でコンロを囲んで
焼肉、二人の面倒を見ながらお肉を焼いて
お腹いっぱい、
お風呂の中ではジーちゃんから目が離せなくて
何をするにも時間の掛かるジーちゃんに驚き
とくに洗い場では何度も何度も
ただひたすら30分も身体を洗い続けるじーちゃん
お父さんと交代に何度も見に行っても同じことを繰り返し
結局湯につかる時間が短くなってしまったじーちゃん
でも、先々週には温泉のサウナから救急車で病院に運ばれたというじーちゃん
心配で目が離せない
お父さんはさっさと出て行ってしまう
結局ジーちゃんの係みたい
脱衣所のジーちゃんはあんなにせっせと洗った身体に
煮しめたような下着をまた着たという
老人臭は着ているものの所為だった
お祝いというけれどなんだか出汁にされただけのようといいながら
ほんとうはいろいろなことを学んだのだった
お誕生日おめでとう
我が家の庭でも
沈丁花が匂い
椿はそこここに重たい花びらを散り敷いています
梅も、さくらんぼも終ってしまいました
窓越しに見えるお向かいの庭は春がいっぱい
濃いピンクの桃の花が満開
連翹の濃い黄色、風に揺れる雪柳、白もくれん
真紅とサーモンピンクの木瓜がそれぞれに枝いっぱいに花をつけています
白と黄色の大小の水仙が競うように咲いて、、、
お散歩の人も足を止めて春を楽しんでおられるよう
老犬コスモも春を迎えて
驚異的な体力で危機を脱したようです
絶望的に深くて大きかった腰の傷がホントニ小さくなりました
反対側にできた血の固まりも乾きました
短くなった尻尾も水も漏らさぬ必死のテーピングをしなくていいようです
日に何度もガーゼを取替え消毒をしていた三箇所の傷がほぼ完治
ついに三角巾をとってお散歩をしました
何時こけるかわからないので目は離せないのです
前足をほんの少しずつ早足にちょこちょこと出し、
それに後ろ足がゆっくり付いて行きます
それこそ気の長いお散歩補助が必要
そうして数軒先の角のくろムク犬君のお家まで歩いて行きました
帰りは抱えてきましたが
ほんとにお散歩大好きです
百花の開く春は元気になる季節のようです
この「ちょっと元気」がまた次なる問題を引き起こすので要注意
赤ちゃんのお尻ふきと、消毒セットは常備品
さて、準備OK
おやすみなさい
沈丁花が匂い
椿はそこここに重たい花びらを散り敷いています
梅も、さくらんぼも終ってしまいました
窓越しに見えるお向かいの庭は春がいっぱい
濃いピンクの桃の花が満開
連翹の濃い黄色、風に揺れる雪柳、白もくれん
真紅とサーモンピンクの木瓜がそれぞれに枝いっぱいに花をつけています
白と黄色の大小の水仙が競うように咲いて、、、
お散歩の人も足を止めて春を楽しんでおられるよう
老犬コスモも春を迎えて
驚異的な体力で危機を脱したようです
絶望的に深くて大きかった腰の傷がホントニ小さくなりました
反対側にできた血の固まりも乾きました
短くなった尻尾も水も漏らさぬ必死のテーピングをしなくていいようです
日に何度もガーゼを取替え消毒をしていた三箇所の傷がほぼ完治
ついに三角巾をとってお散歩をしました
何時こけるかわからないので目は離せないのです
前足をほんの少しずつ早足にちょこちょこと出し、
それに後ろ足がゆっくり付いて行きます
それこそ気の長いお散歩補助が必要
そうして数軒先の角のくろムク犬君のお家まで歩いて行きました
帰りは抱えてきましたが
ほんとにお散歩大好きです
百花の開く春は元気になる季節のようです
この「ちょっと元気」がまた次なる問題を引き起こすので要注意
赤ちゃんのお尻ふきと、消毒セットは常備品
さて、準備OK
おやすみなさい
3月
山女漁の解禁とともにUR氏は雪模様もものともせず
椎葉村を目指してお出掛けです
昨年の今頃すでに、我が家の愛する老犬は小の排泄に介助が必要でした
一昨年秋、小屋の床板を簡単着脱2枚構造にして3枚つくり
毎日交換洗浄することにより、毎日の尿漏れに対応していました
今、すでに床も、床ずれ防止に厚く敷いた毛布も尿漏れに困ることもありません
もう自然には出ないのですから
横になった身体を持ち上げるのは棒を持ち上げるようです
少し前まで近所迷惑を心配するほど頻繁に鳴いていたのに
今はときどき数回鳴いて呼ぶだけ
就寝時にも身体を耳にして、その声を聞いています
30年前に娘が生まれたとき、ホンの小さな声を発しただけでもぱっと反応して起きたことを思い出します
男には出来ない芸当ですね、きっと
だから寝る時間が問題なのです
鳴かないと、寝る前に起こして排尿をさせるかどうかを悩み、待っているうちに
就寝時間が遅くなり、結局早朝に起こされることも、、、
そんなことしながら1年が経ったことになります
腰の傷を診てもらいに行って、床ずれと診断され
獣医さんに「まだまだ長生きしますよ」
と太鼓判を押されて、まだまだ続くんだと複雑な思いになりました
数日後、獣医さんの言うとおり反対側の腰からも黒い血が大量に出血
腰の両方に出来た傷の手当てに息子の肩を脱臼したときの大量の三角巾が
役に立ち、毎日洗濯しながら交換に時間を費やしました
とにかく動くのです
その手当てはなんとも不毛な行動のような気がしていましたが、
何日かすると快方に向かっている様子です
台所に連れ込んで格闘していましたが、「獣臭い」と男たちの心無い言葉
臭いのはわかるけど、そのときだけなのだから
私のきもちが ぐちゃぐちゃになるようなことは言わないでほしい
男たちは止めろとはいわないけれど、
決して役立つわけじゃない
出来るだけ目に付かない時間帯に処置してしまいたいところだけれど
時間ばかり掛かって、、ほんとうにくたくたになる
老いにつきあうということはこういうことかと
愚痴れば、「犬はぺっとであって人間じゃないんだから、どこまでも関わればいいというものではない」
そういうごもっともなシビアな話も聞かせていただく
できなければそういう対応もあると頭ではわかっている
でも、ある日、なぜ手伝ってくれないのと、切れた
切れても自分が惨めになるだけ
もう一日
もう一日と出来ることをしていこう
結局私は、一番弱いものに寄り添っていきたい
弱いものを私の手で切り捨てたくはない
今、私がその命をあずかっている
命を預かるというのは、ほんとに簡単なことではない
老いに波長があってくるんだろうか
自分でも何か(たぶん私の脳細胞)が壊れていく感じがある
夕方自分でちゃんとスープたっぷりの食事をした老犬は
あしたもワンと言ってくれるだろうか
山女漁の解禁とともにUR氏は雪模様もものともせず
椎葉村を目指してお出掛けです
昨年の今頃すでに、我が家の愛する老犬は小の排泄に介助が必要でした
一昨年秋、小屋の床板を簡単着脱2枚構造にして3枚つくり
毎日交換洗浄することにより、毎日の尿漏れに対応していました
今、すでに床も、床ずれ防止に厚く敷いた毛布も尿漏れに困ることもありません
もう自然には出ないのですから
横になった身体を持ち上げるのは棒を持ち上げるようです
少し前まで近所迷惑を心配するほど頻繁に鳴いていたのに
今はときどき数回鳴いて呼ぶだけ
就寝時にも身体を耳にして、その声を聞いています
30年前に娘が生まれたとき、ホンの小さな声を発しただけでもぱっと反応して起きたことを思い出します
男には出来ない芸当ですね、きっと
だから寝る時間が問題なのです
鳴かないと、寝る前に起こして排尿をさせるかどうかを悩み、待っているうちに
就寝時間が遅くなり、結局早朝に起こされることも、、、
そんなことしながら1年が経ったことになります
腰の傷を診てもらいに行って、床ずれと診断され
獣医さんに「まだまだ長生きしますよ」
と太鼓判を押されて、まだまだ続くんだと複雑な思いになりました
数日後、獣医さんの言うとおり反対側の腰からも黒い血が大量に出血
腰の両方に出来た傷の手当てに息子の肩を脱臼したときの大量の三角巾が
役に立ち、毎日洗濯しながら交換に時間を費やしました
とにかく動くのです
その手当てはなんとも不毛な行動のような気がしていましたが、
何日かすると快方に向かっている様子です
台所に連れ込んで格闘していましたが、「獣臭い」と男たちの心無い言葉
臭いのはわかるけど、そのときだけなのだから
私のきもちが ぐちゃぐちゃになるようなことは言わないでほしい
男たちは止めろとはいわないけれど、
決して役立つわけじゃない
出来るだけ目に付かない時間帯に処置してしまいたいところだけれど
時間ばかり掛かって、、ほんとうにくたくたになる
老いにつきあうということはこういうことかと
愚痴れば、「犬はぺっとであって人間じゃないんだから、どこまでも関わればいいというものではない」
そういうごもっともなシビアな話も聞かせていただく
できなければそういう対応もあると頭ではわかっている
でも、ある日、なぜ手伝ってくれないのと、切れた
切れても自分が惨めになるだけ
もう一日
もう一日と出来ることをしていこう
結局私は、一番弱いものに寄り添っていきたい
弱いものを私の手で切り捨てたくはない
今、私がその命をあずかっている
命を預かるというのは、ほんとに簡単なことではない
老いに波長があってくるんだろうか
自分でも何か(たぶん私の脳細胞)が壊れていく感じがある
夕方自分でちゃんとスープたっぷりの食事をした老犬は
あしたもワンと言ってくれるだろうか