お茶の子ワールド

日常と、背中合わせの非日常
どちらも私の世界
お茶の子ワールドに遊びに来てください!

九州地方研修会

2007-05-14 11:06:09 | Weblog
昨年9月の研修会には台風で参加できませんでしたから
1年ぶりになります
大日本茶道学会の
福岡地区研修会とありますが
九州各地からお集まりになられます
 母の日だったのも昨年と同じでした
昨年、福岡で母へのプレゼントを探して
急いで高速バスに乗ったことを思い出しました
実技の細かい指導は
改めて奥深さを思い知らされたようです


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水難

2007-05-14 00:17:36 | Weblog
めったに遠出をすることの無いこの頃ですが
2日続けて外出しました
昨日の出稽古の後始末もそこそこ
本日は茶道の福岡研修午前の部出席のため
朝5時過ぎに起きて
高速バスを利用
福岡天神バスセンター経由
護国神社内大濠会館に向かいました
秋には台風で欠席しましたから1年ぶりの研修会出席です
テーマは台天目
天目台に乗った天目茶碗のあつかいのスキルアップ講座
最近天目茶碗とはご無沙汰ですから
せめて教科書を開いて、バスの中で泥縄式の勉強を試みました
会場にはゆとりをもって到着しました
研修会の始まりを待つ間に
その事件はおきました
私だけにおきたまさかの大事件です
これを水難と呼ばずになんと呼んだらいいでしょうか

開会を待つ時間、
朝どたばた着て出かけた着物の襟をなおそうと
トイレに入りました
バッグを置くところがなかったので
水洗トイレのタンクの上に何気なく置き
何気なく水を流したらしいのです
着物を直そうとそっちに気を取られていた所為でしょうか
ふと気がつくと
変なところからそれまでしなかった水音がします
はっと気がつくと
バッグから水があふれて滴る音でした
何か起こったか理解しました
置き所を間違ったバッグの中に水がいっぱいに溜まり
そこからちょろちょろとあふれ出てきたのでした
中には例のごとく財布からカード類手帳筆記用具
キーホルダー、あろうことか通帳まで
すべて水につかっておりました
逆さにして水を出し洗面所にすべて並べてみました
みんな水を含んでびちゃびちゃ
ラッキーだったのは携帯電話を出して身につけていたこと
 とりあえずそれぞれできる限り水を切り
本来の目的の着物の襟を直すことをして
何事も無かった顔をして水でおもーくなった黒い皮製バッグを
控え室の迷惑の掛からなそうなところにおいて
研修を受けました
おわると急いで会場を辞し
黒い色が白い着物につかないように体から離してバスに乗り
天神バスセンター近くの百円ショップを見つけてビニールバッグを購入
その中にびちゃびちゃのバッグを入れて
帰途に着きました
研修の話はまたいずれ
とにかくこれぞ水難、注意力不足とはいえ、
まさかこんなことがわが身に起ころうとは、、、
母の日のプレゼントには
きらきらした根占と、スプレーカーネーションの鉢植え
何事も無かったような顔をして帰り着きました
それからがたいへん
みんな並べてベランダに干しました
一寸先はなんとやら
何が起こるかわからないのが生きてる証拠
みなさまもどうぞお気をつけて




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コラボレーション

2007-05-02 15:48:48 | Weblog
熊本城築城400年記念に協賛して
NPO法人此君会第2回演奏会が4月30日熊本市国際交流会館で催されました

此君会は漢詩の勉強会此君吟社から発展
平成16年筑前琵琶九州連合大演奏会賛助出演者が呼びかけ
日本の精神的文化遺産として育まれてきた伝統的な芸術や芸能各分野の
特性を尊重しつつ相互に連携し、総合的な舞台や芸術の創出を図って設立
第2回となる今公演では、詩吟朗詠、琴尺八琵琶演奏から剣舞、演武等々
多種多様な演目が披露されました

私は、此君会設立の発端となった琵琶演奏会に賛助出演させていただいたご縁で
此君会に名を連ねることになりました

今公演で琵琶曲「茶道松風」を演奏されたのは
筑前琵琶九州連合会長中村旭園氏、御年90歳
お供に5人の美しい琵琶奏者の方々をお連れになり
はるばる福岡からの賛助出演でした


この催しの中で、たいへん心地よく舞台でお点前をさせていただいた
ご報告をしたいと思います
なんと幸せなひとときをいただいたことでしょう

舞台上手の赤い毛氈のひな壇に琵琶演奏の6名が並びました 
演奏にイメージを膨らませるべく
私ども大日本茶道学会熊本支所の会員4名点前の構成をいたしました

なにぶんご遠方からの賛助出演ですのでリハーサルはありません
演奏テープはあらかじめいただいており
腹をくくって点前で雰囲気をお伝えできればと考えておりました
「本日はよろしくお願いします」と、ご挨拶をさせていただくと
「お互いプロですから」と、余裕のご挨拶でした

演奏とともに、ゆっくり礼をして運びをし、点前を始めました
あわせようということではないのですが、ゆったりした演奏と唄が
点前の動作と調和しているのがわかりました
 たいへんここちよく2服点てて仕舞いをすると
ちょうど終わりの唄になり、水指を残して座るとちょうど演奏の終了と
ぴたっとあって終わりの礼をして緞帳の下りるのを待ちました
暗い中に大きなの拍手が聞こえていました

演奏の方々がこちらの動作に気遣いをしてくださっているのも
心地よく感じることができました
すばらしい演奏とともに点前をさせていただいたのでした
舞台をしつらえる間流れたナレーション、舞台のバックに映し出された
「和」の文字と竹の映像と
演奏と点前とのコラボレーションをさらに効果的に演出していたようです

皆様のご縁で実現した貴重な体験、素敵な時間でした
ありがとうございました





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