今朝のお笑い

今朝のニュース番組の背景に
どこまでも広がる黄色い菜の花畑がありました
花をちょっとアップにすると
かわいらしい黄色い花の形がよく見えます

母のことば
「わあ、きれい、やさいのはっぱ」

え？菜の花を見て言う言葉がそれ？
思わず大笑い
母もニコニコしています

菜の花の色がきれい、、、
という意味だろうと娘には理解できます
認知症の人の世界はどうなっているのか
いつも不思議です

言葉を捜すのがたいへんなのでしょう
瞬間に出てくる言葉は強い、弱いで表すことが多い

でも瞬間の感情を表せるのはコミニケーションの基本
お花の大好きな母は朝ゴミ捨てに一緒に歩いて、
黄色いタンポポを1本
きれいだね
手に摘んでうれしそうに持って帰りました

生き生きと今を生きるってそういうことなんでしょうか

時々でできることはちがうけれど

今年もさくらんぼの実がなり、
砂糖で煮たおいしいさくらんぼジャムを食べました
でも、明らかに去年より少ない収穫量でした
　季節は巡り、また巡ってきた緑濃い鮮やかな風の吹く頃
シャガと、茗荷の葉で埋まってしまったようなさくらんぼの下草
水仙が葉を伸ばしていたものを、いたずらな子犬はめちゃくちゃにしてしまいました
初風炉の点前が新鮮な季節
　また巡ってきたのだけれど
還暦を過ぎたから、、、
　母は当地に来て七年目、いろいろあるけれど元気にしています
　ただ、私が居れば、ということなのかもしれません
何が出来ないというわけではありませんが、
　やはりいろいろ出来なくなっています
当初、ショートステイもいやとは言いませんでした
　できるだけこちらの要望を入れてくれる施設にショートステイをお願いして
実績を作っておきたいという目論見は、母のノーでもろくも崩れました
　今、必要なときショーとステイをお願いすることが出来ません
母が好きなステイ先が、希望を入れてもらえないからです
　体調さえ悪くならなければと、薄氷を踏む思いの計画はやはり、パリン、、、
　　体調は変化するものです
じわっと、私の行動の輪が小さくなるような、、、
実は穴だらけのもろもろ
　輪が小さくなる、、、それも悪くないのかもしれません
　　丁寧に日頃のことができるかも
　いつも、せいいっぱいいろいろしているのが好き
　　他所から見たら、段取りが悪いから、せいっぱいなのかもしれません
　還暦を過ぎて、髪を染めるのをやめたという学生時代の友人がいます
　　上手にしないことを受け入れていく年齢なのでしょうか
　強く意識づけしなくても、今は今
　　ごいっしょにお茶しませんか
　　お茶をお点てしますよ、おあそびにいらっしゃいませ