そらいプロジェクト。

そらイのなすこと、思うこと。

原因探しは説明のため、意味探しは行動のため

2011年07月01日 09時59分19秒 | 努力し続けるために
みなさまおはようございます。とうとうついに2011年の7月1日となってしまっております。月末というものは精神的に重苦しいもので、様々な案件にけりをつけたいと高望みをし、参っておりました。けりのつく案件つかない案件、最低限の頑張りは示しておきたいところです。さて明日から福島入りです。震災対策法律相談として、三多摩支会で何が出来るかの調査に同行させて頂きます。事務所の仕事を進めたいところではありますが、同時代の、同胞の困難に対応するためですので、どうかご理解ご協力ください。本日は精一杯、書類仕事進めて参ります。

最近成年後見のご本人様から聞いた話では、ヤマボウシという花がこの季節はよいとのことで、白い花で云々とのことでしたから、ハナミズキのことでしょうかと尋ねたところ、ハナミズキはアメリカヤマボウシと言うのだとのことでした。検索してみますとハナミズキに似ているのですがハナミズキよりも花が小さく密集して咲いているのがヤマボウシと言うようです。また花の名前をご教授頂きました。

ラジオで聞いた話では、心理的問題や行動障害のある方について、カウンセリングをするについては、原因探しをしてしまうと、犯人捜し、過去へと意識がさかのぼり、あのときああだったからダメだった、父親が~だったから・母親が~だったからこうなったと、仮にそれが正しいとして問題解決のために役立つかどうか、役立たない場合がほとんどとでした。なるほど確かに原因と結果というのは、あとから説明をつけるために認定するようなもので、特に人間関係における原因を探すのは、犯人捜し、原因とされた人に対する批難になってしまいがちです。そうではなく、心理的問題や障害というものは、心に与えられた課題のようなものであり、そられらの問題や障害には何か意味があると見るのが、治療的な見方だとのことでした。臨床の知というのもそういうことだったように思い出されます。問題や障害には何かメッセージが込められていて、これらに対処してゆくことが心を次のステージに押し上げてくれるととらえると、これまで思考ではないこれから思考、前向きな姿勢となってうまくいくように思います。言うのは簡単、実際は大変な一つのドラマなのでしょう。

はい、気晴らしお終い。仕事に戻ります。
本日も宜しくお願い致します。

※写真は、これがヤマボウシかも。