ツアー最終日も無事終了。いまこちらの時間は12月5日午後十時を過ぎました。明日は六時にホテルから空港に向けて出発します。36時間後には日本に帰っていると思います。
サハラのメルズーカ大砂丘へ日の出を見るため
早朝五時にランクルが迎えに来ました、オフロードを走ること30分で下車。
そこからラクダや徒歩で20分ほどかな・・・
日の出までラクダのおじさんとおしゃべりしながら待つこと数十分
雲が散らばっててすっきりとしたものではなかったけれど、ピンクに染まる砂丘が綺麗だった
遠くにこんな風景・雰囲気があるでしょ
この日の宿泊地・ワルザザートへ向かう途中に昼食を兼ねて立ち寄ったトドラ峡谷
川の両側が断崖でなかなかの絶景、そこに張り付いたように建っているホテルで食事
地震はほとんど無いと言ってましたが、全然無いわけじゃないので
世界遺産のアイトベンハッドゥー
カスバ というのは一族単位の集落で、カスバの集合体は クサル と言うんだそうです。
ここはその代表的な クサル みたいです。
グラディエーター というハリウッド映画は拳闘場のシーンをここに巨大なセットを造って
撮られたそうです。
この世界遺産の集落には数家族がまだ住んでいて、お宅拝見をさせてもらいました。
その居間と思われる部屋の壁にグラディエーターのポスターや、ディズニーの掛時計が
飾られていたのはなんだか・・・・・
家はわらを混ぜた土壁(日本家屋の内壁みたいな)で造られていて、雨大丈夫なんって
感じです。
見所いっぱいの二日間でした。今夜はドラクロアが描いたことで有名な騎馬軍団のファンタジアショーを観る予定
フエズからアドレスの山脈を越えてサハラ砂漠の入り口の街エルフードへ約435kmの旅です。羊やろばや牛の群れが車窓を流れという催眠状況かと思いきや、標高2178kmの峠を越える山岳道路というのにあまりにスリリングなドライビングに手に汗にぎる時間が過ぎていきました。といってもそれは見晴らしのいい前の座席にいた三人だけの体験で他の人達は感じてないようでしたが。途中、何回かフォトストップをさながらホテルに五時半頃チェックイン。食事を済ませ手早く荷物整理をしてベッドに。翌朝は砂漠の日の出を見るために五時にランクルが迎えに来てくれるので、十時前に寝ました。
雨が降ったり止んだり時々虹の一日でした。
ラバトで王宮とモハメッド五世廟を見学してメクネスへ移動。
簡単な市内観光と昼食の後フエズへ。
オリエンタルな色彩の器です。
スープ・イカのタジン・プディング&パン
スープはかなり香辛料が効いていて好みがわかれるものです。
タジンはこの後も何度かでてきましたがどれもおいしかった。
デザートはここが一番おいしかったな。他はケーキはバタークリーム製だったり
フルーツ丸ごとだったりで(山盛りでね)あまり楽しみが無かった。
生のミントの葉がたっぷり入ってあまいミントティーはおいしい。
家でもやってみようとおもっています。
ツアーのいいところは眠っていてもちゃんと目的地に行けること、
そして面倒なのは見たくもない(私的に)お店で時間をとられれることです。
迷路のようなメディナ(旧市街)
迷子になっても探せませんとガイドに念を押された
フエズの迷路のようなメディナ(旧市街)での徒歩観光中のトイレ休憩に
ブロンズ細工のお店で三十分(長かったよ)
皮のなめし工場をちょっとだけ上から見学
化学薬品を一切使わずにするということで、とにかく臭いとっても
ちょっと前にはミントの葉を鼻に詰めて見学したという話をまたまた冗談でしょと
思ってましたが、そのほうがいいかもな状況でした
…迷路を二時間以上歩き回りお昼に取り過ぎた感のカロリーをちゃんと消費できたと思うんだけど。がんばった後の夕食はホテルのレストランで。十時前に就寝。明けて今日はアトラス山脈越えです。どんなことが待っているのか、見られるか楽しみです。