第45章「遺産相続」

2011年06月09日 | 人生これから日記
ひょんな事から、思わぬ遺産?が転がり込んできた。


それは偶然・・・・

横浜に住みながら長野に土地を買い、小屋を建て最後は自分でログハウスを建てたいと
山をユンボで開拓し、休みのたびにトラックに乗って横浜⇔長野を通った。
14年かけてその土地に馴れ、やっと地元の人にも認めてもらった矢先・・・・
病気には勝てず亡くなってしまったその人の奥さんと知り合うことになり、

「使ってもらいたい」
と、同じ夢を見たその人の道具や木材を「必ず使う」物だけ貰い受けることになった。


10カ月前に御主人がいなくなったその土地は雑草で荒れてしまっていたが、
「あれをしたかった」
「これをしたかった」と、彼の声が聞こえてくるようだった。

まるで私たちだね。と、
彼が家の為に用意していた材料をみて無念で仕方なかった。


今、これを書いている後ろでテレビの歌番組で
「人生って不思議なものですね」と美空ひばりの愛燦々が聞こえて来た。

本当に、人生は不思議なものだ。
自分の生き方をこれでイイと満足したことはないが
巡り巡って、輪が出来て、同じ思いの人と知り合うことが出来たり、
思い描いてきた人生に一歩一歩近づけているような気がする。



と、言うことで今回はまず木材などなど運んできた。



頂いた中に枠組足場(ビティ)があったので
せっかく室内の倉庫で保管されていた木を濡らすわけにはいかないので
足場を組み、仮設の屋根を作って木材の置き場所を確保するのに初日を費やした。

仮設・・・といったが、これが結構イイ感じで
このままだったりしてね!と、Yさんと顔を見合わせ
(やばいやばい、同じこと考えてるゾ)仮設は仮設。
気にいっても仮設。
ちゃんと、倉庫は作るんだから。。。

一日目が運搬で終わってしまったので
2日目は朝早くから、Yさんが煙突作り。私が天井の野地板貼り。
3日目の帰る日に、ドアの下のコンクリート打ち。
これが今回の作業予定。


屋根の上は暑い!
不燃材を中にはめ込み、雨を考えコーキングを完璧にする。
仕上げのレンガは次回の作業に。


野地板をカットする段階で垂木のスパンの重大さがわかった。
無駄にしない作り方が次では出来そうだ。


留守の間に降ったらしい雨の道が、ドアの下に続いていたので
雨水をせき止めるためにもコンクリートを打った。
この大きな鉄平石も今回いただいたもの。大きくてかなり良い感じ!
木の葉の形のタイルを散りばめて、洗い出し風に打った。




さて、
片付けして帰るとするか。








第46章に続く