巨大ヒロイン・コミック計画

3DCGを使ってデジタルコミックの電子書籍化をめざすブログ

スターウォーズの新作!

2014年12月18日 21時49分32秒 | 映画・ドラマ


 スターウォーズ7の予告編!


Star Wars: The Force Awakens Official Teaser



 湖の上を飛ぶ、Xウィングの雄姿!
 新しい形のライトセーバー。
 そして再登場のミレニアムファルコン!

 もう定番の音楽を聴いただけでも、胸が踊りますね!


SW7 Droid making of



 この興奮にショートムービーを作った方がいました。レベル高すぎです!

 メイキングを見ていて、3Dモデルへの彩色が独特の操作で驚きました。
 使用されているツールはMAXのようですが……今は、こんな風に進化していたのですか! うわぁー、すごいです!

 ファンの人の情熱もすごいですが、ツールの進化もすごかったです!



ハリウッド版映画『GODZILLA』のVFXメイキング動画

2014年11月26日 21時49分12秒 | 映画・ドラマ

 
ハリウッド版映画『GODZILLA』のVFXメイキング動画です。

カッコイイ……。
やっぱりあらためて見ても戦闘シーンは良いですね。

MPC Godzilla VFX Breakdown



真似できるとしたら、街の遠景をレイヤーで重ねるくらいかなぁ……σ(^◇^;)


『オール・ユー・ニード・イズ・キル』を観てきました

2014年08月08日 23時31分53秒 | 映画・ドラマ
 トム・クルーズ主演の『オール・ユー・ニード・イズ・キル』を観てきました。

 面白かったです。
 輪廻転生をテンプレートにした作品は、最近だと『まどか☆マギカ』の暁美ほむらのエピソードが記憶に新しいんですが、まさにその〝ループ設定モノの面白さ〟をたっぷりと見せてくれました。

 原作は日本のSF小説で、よく出来たストーリーです。
 アクションを余すところなく、いっぱい詰め込むために作られたストーリーと言っても良いくらい、畳みかけるテンポの良さで引き込まれていきます。構成も見やすいよう組み立てられていますね。

 見所は、RPGのキャラ風になったトム・クルーズです。
 最初はレベルも低く、臆病者で戦場から逃げだそうとする兵士で、とても情けないのです。カッコイイ人がビクビクしている姿はとても新鮮で、いくら逃げようとしても運命に巻き込まれていくところのリアクションが吹き出してしまうくらい面白い(トム・クルーズが本当にオロオロしているみたいに芝居がうまいから余計に!)。

 しかし、それが何度もループすることで学習し始め、やがて目標達成に必要な訓練を積み、レベルアップしていきます……この過程が観ていて、ゲームをプレイしているかのように楽しいのです。
 後略しにくいダンジョンで、「もうダメだ!」というときに、思わずリセットボタンを押して、ピンチになる前から再開してしまうことを、私はよくやってました。
 そうすることで、だんだんとダンジョンの構造を覚え、どこに罠が仕掛けられているかもわかり、できるだけヒットポイントが減らないコースや行動を選択し、またマジックポイントの消費を抑えるよう節約しながら進んだりしていました……と、そんなゲームプレイを思い起こさせてくれる映画だったのです。
 例えばシューティングゲームでも「このボスキャラは、右に2コマ動いて、このタイミングの攻撃を避けて……」と、クリアの方法を覚えていったものでした。そんなゲームに熱中していた時代の記憶を呼び戻してくれたのです。

 あまりいろいろ書くとネタバレになるので、この辺にしておきますが……噂では、これだけ面白い映画があまりヒットしていないとか。
 それが本当なら、何とも残念なことです……。
 面白い映画は報われて欲しいものですね。



 ……さて、話は変わって。

 企画中の巨大ヒロイン物……なかなかヒロインのキャラクター設定が固まらない……と言いますか、候補がいくつも出てきて決めかねているので、先に3Dモデルのひな形でもモデリングしながらイメージを固めていこうかと思っています。
 そのうち、ここでもその過程の画像を載せていきますので、どうぞよろしくお願いします。


特撮自主映画

2014年08月03日 08時30分10秒 | 映画・ドラマ
いやぁ、驚いた。
さっき知ったのですが、こういうドラマが始まったそうです。


ドラマ24『アオイホノオ』

時代は1980年代……。
舞台は大阪芸術大学。
漫画家、アニメーター、映像作家……今をときめくクリエーターたちが「まだ何者でもなく、熱かった日々」を描く青春ドラマ。
ガイナックスの庵野秀明監督やら、赤井孝美監督らがそのまんま出てる(笑)。
原作は島本和彦氏の同名漫画『アオイホノオ』。

のちに『エヴァンゲリオン』やら『星界の紋章』を作る人たちの青春時代……こういうのがテレビドラマになるとは!


私としては、特に衝撃的だったのは『DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令』です。
自主制作された8ミリ映画だったのですが、すごく本格的でした。
地球防衛軍の基地がちゃーんと作ってあって、隊員服もオリジナルで揃えてある。
基地の外観、マッドアローなどの乗り物、民家などのミニチュアはすべて紙製なのですが、一見して紙に見えない。言われて初めて「ああ、そうかも……」という作り込み、塗装の素晴らしさだったのです。
ドラマもハードで、怪獣バグジュエルを倒すために核兵器を使おうとするなど、実相時監督を彷彿させるカメラアングルで撮られた内容は、自主制作映画が陥りやすいチープさを、かなり回避していました。もしこれで、出演者たちの演技力までもが高かったら、上質な深夜のテレビドラマとして通用したほどでしょう。

それなのに、肝心のウルトラマンが……庵野監督の顔出し(笑)。
このギャップが良かったんだと思います。
ウルトラマンは、こうあるべきだという先入観を見事に打ち破ったという意味で。
つまり……ウルトラマンになりきる芝居が良ければ、たとえ素顔のままでも、立派にウルトラマンに見えるんだということだったんですね。
最初に見たときは、なかなかその考え(作品のコンセプト)を受け入れられず、「いや、ウルトラマンはFRP製のマスクをかぶってないとダメなんだ、私はあのマスクが好きなんだぁぁぁ!」と、頭でわかっていても、体が受け付けないというような(笑)、そんな状態でした。今は若干、心も広くなったというか、視野が狭いままではいけないと思えるようにもなりましたが……。

ほかにも『ダイコンオープニングアニメ』や『愛国戦隊大日本』など、衝撃的な作品は多いのですが、私はそのあとに彼らの実力を認めた株式会社バンダイの出資によって制作された『ヤマタノオロチの逆襲』も、なかなか好きです。

『八岐之大蛇の逆襲』赤井孝美監督作品。(正式タイトルは漢字のようですが、ここではカタカナで書きます)

これは、のちの平成ガメラシリーズを手がける樋口真嗣監督も特技監督として参加していたそうで、随所に平成ガメラシリーズに受け継がれていくテイストが散りばめられています。例えば、晴天の野外に組まれたミニチュアのオープンセットなど。帰ってきたウルトラマンでも、その野外のオープンセット(鳥取の砂丘にミニチュアオープンセットを組んだそうです)がありましたが、ヤタマノオロチではその量も規模も増え、ラジコンのミニチュア戦車がアーケード(商店街)の中を走るという細かい芸まで見せてくれていました。

さすがバンダイが出資しただけあって、セットもミニチュアも豪華になっている……。
好戦的な自衛隊も面白く爆発の量も多く、また特筆したいのはヒロインが怪獣を操縦するという、エヴァンゲリオンの原型ともなったスタイルでした。最初は事故で怪獣のコックピットに取り込まれ、やる気のなかったヒロインが自衛隊の攻撃にだんだん腹を立て、反撃しだすという、この「女は感情的になるとコワイ」がストーリーに妙にマッチしていて、大ウケしてしまう展開でした。

また自衛隊の組織論も面白かったです。現実のそれとは違って、コメディタッチにアレンジされてると言いますが、たとえばトップの命令が、現場に伝わっていく過程で徐々にズレていって、微妙に変わってしまうあたりなど、日本の組織論を皮肉っているみたいで、そこも面白かったです。この辺の組織論は、のちに『パトレイバー』にも受け継がれて行ってる感覚なんじゃないかなと、勝手に想像したりしています。

ヤマタノオロチは正確には人が乗り込んで操縦するロボットという設定(着ぐるみのデザインも、ロボットっぽさと怪獣的な皮膚感の合体のよう)でしたが、作品の演出や雰囲気は怪獣映画そのもので、見ていてロボットだということを忘れさせるくらいでした。ですから、怪獣映画としても良作だったと言えます。

しかし宣伝があまりなされなかったのか、『ヤマタノオロチの逆襲』は思ったほど話題にならず、伝説の作品と化していったような印象もします。
まあネットのない時代でしたから、よくわからないですけど……。

でも……こうした時代に隠れた作品が、のちの有名になっていく作品の基礎(作品スタイルの実験)になっていたんだと思うと、感慨深いですね。