巨大ヒロイン・コミック計画

3DCGを使ってデジタルコミックの電子書籍化をめざすブログ

3D背景画のテスト

2014年08月02日 03時55分34秒 | 3D画テスト
背景についてテストしてみました。

以前に3Dで作成した渋谷の街のデータを使って、漫画っぽい表現はどういうのだろうと模索しだしたのです。



まずは、普通にレンダリングしたものをフォトショップでコンポジットしてみました。
これは渋谷の写真をトレースしながらポリゴンで組み立ててあります。
テクスチャーはないのです(挫折した(;^_^A
色もデフォルトのグレーのままです。
ビルの上の広告の看板、お店の看板などを入れれば、もっとリアルになるんでしょうが……。
迷ってるのはそこです。
リアリスティックな方向にするのか。
それとも漫画の手描き感覚を強める方向にするのか。

とりあえず今回は、手描き風の方向でテストしてみました。




線画のラインを入れて、コントラストを強めてみました。




フォトショップの「カットアウト」や「ポスタリゼーション」をかけてみます。
悪くないんですが、ちょっとグラデーションが汚くなったかな?




いったん元に戻して、コントラストで調整する方向のみにします。




こうなりました。
かなり2Dの絵っぽい感じにはなりましたね。

ここに平成ガメラ(3のタイプ)を立たせてみたいですが……まあ、オリジナルの怪獣を立たせることになるでしょう。
怪獣がおそらく黒っぽくなると予想されるので、背景画は、怪獣を目立たせるために白く飛ばす加工をほどこすことになるでしょうね……。

元々3Dで動画を作っていたので、どうしてもカラーに後ろ髪を引かれるのですが……まあ、この辺は、まだまだ時間があるので悩んでいきたいと思います。