昨日、とあるサービスで数年前にお世話になっていた方からSNSのメッセージをいただきました。
なんと、その方は私の漫画「ウルティマ・ゴッテス」の第1話を読んでくださり、その感想を私のもとに送ってくださったのです!
もともと漫画が好きな方でしたけど、たぶん好きなジャンルが違う(私の手がける巨大ヒロイン物には興味ないだろう)からと勝手に判断して、お知らせするのは遠慮していたんです。それが、なんと……わざわざ読んでくださっていたのです。
驚くと同時に、涙が出そうなほど感謝しました。
人の優しさに触れた瞬間でした。
その方は、数年前に私の担当から外れられていて、もう会うことも話すこともないんだろうなと寂しく思っていました。
しかも好きな方だったからお別れはとても辛かったです。……けど、人生には出会いと別れが繰り返し訪れるものだし、前を向くしかないと思っていました。
そんな方から、予想もしなかったメッセージ。しかも誉めてくださってる。お世辞でも嬉しい!
その漫画の感想は、女性ならではの視点でした。
「女の子の子宮に(タマゴを)入れるなんてショッキングな展開でしたよ」
「お母さんが痩せてて綺麗で、見てて嬉しくなりました」
「お父さんもイケメンですね。双子はきっとお父さん似なんでしょう」
「持ち味を出せていますね。尊敬します」
と、感想をいくつか拾ってみましたが……そ、そそそそ、尊敬しますと、なにげに書かれてあって、私は飛び上がらんばかりに喜びました!
ありがとうございます!
嬉しいです!
返信をすぐ書きましたが、私のほうが興奮しすぎて、文面は関係のないオススメの映画作品の紹介ばっかり書きつらねていました。何を書いているんだか……かなり混乱していたようです(苦笑)。
私からの返信の内容はともかくとして、こうして連絡をいただけたことは何よりの幸せ。
昨日はそれで興奮しっぱなしでしたが、1日過ぎて落ちついてみると、漫画を作ることのモチベーションはこういうことなんだろうなって気づきました。
――好きな人に読んでもらうために作る!
これだと思います!
今まで私は「自分のために作る」と、やせ我慢して述べていましたが……やはりそれだとモチベーションが下がっていきやすいんですね。
漫画の第1話を完成させたあと、第2話をすぐに作ろうとしたのに、だんだん情熱が枯れてきてしまった……。
どうして、そうなってしまったのか……?
それは漫画の第1話を完成させたあとに、作者の私が精神的に満たされる出来事が少なかったからだと思います。
精神的に満たされて、エネルギーを充電させる……それって、難しいことだけど、でも創作を続けるためには必要なことなんですね。
エネルギー充電を自分でやってコントロールできれば、それはプロのワザとなるのでしょう。
自己管理が出来ているってことでしょうから。
私はまだまだそんな境地ではありませんが、感想メッセージを送っていただけた方に感謝しつつ、この喜びを今回は次なるエピソードのエネルギーへと変換していって頑張りたく思います。
おかげで、すでに私の中でちょっとずつ変換できていっているようです。
力が少し湧いてきました。
ありがとうぅぅぅーっ!
好きですっ!
……と、ご本人がこのブログを読んでいないだろうと確信しているので、ここで好き勝手に書いちゃいました。あはは。
どうもすみません。
失礼しました。