巨大ヒロイン・コミック計画

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『オール・ユー・ニード・イズ・キル』を観てきました

2014年08月08日 23時31分53秒 | 映画・ドラマ
 トム・クルーズ主演の『オール・ユー・ニード・イズ・キル』を観てきました。

 面白かったです。
 輪廻転生をテンプレートにした作品は、最近だと『まどか☆マギカ』の暁美ほむらのエピソードが記憶に新しいんですが、まさにその〝ループ設定モノの面白さ〟をたっぷりと見せてくれました。

 原作は日本のSF小説で、よく出来たストーリーです。
 アクションを余すところなく、いっぱい詰め込むために作られたストーリーと言っても良いくらい、畳みかけるテンポの良さで引き込まれていきます。構成も見やすいよう組み立てられていますね。

 見所は、RPGのキャラ風になったトム・クルーズです。
 最初はレベルも低く、臆病者で戦場から逃げだそうとする兵士で、とても情けないのです。カッコイイ人がビクビクしている姿はとても新鮮で、いくら逃げようとしても運命に巻き込まれていくところのリアクションが吹き出してしまうくらい面白い(トム・クルーズが本当にオロオロしているみたいに芝居がうまいから余計に!)。

 しかし、それが何度もループすることで学習し始め、やがて目標達成に必要な訓練を積み、レベルアップしていきます……この過程が観ていて、ゲームをプレイしているかのように楽しいのです。
 後略しにくいダンジョンで、「もうダメだ!」というときに、思わずリセットボタンを押して、ピンチになる前から再開してしまうことを、私はよくやってました。
 そうすることで、だんだんとダンジョンの構造を覚え、どこに罠が仕掛けられているかもわかり、できるだけヒットポイントが減らないコースや行動を選択し、またマジックポイントの消費を抑えるよう節約しながら進んだりしていました……と、そんなゲームプレイを思い起こさせてくれる映画だったのです。
 例えばシューティングゲームでも「このボスキャラは、右に2コマ動いて、このタイミングの攻撃を避けて……」と、クリアの方法を覚えていったものでした。そんなゲームに熱中していた時代の記憶を呼び戻してくれたのです。

 あまりいろいろ書くとネタバレになるので、この辺にしておきますが……噂では、これだけ面白い映画があまりヒットしていないとか。
 それが本当なら、何とも残念なことです……。
 面白い映画は報われて欲しいものですね。



 ……さて、話は変わって。

 企画中の巨大ヒロイン物……なかなかヒロインのキャラクター設定が固まらない……と言いますか、候補がいくつも出てきて決めかねているので、先に3Dモデルのひな形でもモデリングしながらイメージを固めていこうかと思っています。
 そのうち、ここでもその過程の画像を載せていきますので、どうぞよろしくお願いします。



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