巨大ヒロイン・コミック計画

3DCGを使ってデジタルコミックの電子書籍化をめざすブログ

やっと出来たー!

2015年03月14日 09時16分11秒 | 3D作業

 ウルトラ・ラインの作業が終わりましたー!
 ついに、ボディ部分の完成です!!



 第一変身のバージョンになります。
 やっと、ここまで来ました。
 このあと、第二変身で仮面を付けるバージョンになるのですが、そちらはもし可能ならZBrushで作りたいなーと思ってるので、ZBrushのチュートリアルをこなしたあとにチャレンジしてみます。

 では、悪戦苦闘した続きの記録です。



 まずは片面だけボディペイントをしたモデル。
 それにウルトラ・ラインに沿ってエッジを入れました。




 それを半分にカットします。




 ミラーコピーします。
 左右にウルトラ・ラインが対象となりました。




 この時点では、削除したUVの半分が消えてしまっています。
 そこで、複製する前(ボディペイントする前の)ボディから、UVを転送でコピーしました。
 左右のUVに戻すためです。




 消えたUVが復活しました。
 ウルトラ・ラインのエッジも左右で揃っています。




 ウルトラ・ラインを色分けして抽出しました。
 UV画面上で、わかりやすくするためです。




 色分けする2種類で、グループ分けです。




 UV画面では、ウルトラ・ラインのみとなりました。
 これはわかりやすい!
 このポリゴンの部分だけをフォトショップで塗りつぶすだけです!




 違う色のUVも作成です。




 フォトショップに読み込んで、さっそく色つけです。
 これが私の苦手なテクスチャの作業です。




 ぎゃあーっ!
 ウルトラ・ラインがガタガタになってるー!

 これは、もっとラクをしようと、UVのウルトラ・ラインを範囲選択して、一気に塗りつぶしたために起きた現象です。
 さすがにラクをしようとしすぎました……σ(^◇^;)




 やはり丁寧にウルトラ・ラインを覆っていくしかありません。
 フォトショップの多角形選択ツールで、UVのウルトラ・ラインを地道に囲っていきました。




 それにより、完成したのがコレです。




 個人的に悪くないと思いました。

 ……と、ところが!




 なんと、ウルトラ・ラインのズレが!!




 UVの切れ目に、ウルトラ・ラインの「ガタつき」が出来てしまっています!
 さあ大変!
 これだからUVは嫌いだぁー。

 ……と、しばしのたまわったあと、原因を考えました。

 これは……最初のUVから間違えていたってことですかっ!!!???
 つまり「UVのつなぎ目の位置は、もっと目立たない場所にすべき」だったのですねっ!?

 やっと……そのことに気づいたのです。
 ああ、おろかもの……。

 そういえば、ウルトラマンの着ぐるみ(ウェットスーツ)も、背中にチャックがありました。
 背中のウルトラ・ラインは、微妙にズレでいたのを思い出しました!
 そうか!
 UVのつなぎ目は、背中のチャックのラインに持って行けば良かったんですね!?
 なるほど!!

 そう考えて、私はヤル気を取り戻しました。
 よし、やるぞ。
 UVからやり直しです。

 そしてここからの作業は、もう無我夢中で、怒涛のごとく作業をしていましたので、画像をキャプってる余裕もありませんでした。
 そうやって完成したはずなのに……。




 またもや問題が!

 UVに投影する際、外れてしまったポリゴンフェースが1枚あったのです!
 なんということでしょう!
 あせっていると、ミスが増えるという典型的なオチではありませんか!




 ポリゴンフェース1枚だけ、真っ白な状態です。

 ここをどうやったら直せるのか、経験がありませんでした。
 その1枚に対して、新たにUVマップを作成して、そのマップをウルトラ・ラインの描かれたUVへコピー。
 位置と大きさを合わせて、その1枚のピースを縫合するというパズルゲームみたいなことをしていました。
 しかし、ラインは現われてくれません。
 1枚だけ真っ白いままです。
 古いUVが残ってるのかと削除してみてもダメ。
 もう一回マテリアルとテクスチャを適用し直してみてもダメ。

 もう、どうしたらいいんですかぁぁぁぁ!?

 思いつくかぎりのアレコレを試し続けていたら……。
 ふと見ると、いつの間にか直っていました。
 まるで魔法のようです。

 どの作業が効いたのか(有効だったのか)すら、わかりません……σ(^◇^;)

 まあ、出来たのだからいいか~!
 と、楽天的に考えました。




 ようやくウルトラ・ラインの完成です。
 長かった~。




 カラータイマーもどきは、おへそにあります。

 これはクリスタルで、女神の『力の源』になります。
 小説版では《力のタマゴ》と呼称しています。
 このパワーエッグは、異星人から女の子の子宮に植え付けられ、育てられます。
 そして変身したときには子宮から表面に出てきて、溜め込んだ力の解放を行うという設定になっているんですね。




 ウルトラ・ラインは、女の子によって異なります。
 ですので、他の女神を制作するときは、別のバージョンを作ることになるでしょう。




 やっと形になってきて、感慨深いです……。

 仮面を付けたバージョンも、どんな風になるか楽しみです。




 ハルナの人間タイプのモデルからボディのウェイトマップを転送してきたので、一瞬で動かせるようになりました。
 めでたしめでたし。


 というわけで、次はコミック版(第1巻)の絵コンテ作業を行ったあと、ZBrushの長い長いチュートリアルをやります。
 何とかZBrushが使いこなせられるようになるといいんですけど……。


 ではではまた! ^▽^/



【追伸】

 春風さん、前日の日記へのコメントありがとうございます。

 いろいろ大変だったようで……(ブログ読みました)。
 あまり触れないほうがいい件でしょうが、とりあえず解決することを祈っています。

 UVとテクスチャの作業は、私も苦手ですね。
 ご覧のとおり、悪戦苦闘です。
 しかし……何とか、自分のような絵の描けない人間でも作れるようになりたいですね。

 今回は手間はかかり遠回りしていますが、でもこの方法が自分には合ってると思いました。
 一度、慣れてしまえば、次からは早いですからね。

 そうやって、少しずつ前に進んでいこうと思います。
 それでは、お互いに頑張りましょう。


  



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
楽しみです ()
2015-03-15 01:05:52
はじめまして。完成したら、どんなウルトラヒロインになるのか見て見たいです。
返信する
面倒な作業ですね (春風)
2015-03-15 15:53:38
いい出来ですね。
さすがといったところでしょうか。
楽しみにしてます。
返信する