運動会

　　　　運動会があった

　　　一生懸命に 走った

　　ソーランおどりも　がんばった

　ボクなりに　全力を　尽くした

　　　　一日　だった
　

今は いちども ありません

　一年前までは じいちゃんや お母さんを 大いに困らせた
　　無断 外出 癖 が ありました
　休日の日など 家人の 僅かな 隙を見て 家を出ます
　　見つからないように 小走りします
　じいちゃん達が どんなに 捜しても 見つからないときがあります
　　そんなときは 警察に連絡します
　３度も 警察に さがして もらいました
　　パトカーにも たくさん 乗りました
　でも 今は いちども それは ありません
　　おかげで おまわりさんとパトカーに 妙に 親しみを もちます

じいちゃんに 愚痴がでました

　ボクは　平常　平穏なときに　突如　怒り出し
　物を　ケリ　叱られると　ドスン！ドスン！と
　ケリ 続けます
　昼間 真夜中　そんなこと　ボクには　関係　ありません
　気が　治まったら　ケロッと　します
　じいちゃんは　近所に　申し訳けないと　困っています
　なんで　こんな子が、、、、と　とうとう！　
　口に　するように　なりました

こんなこと あるのかなあ

　　じいちゃんの子供の頃の 話しです 　
あるとき　お使いを たのまれた
その日は お客が たくさん来るので 家の中は 皆 いそがしく している
　　お使い　よろしくね！
ハイ！と 言ったものの じいちゃんは用件を わからないまま でかけました
しばらくしてから 家に 帰ってきました
　　そして 言いました
　用事を 忘れて しまった　

こんなこと　あるのでしょうか　

ボクは どうしたら いいの

　夏休みも 残り少なくなった日の夕方
　　公園を 散歩していたら
　雨が降ってきた
　雷が 空を 明るく まばたきを している
　そのうち　大きな 稲妻が ボクの 頭に 覆いかぶさるように
　鋭く光　地面を 揺すった
　ボクは なんど 注意されても
　　なんど 反省 した つもりでも
　人や　物を けり　この間は　蹴破った 開き戸が
　仏壇に当たり 一部を 壊した　その　バチで
　ボクに　雷が　落ちる かも知れない
　　ボクだって 好きで パニックを 起こしているのではないんだ
　わからないんだ　　どうしょうも ないんだ
　誰も それを 分かってくれない
　ボクの この 悔しさを　どう　表せば いいのか！