永六輔さんがラジオで話をした中で 自身の誕生日に 淀川長冶さんを
食事に誘った折 誕生日を祝うのではないだろう まず お母さんに
感謝し ありがとう と ゆうべきだろうと ゆうことで 母の墓参りを
先に済ませて 誕生日を祝ったと 語っていました。
じいちゃんには お母さんがふたりいます。
お父さんもふたりいます。
幼いときに養子に出されたからです。
そのじいちゃんがめったに見ない産みの母の夢を見たそうです。
ふたりで おやつを食べてる夢です。
なんとも云えぬ 穏やかで こころ安らぐ夢でした。
とうに ４人の父母はいません。
じいちゃんは まだまだ お父さん お母さんのところに行っては
なりません。 僕のそばで がんばって生きていきます。
体調がすぐれないのか 下痢をしたり 怒りっぽくなったり
まわりに迷惑をかけっぱなしのボクですが なんだか急に
じいちゃんと 寝たくなり ふとんにもぐり込みました。
じいちゃんは 畳にはみ出し 眠れぬ夜をすごしたのですが
ボクは 毎度のこと お寝小をしてしまいました。
早朝から 着替えをさせたり 布団を干したり 寝具の洗濯を
したり 有難くない じいちゃんの 夜明けでした。
朝夕は 秋を感じます。
僕は 学校で 毎日 作業学習に がんばっていますが
落ち着いて 穏やかな学習が上手くいきません。
みんな 思案投げ首で悩んでいます。
休日は ゆっくり リラックスして過ごします。
ボール遊びが好きです。
壁や 天井に ぶつけるので じいちゃんが空気を抜いてしまいました。
昨日は 終日良くがんばりました。 と 先生がじいちゃんに
報告していました。
今朝は いつものように 朝食を済ませ登校の準備をしましたが
セキを なんどもして顔がほてっているのを お母さんが心配して
体温を計りました。 微熱がありましたが 僕は 学校へ
いきますと なんども お母さんに 答えて じいちゃんの車で
学校へ 向いました。
僕は 学校へ着くなり じいちゃんの 手をとり 走って 教室にいき
ました。
