２週ごとに 薬量が増えることを 心配したことで
医師に無断で 中止した僕ですが じいちゃんは
どんな 変化を起こすか 細かく 見ています。
今のところ パニックもなく やや 安心ですが
４年前まで散々心配かけた 無断外出が 再び
よみがえった事です。
休日は 買い物 散歩 など 僕に 連れそう じいちゃん
には 大きな 負担になりました。
家でも お店でも 僅かな 隙を見て いなくなる 僕に
身の縮む 思いのようです。
もうすぐ ４月とゆうのに 今朝も 寒いですね。
春は そこまで 来ているはずなのに 何しているのだろう
足踏みしないで 早く 来い！ 春よ来い！
いけいけどんどん！ の 競争社会にいた時代がある
じいちゃんには どこか殺伐とした空しさが いまも心に
沁みついています。
年をとったいまでも うれしいふれあいを 大切に思うのは
そのせいかもしれません。
僕のじいちゃんの一日は 朝食の準備から始まります。
それから お母さんを起こし 僕を起こします。
食事が済んだら 車で 学校へ送ります。
夕食の買い物や 洗濯など 済ませると迎えの時間
です。
家に帰るなり 夕食作りをします。
昨日は 僕が 病院 病院と 様子がおかしいので
メンタルンクリニックにつれていきました。
お母さんは くすりの種類が一つ増えたことで副作用
を心配して ガアガア いってます。
じいちゃんは 腹の中が煮えくりがえる思いです。
以前に比べると 落ち着いた学習ができていると
学校の評価も 良くなってきましたが
薬の副作用か 体がだるく 帰りの車の中で
横になることが 多くなりました。
きのうは 壊した壁をめがけて マグコップを
投げつけ すこし こころの いらだちもありました。
郷土が 誇る 歌人が亡くなった。
９２歳であった。
じいちゃんは この方と 昔 お会いしたことがあった。
１７才頃 ある方のお使いで 湖畔近くの ご自宅に
２度 お伺いをした。
書類の入った大き目の封筒を持って 自転車でいったことを
思い出した。
その後も 数回 お目にかかったが 少年のじいちゃんに
とても やさしく 笑顔で 丁寧に 応対してくださった
先生でした。
心から 哀悼の意を 表します。
今日も無事に 朝をむかえる事ができました。
ほんとうに ありがとうございます。
これからも どうぞ お守りください。
タカトが 無事に 成長できますようにお守りください。
世の中が 平和でありますように お守りください。
毎日 毎朝 声を出し 手を合わせて祈っています。
クリニックの薬を飲み始めてから、３０日を過ぎました。
飲まないほうが良かったかも！ と 思う日が 幾日か
ありましたが それも治まり いまは、だいぶ 感情が
穏やかになりました。
ボクのために、一番 良い 治療を するぞ！と 観察を
つづける じいちゃんです。