ぬるま湯 から 上がれない

　　　環境が変われば　人は　変わる

　　　朱に 交われば 赤くなる　の　例えのとおり　良い 刺激を　受けると

　　　能力も　高まる　

　　　ボクの場合でも　ボク 以上の　刺激が　大切である

　　　でも　レベルの　低い　ボクが　交わることを　嫌う　人も　いる

　　　誰しも　上を向いて　いるのだから

　　　むずかしい　事なのか ナァ！　　　　　　　　　ボクは！

　　　このまま　ぬるま湯に　浸かって　いても　良いのだろうか？

ボクの 心は ハイテンション！

　　　　ボクは　学校から　帰るなり　玄関先で　ゲラゲラゲラ！

　　　　家のなかに　飛び込むなり　ゲラゲラゲラ！　トイレで　

　　　　おしっこを　しながら　ゲラゲラゲラ！　靴下を 脱ぎ

　　　　手を　洗いながら　ゲラゲラゲラ！　　　

　　　　ベッドに　寝転びながら　ゲラゲラゲラ！

　　　　
　　　　最近は　ハイテンションが　続くな！と じいちゃんが呟きました

ボクの食事の取り方！

　　　　ボクの　食事の 取り方で じいちゃんは少し 気がかりがあります

　　　　おかずを　先に　食べて　しまう事です

　　　　キッチンから　出来立てが　運ばれると　次々に　たいらげます

　　　　ご飯は　そのままです

　　　　調理係の　じいちゃんが　台所に　立っている間はまだ！何か！

　　　　出るなと　まっているのです

　　　　じいちゃんは　ドラえもんでは　ありません

　　　　そして　あきらめて　ふりかけで　ご飯を　食べるのです


　　　　　

ボクの 変な 趣味

　　　　　　　ボクは　新聞や　チラシ の　端を　器用に　指先で

　　　　　　　切り取るのが　退屈しのぎの　趣味です

　　　　　　　何枚も　何枚も　同じ事を　します

　　　　　　　細長く　裂いた　紙を　蛇腹に 折って　その後は

　　　　　　　ポイッと！投げるのです

　　　　　　　部屋の　あっち こっち に　投げるのです

　　　　　　　掃除大臣の　じいちゃんには　とても　迷惑な 事です

歓迎遠足

　　　　歓迎 遠足が　ありました

　　　　週間予報では　雨の　天気でしたが　天候に　恵まれ
　　
　　　　絶好の　遠足日と　なりました

　　　　歩け　歩け　で 大変に　疲れました

　　　　家に　たどり着くと　ベッドに　バタン！キュウと　

　　　　大の字に なり　大きな 声で　笑いました　ワッハッハ！

　　　　達成感を　感じたのでした

　　　　アア～よっかた！　

メダカで 癒やし

　　　道端で　挨拶をした　おじさんが　私は　メダカを　たくさん　飼って

　　　います　　　坊やの　心の　癒やしに　成るのでは と 思いますが

　　　貰って 頂けますか？と　じいちゃんに　話している

　　　ボクの　家にも　メダカを　飼っていますが　ほとんど　興味は　

　　　ないのです

　　　その事を　じいちゃんが　話すと　おじさんは　ああ！そうですか！と

　　　笑顔で　別れた

　　　あの！　おじさんは　なんで　ボクのことを　知っているのだろう？

　　　じいちゃんは！世間は　狭いな！　と　つぶやきました

足が 少し 回復すると 何かと にぎやかに なります

　　　今日は　じいちゃんの　足も　少しずつ　回復が見られ行動範囲も

　　　広がりました

　　　まず！体操を　始めました　体調を　整え たら　飲酒 再開です
　　　
　　　飲む前に　買い物に　行き　いる物　いらない物　イロイロ　買って

　　　きます

　　　ところが！買い物から　家に　帰り着くと　近所の　男性が　突然

　　　倒れ　駆け寄り　体を　起こすと　激しい　痙攣を　おこし　びっくり　　

　　　１１９で　救急車を　呼び　その間　付き添う ことに なりました
　　　
　　　慌ただしい　一日でしたが　情けは　人の　為ならず

　　　困った　人を　見ると　行動を　移す　じいちゃんですが

　　　これも！ボクを　意識しての　事なのでしょう

　　　

痛みに耐え切れず 病院に 行きました

　　　　とうとう！　病院に　行きました

　　　　血液検査など　調べてもらい　いくつかの　飲み薬や　湿布薬を

　　　　貰って　きたようです　

　　　　長年の　焼酎の　飲む過ぎ　と　急な　筋トレが　激しい　痛みと

　　　　炎症を　起こしたようです

　　　　酒も　程々　運動は　ラジオ体操位の　無理しない　方がいい と

　　　　お母さんは　言いますが　家事を　押し付けている　ことには

　　　　一言も　触れませんでした

スキンシップがないと ボクの 日記が 書けない

　　　　　じいちゃんが　痛風になった　　一週間過ぎても　治らない

　　　　　それでも　朝　目を　覚ませば　台所で　朝食を　作っている

　　　　　学校から　帰れば　夕食を　用意している

　　　　　食事は　一緒に　食べる

　　　　　ニコニコしながら　ボクを　見ながら　じいちゃんは　お茶を

　　　　　つぎたしたり　ご飯の　お代わり　など　立ったり　座ったり

　　　　　忙しく　動きます

　　　　　でも　これだけでは　ボクの 日記は　書けない そうです

　　　　　兄弟　友達　の ように　ふざけたり　公園を　走ったり

　　　　　遊んだり　学校の　送り迎え　等をして　スキンシップを

　　　　　取らないと　ボクの 事は　書けないと　いいます

　　　　　早く　病院に　行って　治して　ボクと　遊んで　欲しいです
　　　

ボクには 多くの 友達や サポーターが ほしい

　　　痛風の 痛みで ボクの 相手や 食事の 世話が 思うように 出来ない

　　　じいちゃんは 想ったのです

　　　ボクには　出来るだけ　多くの 友人と 信頼できる サポーターが

　　　何よりも　大切と！

　　　人との　接触を　家族や　学校の　先生だけでは　人格形成には

　　　栄養が　不足では？　　当たり前の 事ですが　障害者には

　　　当たり前が　出来ない事が　あるのです

　　　子供達の　小学校 入学時に　よく聞くでは ありませんか？

　　　　　　ともだち！１００人！できるかな！♪ ♪ ♪

　　

どんなに 好きな 酒でも こう痛くては 飲めません

　　　　もう！この痛みには　耐えられません

　　　　足の　甲の 痛みなのに　胸の筋肉から　頭の てっぺん まで

　　　　キリ キリ と　痛みます

　　　　掛けフトンが　触れただけで　この　痛みです

　　　　今日は　禁酒を　します
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　部屋の 中を　這って歩く　じいちゃんが こう！宣言しています

じいちゃんは 痛風

　　　　３日前から　じいちゃんは　痛風に　なりました

　　　　家事労働で　疲れたのだろう！と　じいちゃんは　言ってますが

　　　　飲みすぎが　原因と　お母さんは　反論します

　　　　この病気は　大変に　痛いそうです

　　　　どんなに　痛くても　病院には　いきません

　　　　医師と アルコールの　ことで　口論に　なるからです

　　　　じいちゃんは　酒飲むな！酒飲むな！の　ご意見を　聞きたく

　　　　ないのです

　　　　今日も　誰よりも　朝はやく起きて　家事に　取り組みます

　　　　毎日　足を　引きずって 買い物に　出かけます

　　　　じいちゃんに　とって　アルコールは　エネルギーなのです

だんだん！テンポが速くなる

　　　　昨今は　珍しい　レコードを　聞かせて　もらった

　　　　百年前の　タンゴを　聴いたが　同じ 曲でも　ずいぶんと

　　　　テンポが　ちがう　日本の　流行り歌でも　今と　昔は 違う！
　　
　　　　音楽だけでは無い　今 こうして　使っている　パソコンでさえ

　　　　レスポンスが　速くなった

　　　　人の　動きも　昔の 人とは だいぶ 違う　車も　ゆっくり

　　　　走ると　後ろから　急かされる　　

　　　　世界の　動きも　慌ただしく　速さを　感じる！

　　　　”せまい 日本 そんなに 急いで どこへ いく”と ゆう

　　　　標語が　ありましたが　　狭い　世界　そんなに　急いで

　　　　何を　する　　障害がある　ボク達には　せっかちな！

　　　　社会に　生きることが　苦手 なのです

　　　　

　　　　


　　

　　　

　　　　


　　　　

じいちゃんの哲学？ 入門！

　　　　四十数年前の ことです　

　　　　じいちゃんが　十七歳の頃　神田の古本屋で　見つけた　

　　　　哲学者　西田幾太郎著の中で　ウェルレーヌの　巷の 雨！

　　　　の詩が　ありました

　　　　肝心の　哲学とは何ぞやは　分からず　妙に　この詩を

　　　　覚えていたそうです

　　　　しかし　年です！　もう　思いだせません

　　　　　　巷に雨が　降る如く　涙　あふるる　わが心

　　　　　　　？？？？　この　悩みこそ　なにならん

　　　　西田幾太郎訳詩でしたが　　忘れたのが 残念です

　　　　これは　堀口大學の訳を　書き添えて　おきます

　　　　　　巷に　雨が　降るごとく

　　　　　　　　われの　心に　涙ふる

　　　　　　　　　　　　　　かくも　心に　にじみ入る

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この悲しみは　何やらん　　

カッコいい！男に なれるでしょうか？

　　　　　　　　　男は　強く なくては　生きては　いけない

　　　　　　　　　しかし！優しさが なければ　生きる 資格はない

　　　　　　　　　と　昔から　言われて いるのだよ！と　聞かされ

　　　　　　　　　そんな　カッコいい！大人に　ボクは　！

　　　　　　　　　なれるのでしょうか！