声と心が届かない

難聴児で重複障害の孫と祖父との生活日記。

お城見学の日

2008年07月16日 14時26分47秒 | Weblog
 今日は お城の見学の日です
電車に乗って いくのですが その前後は 徒歩になります
ボクは この 徒歩が 嫌なのです
連日 35度の高温つづきに 昼間 歩いたり 電車にのったり 考えただけでも
汗が出て のどが渇きます
だから 見学 出発を 強く 拒み ひとり学校に残りました
自分の こだわりに 執着するのも 生まれつきの 障害のせいなのでしょうか

山登り

2008年07月10日 14時37分56秒 | Weblog
 今日は 山登りにいきました
途中まで クルマで行き それから 頂上をめざして 登りました
二人とも はじめて登る山です
ボクは とても元気よく てっぺんまで 登りました
帰りも ぴょん ぴょん と跳ねるように 山道を降りていきました
じいちゃんは ボクに 追いつけず 走るように追ってきます
ボクは いきなり 細い道に曲がりました
そして 下り始めました
 その道は 違う! そっちでない!
大きな 声で 必死に 叫ぶ じいちゃんですが ボクには 聞こえません
ボクは どんどん 下りていきました
そして 見なれた道路にでてきたのです
ボク達のクルマも 広場にありました
息を 弾ませて 下りてきた じいちゃんは 不思議そうに 景色を眺めまわして
ボクの 方向感覚に 感心していました

  

ボクが 保育園に 通っていた頃の 話

2008年07月09日 13時03分01秒 | Weblog
 ボクが 保育園に 通っていた頃の 話を します
あの頃の ボクは 皆と くらべても 体の 大きいほうではありませんでした
パニックになって 人に 乱暴するようなことも ありませんでした
只 落ち着きがなく じっとしていることの出来ない子でした
しかも 耳が 不自由で 会話も出来ない ボクを 教室の 友達は とても 親切に
してくれました
皆んなが 手話で 歌を練習したり 発表会があったり して 先生方の ご指導に
じいちゃんは 大変感動して いました 
その頃 園の 送り迎えは じいちゃんが していました
朝 登園すると 何人も 友達が駆け寄って ボクの世話を してくれるのです
夕方 お迎えの時間になると  園児たちは 園庭を 駆け回って います 
ボクは 園の隅っこに ひとりぼっちで 寂しそうに ぼんやりとした姿でお迎えを待っているのでした  
迎えに来たじいちゃんは そんな ボクをみて 言いようのない 愛おしさを 感じ
こころの 悲しさを 思ったのでした


 




人生の幸せ!

2008年07月05日 17時16分21秒 | Weblog
 愛しい 孫は ボクだけと じいちゃんは目を 細めるけれど 
ボクには こころの 糸がむすべない 悲しい 時を 過ごしています
皆と 思うがまま こころが 通じ!笑顔で まじ会える 時が 来るなら
どんなに うれしいか!夢 のような でも 真剣な 願い です