最終的にはaruduinoもどきにしたいと思い先月に秋月で「ESP-WROOM-02」というモジュール(650円)を買ってきた。
ESP-WROOM-02というのは、簡単にいうとWiFiが使えるAVRというマイコンで「大容量arduinoもどき」として使えます。
WiFiモジュール買ってきた <<--前回のブログ
その後、USBシリアルモジュールをamazonで注文したんだがなかなか来なくて心配していたがやっと届いたのでまずは動作確認です。
(CP2102)電子工作用USBシリアルモジュール
USBシリアルの変換はCP2102というチップを使っているがデータシートを見ると3.3Vの電源が出ていて100mA程度流せそうなのでこれにした。249円(送料無料)と格安なんだが台湾からの発送なので時間がかかる。
ちゃんと作るのは面倒なのでブレッドボードで実験。
抵抗等のリード線を切ってないので煩雑な感じだなあ。
回路図です。右の5Vから3.3Vを作るところは電流が足らなかったらこっちから取ろうとおもって用意したがCP2012でも賄えるようだった。
ESP-WROOM-02のなかのチップはESP8266EX
大元のパソコンのUSBからの電流はこの電流計で100mA
内訳を調べるとCP2012が20mA、ESP-WROOM-02が80mAだった。ほぼ想定通り。
ただ、CP2102の3.3V端子の電圧は無負荷だと4V以上出ていて負荷がかかった状態でも3.6V程度とちょっと高め。
でもって、肝心の動作確認
arduino IDEのバージョンは1.6.14だったが現在の最新は1.8.0のようです。
まあ、シリアルでATコマンドが操作できればいいので旧バージョンで。
シリアルのスピードは115.2kbps、送信はCRとLFが必要。
最初の文字化けは調べると、
「リセット後、76.8kbpsでメッセージがでてその後115.2kbpsでreadyを送信する」ようなので、
文字化け後「ready」で正常。----OK!
AT+GMRコマンドでファームウエアの情報を表示します。----OK!
次にWiFi関係のテスト
AT+CWMODE=3でWiFiが使えるように設定。---->>OK!
AT+CWLAPで現在受信できているWiFiの電波が表示されます。---->>OK!
このWiFiは意外と感度がよくて、この実験で自宅のWiFi電波がギリギリのところで動かしたのにチャント表示されてる。
次にAT+CWJAPで自宅のssidとパスワードを指定してルーターにつないでみる。
connectedとgot ipがでて、チャントつながったようだ。---->>OK!
AT+CWQAPで自宅WiFiルーターと切断 ---->>OK!
ということで一通り動作の確認ができました。
尚、このように1度ルーターに接続すると電源を切っても、リセットしても次回立ち上げると自動的にルーターに接続するようになる。
まあ、これでいいんだが自動接続したくないときのコマンドは未調査。
しかし、ATコマンドは20年くらい前に電話モデムを手動で使うとき以来でちょっと懐かしい気がする。
まだ生き残っていたのにびっくり。
さてこのあたりはまた勉強しないとすっかり忘れてるしなあ。
ESP-WROOM-02に関してはネットにたくさんの情報がアップされていますのであまり心配はなさそうです。
参考になるページ
Wi-Fiモジュール ESP-WROOM-02 DIP化キット
第32回 Arduinoマイコンとしても使える小型WifiモジュールESP-WROOM-02を使ってみる(準備編)
<<おまけ>> 昨日の夕焼け
真っ赤な夕焼けではないですが縞々の模様がよかったので。
ランキング ハム 水彩 <-クリックしてください
年賀状、デザインはとっくに出来ているのに
全然書き始めていない、正月に受け取った分に返信か
QSO Party QSLのデザインも仕上げた
カラー印刷となりインク代は考えない事にした
かえってのんびりできりかもねえ。
QSOパーティは出るつもりだけど箱根駅伝が終わってからなので出るのは午後かな。
あとはArduino化すれば広大なメモリーが使い放題です。
箱根駅伝は近くの鶴見中継所で観戦しようと思っています。
そちらは鶴見中継所が近そうですね。私はとりあえずテレビで。