<<梅>>備忘録 ~Random Walk~

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ランダムウォーク de JA1OHP/AC2BF

コモンモードチョーク(CMC)作成

2021年08月03日 | ■電子工作

私の2つのシャックはともにAH-4(ATUオートアンテナチューナー)とLW(ロングワイヤー)のアンテナなんだがともにコモン電流がよく乗ってますHi

コモン電流を阻止するCMCコモンモードチョークを入れてますが、前にも書いたように若干経年変化(?)がありそう。

アミドンのコアでも買ってこようかともおもったがコロナのせいで買い物もなんとなく気が進まない。
部品を整理してたらなんとなく使えそうなコアがあったので他の部品も家探し!



ケーブルは昔ハムフェアで買ったテフロンケーブル(だと思う)があったのでこれを使うことにした。型名は定かではないので詳細規格は不明



いろいろ探して2個分準備できたので巻き数を変えて2つ作ってみた。

右は6回巻き
左は10回巻き

ともに普通巻き(W1JRではない)

W1JRのほうが若干よさそうだが巻き数も少ないし余計なことをしたくないので普通巻き。




インダクタンスを測ると120マイクロヘンリー位あり、
単純計算でインピーダンスは7MHzで4キロオームくらいになる。



10回巻きのほうは270マイクロヘンリー位あり、こちらのインピーダンスは単純計算では7MHzで12キロオーム

このコアの透磁率はけっこう高そう(?)

簡単に今あるCMCと交換してコモン電流を測定するとそこそこちゃんと減少しているので、まあ、いいか。



ロスについてはちゃんとした測定器もないのでパワー計にダミーロードでCMCを入れたときのパワー(50W,100Wで測定)の減少度合で判断した。

HF帯では減少は確認で気ないレベル。
50MHzだとほんの少しロスがです。針の動きで山勘での値では1-2パーセント程度のロスになる。6回巻きより10回巻きのほうがロスが大きい。
なお、この程度だとコネクタのロスと区別はつきずらいので正しいコイルのロスかどうかはわからない。

あと、熱損とかが気になったのでコモン電流が多そうな状態でFT8で運用(100W)してみたがコアが暖かくなることもなかった。

まあ、使えそう。

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