海月美紗のおでかけ日記

おでかけ大好きです
見つけた小さな“happy”を記録していきます

4月20日(土)飯舘 三千本の復興桜

2024年04月20日 | 
相馬から原町へ。県道原町川俣線を西へ進み、飯舘村へ。

八木沢トンネルの手前までは、山が萌葱色。
トンネルを抜けると景色がかわる。木々はまだ芽吹かず、道ばたの桜やコブシが満開。



養蚕業を営んでいたご夫婦が、1998年に自宅の桑畑に桜の苗木を植樹したのが始まりだそう。
ソメイヨシノやオオヤマザクラ、今では3000本の桜が山里を埋め尽くす。







道路沿いに見事な桜並木、近くの山も畑も一面の桜で薄桃色。
ソメイヨシノは散り始め。桜吹雪の中を散策する。



駐車場近くの八重桜は今が満開。優しいふんわりとした色合いがきれい。若い木が胴吹き桜を咲かせていた。

飯舘村の復興桜。これからもきっと毎年、きれいな桜を咲かせてくれる。




4月19日(金)白くない山野草 in 仙台市野草園

2024年04月20日 | 
仙台市野草園までは、高速を使えば約1時間、使わなければ1時間半強。
山あいの道を通ればたくさんの植物が見られるし、海岸線の道を通ればずっと海と空が見られる。

▲ウラシマソウ(浦島草)

▲ヤマガラシ(山辛子)

▲キランソウ(金襴草)

▲コクサギ(小臭木)

▲オオバキスミレ(大葉黄菫)

▲バイカイカリソウ(梅花碇草)

▲コチャルメルソウ(小蛸吶草)

▲オキナグサ(翁草)

▲ヤブレガサ(破れ傘)

▲アカヤシオ(赤八汐)

▲クサボケ(草木瓜)

▲キクザキイチゲ(菊咲一華)

▲シラネアオイ(白根葵)

▲リュウキンカ(立金花)

▲イカリソウ(碇草)

▲トウゴクサイシン(東国細辛)

▲タヌキラン(狸蘭)

▲ラショウモンカズラ(羅生門葛)

▲キジムシロ(雉筵)


図鑑に載っている写真・プロのカメラマンが撮る写真のように、上手にきれいには撮れない。
でも、自分で撮った写真には、自分にだけ分かる情報が詰まっている。
写真を見ると、日ざしや気温や風の具合、まわりの雰囲気、その花のたたずまい、その花に出会ったときの驚きやうれしさ、たくさんのことを思い出す。
私は「記憶」を残したくて写真を撮るのだと思う。

4月19日(金)白い山野草 in 仙台市野草園

2024年04月19日 | 

仙台市野草園、12日の「花ごよみ」に「イチリンソウの花が咲いています」と、お知らせが。

今年、ニリンソウはたくさん見かけたけれど、イチリンソウはまだ…。

イチリンソウに会いたくて、野草園へ。


▲フッキソウ(富貴草)

▲コンロンソウ(崑崙草)

▲スハマソウ(洲浜草)

▲シロヤシオ(白八汐)

▲チングルマ(稚児車)

▲アブクマトラノオ(阿武隈虎の尾)

▲セントウソウ(仙洞草)

▲トキワイカリソウ(常盤碇草)

▲シャクナゲ(石楠花)

▲ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)

▲ミヤマハコベ(深山繁縷)

▲ワサビ(山葵)

▲シロバナシラネアオイ(白花白根葵)

▲シロバナトサノミツバツツジ(白花土佐三葉躑躅)

▲ミズバショウ(水芭蕉)

▲シロヤマブキ(白山吹)

▲イチリンソウ(一輪草)

▲ニリンソウ(二輪草)


園内マップを見ながら散策、イチリンソウを発見。今日は風が強くて、みんなあっちの方を向いている。写真が撮れない。柵を乗り越えるわけにはいかないし…。

野草の世話をしていた係の人に聞いたら、「萩のトンネルの向こうにも咲いていますよ」と。さすが、園内の草花をよく知っている。

前に来てから1ヵ月も経っているから、また違う種類の山野草がたくさん咲いている。

おめあてだったイチリンソウや、思いがけずに白いエンレイソウや白いヤマブキに出会えて、Happy !


ナズナと仲間たち

2024年04月18日 | 
桜が咲く季節、田んぼのあぜ道や畑にたくさん生えている。
ナズナは「ぺんぺん草」。小さいころ、耳元で振ってシャラシャラという音を楽しんだ記憶がある。



(上)ナズナ (下)タネツケバナ
よく似ている。どちらもアブラナ科。白い花の大きさは4~5mmくらい。花びら4枚、雌しべ1本、雄しべ6本。




違いは、実(種)の形。ナズナはハート型をしているが、タネツケバナは棒状。



マメグンバイナズナ
アブラナ科。ナズナとよく似ているが、実が軍配の形をしている。
ナズナよりも枝分かれが多くて、実をたくさん付ける。



ナズナは、春の七草のひとつだから、もちろん食べられる。
タネツケバナは、からし菜に似た味がする。
マメグンバイナズナは、炒めた方が食べやすいとか。
いずれも、花が咲く前の葉を摘んで、よく洗ってから食べるのがおすすめ。




イヌナズナ
アブラナ科。花は黄色、実は楕円形。
「イヌ」は「犬」ではなく、「イナ(否)」が変化したもので「食べられないナズナ」。


【まとめ】
白い花が咲くナズナの仲間たち、若い葉っぱを食べると春の味がする。
特に、タネツケバナは、葉っぱの見た目がクレソンに似ていて、いかにも美味しそう!
黄色い花が咲くナズナ、かわいいけれども食用にはならない。

4月18日(木)黄砂と磯山展望緑地

2024年04月18日 | 

黄砂飛来。鹿狼山が霞んで、うっすらとしか見えない。


海も今日は青くない。黄砂は太平洋に沈むのか。


磯山展望緑地。震災の後、きれいに整地され、緑地公園になった。


カラスノエンドウ


カスマグサ


スズメノエンドウ


ここは海抜9.2m。それでも津波は磯山地区を飲み込んだ。


「磯山の 枯れ葦原乃 津波跡 舞ひていとほし 鎮魂の雪」俊子

黄砂もイヤだけれど、津波はもっともっとイヤだ。