子どもたち2人とバスに乗った。
たまたま空いていたのと
親切な方が譲ってくださったのとで、
優先席に上の子どもと並んで座った。
暫くするとおじいさんがバスに乗って来た。
私が「どうしようかな・・・。」と
つぶやいたのを聞いた上の子どもは
いきなりすっくと立ち上がった。
私が「いいの?」と上の子どもに聞くと
「うん」とうなづき、
おじいさんに「どうぞ」と言った。
ところが耳の遠い方だったらしく、
全然、気づいてもらえない。
上の子どもは困ってしまった。
私が「とんとんして、どうぞ、っていってごらん」と
アドバイスすると、
上の子どもはおじいさんの腕をとんとんと叩き、
「どうぞ!」と言った。
おじいさんは気がついて
「おー、ありがとう、ありがとう。」と言い、
席に座った。
上の子どもは満足げに
手すりにつかまっていた。
バスを降りてから
上の子どもをたくさん褒めてやると
本当に嬉しそうにしていた。
たまたま空いていたのと
親切な方が譲ってくださったのとで、
優先席に上の子どもと並んで座った。
暫くするとおじいさんがバスに乗って来た。
私が「どうしようかな・・・。」と
つぶやいたのを聞いた上の子どもは
いきなりすっくと立ち上がった。
私が「いいの?」と上の子どもに聞くと
「うん」とうなづき、
おじいさんに「どうぞ」と言った。
ところが耳の遠い方だったらしく、
全然、気づいてもらえない。
上の子どもは困ってしまった。
私が「とんとんして、どうぞ、っていってごらん」と
アドバイスすると、
上の子どもはおじいさんの腕をとんとんと叩き、
「どうぞ!」と言った。
おじいさんは気がついて
「おー、ありがとう、ありがとう。」と言い、
席に座った。
上の子どもは満足げに
手すりにつかまっていた。
バスを降りてから
上の子どもをたくさん褒めてやると
本当に嬉しそうにしていた。