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出雲王朝83-日本唯一残るたたら製鉄工場・菅谷高殿

2018年11月02日 | 記紀創世紀

 奥出雲・吉田町でたたら製鉄が始まったのは鎌倉時代で、「野だたら」といわれる移動式の製鉄法が行われていた。近世に入るよ高殿を構えて操業が行われるようになり、企業だたらとして隆盛を極めるようになる。全国で唯一、今に残る「菅谷高殿」は1751年から170年間の長きにわたって操業が続けられ、大正10年にその火が消えたという。高殿式の製鉄が始まってから約300年、豊富な森林資源と、原料である砂鉄に恵まれた吉田町だからこそ製鉄の歴史的、文化的遺産の偉大さを体感することができる。たたら製鉄に従事していた人達の職場や、住んでいた地区を総称して「山内」と言い、たたら製鉄の技術者達の日常生活がここで営まれた。たたら製鉄の技術者達はもう一人もいないが、製鉄で山内が盛えた頃を偲ぶことのできる町並みが残り、昔からの伝統が受け継がれている。

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