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インマヌエル宇都宮基督教会牧師 山田 隆・勢津子
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牧師・礼拝メッセージ(要約)

2013年10月28日 05時33分10秒 | インポート
【先週の礼拝説教回想】10月20日
・説教者 山田 隆牧師
・引照聖句 マタイの福音書6章5~15節
・説教題 個人と公の祈り
▼心の敬虔は個人的に神を父としての思いと、愛を前提にします。御子を救い主としてくださった方、すべての誰よりも権威のある御方です。そこに子としての敬いと親しみを心に持ち、霊の目をもって見つめるものです。
御子キリスト・イエスにも同様な思いと、より親しみをもって祈ることが出来ます。そうした心を持たせてくれるのは聖霊によります。聖霊には、母のような思い遣りのある方、近い助けとなり、祈りを共にしてくださる方と思って良いのです。繊細な違反、良心に恥じそぐわないことを示されるのは同じ聖霊様です。
本日は、キリスト者が個人と公において祈る心の姿勢、内容を見てみましょう。
▼主を知り、経験したのは個人でなければなりません。
すべてを知り、赦され、罪の縄目を解かれた私たち個人は、神を敬い愛し、すべての権威の元、愛と恵みと真理と道であられることを知りました、知り始めました。従って、本性的に主に近づき、他人のいない所で1対1になり、見られ、見上げたくなります。そこでの感謝や悩みの打ち明け、願い事の訴え、他の人々のために同じことを祈るなどするでしょう。旧約聖書のサムエルが幼い時に、これを始めました(Ⅰサムエル3:10前後)。答は必ず何らかの形で答えられることを経験するでしょう。これはクリスチャンの最大の力の秘訣となります。
一日の最初に、必要に感じたときにこの密室を持っていれば便利です。6節「祈るときには自分の奥まった部屋に入り」ましょう。「戸をしめて、隠れた所におられるあなたの父に祈りなさい。」です。そうした部屋がない場合はカーテンの奥でも、押入れや、自動車や、野外のどこかでもいいと思います。他の人を意識しないで、神にのみに包まれ、癒され、交わり、神殿風に見あげてすることなどが出来ます。いつも刺激的でなくても、続けてみてください。6節後半「そうすれば、隠れた所で見ておられるあなたの父が、あなたに報いてくださいます。
▼9~13節は個人的に祈ることを知る人が、同じ心で、公で祈る、祈りの内容、題目です。天の父の御名があがめられること、御国の到来のこと、みこころが地でもなされますように日ごとの糧が与えられるように、他の人の負いめをまず赦して、自分の負いめの赦しを求めるように、次に試みから守られ、悪から救い出されるように。以上、神を信じる人の根幹に関するあり方です。実際的にはその中の一つの題目で祈ることが多いかも知れません。
▼個で主の示しに従い、公で神をあがめ、個と公で祈り奉仕することをしましょう。