●特集俳句0210・数詞の二09・清水良郎01・2015-01-23(金)
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○「落葉はく箒に拳ふたつかな」(「俳句」201311)(清水良郎01)
○季語(落葉・冬) 「おちばはくほおきにこぶしふたつかな」
【鑑賞】:この句から、あの赤塚不二夫の偉大なる漫画、「天才バカボン」のレレレのおじさんを思い浮べてしまったのは私だけでしょうか。ほうきの柄にこぶしが二つ。落葉掃除の基本です。
○清水良郎(しみずよしろう)
●好きな一句「エレベーターの四隅に四人寒に入る」(「俳句」200411)02
○季語(寒の入り・冬) 「えれべーたーのよすみによにんかんにいる」
【Profile】:1956年大阪府出身。京都大学農学部卒。名古屋学院大学教授。愛知県名古屋市在住。2001年「魚座」入会(2004年退会)。2005年「澤」入会(2013年退会)。現在無所属。「風のにほひ」により第59回角川俳句賞受賞。
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清水良郎掲載句
03マスクして耳のうしろの痛さかな(マスク・三冬)〈五感・痛覚〉2018/12/10
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