●五感俳句364・質感=重23・斎藤真里子1・2018-1-29(月)
○「蝶の翅に日の重さあり冬菫」(斎藤真里子1)
○季語(冬菫・晩冬)(「俳句四季201702」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「冬菫」との取り合わせの蝶、つまり冬の蝶である。動きの鈍さを「翅に受ける日の重さ」が原因であるとみごとに断定した。
●斎藤真里子(さいとうまりこ)
○好きな一句「マフラーに息溜めしまま雑踏へ」2
○季語(マフラー・三冬)(引用同上)
【Profile】:1958年宮城県出身。俳誌「小熊座」同人。「明日は雪」(30句)により第4回俳句四季新人賞受賞。
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