○五感俳句637・味覚40苦み5・川村研治01・2023-09-11(月)
○「苦瓜の疣まんべんなく不揃ひ」(『ぴあにしも』2017)(川村研治01)
○季語(苦瓜・仲秋)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:あのゴーヤのいぼいぼの観察句である。よく見ると整然と揃っていない。宇宙的な不揃いと言ってもよい。そして苦味の強いワタは少し残し加減がよい。
○川村研治(かわむらけんじ)
○好きな一句「雪来るか林檎の芯の透きとほり」(『ぴあにしも』2017)02
○季語(雪・晩冬)(「→栗林浩のブログ」より引用)
【Profile】:1939年東京都出身。神奈川県中郡大磯町在住。→加藤楸邨・→平井照敏に俳句を学ぶ。「寒雷」・「ににん」(→岩淵喜代子代表)所属。「ににん」編集長。「暖響」参加。
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