●方法俳句0207・比喩(直喩)=ごとく022・望月周01・2015-01-03(土)
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○「凧墜ちて凧の吐いたるごとく糸」(望月周01)
季語(凧・春) 「たこおちてたこのはいたるごとくいと」
【鑑賞】:正月に揚がる凧の風景はめっきり少なくなりました。凧が地に落ちて、糸もくねくね地にはりついています。あたかも凧が吐いたもののように。この凧は洋凧(カイト)をおもわせます。
○望月周(もちづきしゅう)
●好きな一句「木の股のゆらめいてをり夜の焚火」02(「第56回角川俳句賞受賞「春雷」50句」)
季語(焚火・冬) 「きのまたのゆらめいてをりよのたきび」
【Profile】:1965年、東京都三鷹市出身。1991年頃作句開始。1998年「百鳥」入会、→大串章に師事。2002年、百鳥賞受賞。2008年、鳳声賞受賞。「春雷」(50句)にて第56回角川俳句賞受賞。「百鳥」同人。俳人協会会員。
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