○五体俳句585・耳23・うさみとしお01・2022-05-31(火)
○「耳遠き母が葭簀の陰にをり」(うさみとしお01)
○季語(葭簀・三夏)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:葭簀(よしず)は風を通して人の視覚を遮るためのもの。葦簀の向こうには聴覚の衰えた母が手作業をしている。
○うさみとしお
○好きな一句「酒好きの三人寄りぬ春の蛇」02
○季語(春の蛇・三春)
【Profile】:1925年愛知県蟹江町出身。1945年より作句。→長谷川素逝・→山口誓子・→加藤かけいに師事。1977年→八田木枯と「晩紅」創刊。1985年「雷魚」創刊同人参加。第6回→山本健吉文学賞(評論部門)受賞。「宇佐美十四夫」表記も。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます