○特集俳句0268・石の俳句07・稲田眸子01・2016-03-04(金)
○「屋根守る三千の石木の芽風」(稲田眸子01)
○季語(木の芽風・春)
【鑑賞】:冬の木枯に吹き飛ばされないように、屋根を守ってきた無数の置き石。ようやく今、木の芽どきに吹く風となりました。
●稲田眸子(いなだぼうし)
○好きな一句「肩車して春月に歩み寄る」02
○季語(春月)(「俳句あるふぁ増刊わたしの一句(2012年1月号)」より引用)
【Profile】:1954年愛媛県出身。1974年より作句を開始し→倉田紘文に師事。俳誌「蕗」入会。1997年俳誌「少年」創刊主宰。1999年ホームページ『少年』開設。超結社「塔の会」会員。
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稲田眸子掲載句
03新しき波を育てて紙を漉く(紙漉・三冬)〈特集510・新し俳句1-9(新しき波)〉2020/12/23
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