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お気入俳人の俳句鑑賞します。
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■五感俳句512「若水のこぼれて濡らす生駒石」(→柏原眠雨04)

2021-01-04 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句512・湿感20・柏原眠雨04・2021-01-04(月)
○「若水のこぼれて濡らす生駒石」(→柏原眠雨04)
○季語(若水・新年)(「俳句201803」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:「生駒石」:奈良県生駒山付近から産出する硬質の花崗岩。白みと黒みを帯びたものがある。大阪地方で灯籠、手水鉢、庭石などに用いる。「若水」(わかみず):元日の朝に汲む水のこと。年男や家の長が、恵方を拝んでから汲み上げる。手桶や柄杓は新しいものを使う(「きごさい歳時記」より)。乾いた生駒石の敷石に若水がしたたり濡らす新年の光景。今日は「石の日」。


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