【フランジパニ日記】@目黒世田谷圏内・自由が丘。手相鑑定、セラピー、カウンセリング、コーチングで変化を促すサロンのブログ

手相占い、ストレスの解放、ヒプノセラピー(催眠療法)、コーチング、癒し、気づき、潜在意識などについて綴っています。

“リフレーミング”と違うもの

2011-06-08 15:20:31 | NLP
ものごとをポジティブにとらえる上で


“リフレーミング”


(=ものごとの意味づけを変えること)


は大切です。



同じことでも見方によっては


良いことにも、悪いことにもなります。



一見悪いと思われるものごとでも


良い側面を見出すことで


ポジティブな感情を引き起こしたり


その後の改善にもつながります。



そして、リフレーミングにとてもよく似ているものに


“ものごとをすべて自分の都合の良いように解釈すること”


があります。



この両者は一見似ていますが、まったく異なるものだと思います。



一体、この両者はどう違うのでしょうか?



リフレーミングするためには…


その対象となるものや事実を冷静、客観的に観察し


また自分の置かれている状況もきちんと認識する必要があり


その上でものごとの良い面をとらえていくことをします。



これは、とても知的で創造的な作業だと思います。



他方、ものごとを自分の都合の良いように解釈することは…


冷静さからはほど遠く


単に自分を正当化するために事実を歪曲してしまうことだと思います。



それは


○ 「○○が悪いからこうなった」「私は悪くない」など

  他の人や他のことのせいにする


○ 「絶対△△」など、自分の正当性をやたらと強調する


○ 「みんな××」など、他の人を味方につけようとする


○ 「何で私だけ」という、不平不満や対決姿勢をとる


○ 「平気平気」という、根拠や直感に基づかない楽観視

  あるいは、不自然だったり過剰な反応によるポジティブさを伴っている


などのような言葉や態度で判断できるように思います。



これらの言動は


人に強いインパクトを与えると同時に


冷静さ・客観性を欠いているようにも見え


まるで攻撃に対して防御をしているような印象を受けます。



これは、発している本人が


ネガティブな状態やパニック状態により


思考が停止している…



しかしその一方で、自尊心が高く


ダメな自分や今の状況を認めたくない、そんな自分がいる。



そのようなことから生じているのでしょうか?



このリフレーミングと違うものを一言でいうと…


“言い訳”


でしょうか?



この状況では


真のポジティブさには結びつかず


傲慢さを高め、自尊心を下げてしまいます。



そして、改善にも結びつきません。



リフレーミングからはほど遠いものです。
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