孫が来週の誕生日で九歳になります。
生命としては10年か、、
あの小さな塊が、今や飛んで跳ねて走って、、話ができて文字を知って空気も読めて、、
大変な進化です。
動物のなかでは人間の成長は遅いと言いますがいやいや早いですよ。
感動です。
では、高齢者はどうでしょう? 夫の場合、
10年前は普通に歩いていたのが8年前には杖、6、7年前から小さな病気で入退院が続き、記憶低下、2年前から歩行距離が短くなり、去年から外は車椅子、そして先月の腰の強打で室内も車椅子に、、
10年の退化はとても早いです。
同じ速度の進化と退化を目の当たりにしたこの10年でした。
孫は大人へ、高齢者は原初へ向かっている感じです。
ある番組で、100歳を超えたクリエイターの方に、
「100年というのはどう感じられますか?」と司会者が質問しました。
「10年ってどぉ? 長い?短い?
100年って10年が10回きただけよ」と回答。
そう考えるととても短い。
一場春夢、黄梁一炊、、漢検にも人生の儚さ、短さを意味する四字熟語が沢山あります。