最近、夫の老化に伴う認知があるかどうかがわからなくなりました。
記憶力低下は数値に現れるのでわかりますが、それと認知度って違う気がします。
例えば、
「今、何時?」
「ここは長野だよ」
などというちんぷん会話のような、、
しかし、久しぶりにあった方は、認知が入ってると思われるはずです。
会話の展開ができないからです。
「お元気ですか?」
「はい、元気ですよ」でプッツン、終わり
どうしてだろう、、認知かなー
昨日のこと、
「お昼 何食べたかしら?」
「うーん、何だったかなぁー」
夫は思い出せない。
「ししゃもだったわね。小さな綺麗なお魚」
「そうそう、そうだったね。ししゃもって「柳葉魚」って書くんだよね」
記憶力低下を知識でカバーします。
以前、こんな会話がありました。
最近、調理用品にシリコンがありますね。
(上の画像)
「シリコンって高熱など大丈夫かなー、
シリコンって化合物?」
「化合物じゃないよ」
「じゃ、元素なの? 周期表にあるの?」
と聞くと
「あるよ、元素記号はSiだよ」と夫。
「でも調理などに使うゴムっぽいのはシリコーンという化合物だよ」
↑ (調べると)正解でした。
漢検が時間切れでギリギリセーフの模様、私が自信を無くしてたら
「高得点なんて狙わなくて、まずは受かることが大事じゃないの?」
↑納得の回答です。
私の誕生日を(12月上旬)忘れるのは54年間ずっと変化なし
12月になり、誕生日が近づくと暗示をかけます。
「今週って何かの大事な週よねー」
「そうだね、真珠湾攻撃だ(12/8)!」
💢 😡 🗯️ 😬
2月末は結婚記念日
「2月末って何かあったわよね」
「うん、2・26事件だね」
💢 😡 😤 🗯️
当然、その両日は一人酒でひとり荒れます。、、、
さっき、
「アホとバカってどう違うのかしらね」ってふざけて聞くと
「ばかばかしい、、、」と夫
そう言えば、
1960年代にヒットした映画「男と女」の後編「人生最良の日々」といういい映画が5、6年前にありました。
昨年秋には「ヴォルテックス」という認知症の妻を描いたフランス映画も感動的でした。
どちらも
「記憶」は失っても「知性」は失っていないというものでした。
わかります。