APOSTROPHES アポストロフII

久しぶりにブログを再開しました。

碁石

2024-05-24 17:14:00 | 日記
囲碁の本だけではリアル感がないし、夫と対局もできない。

古い19路盤の脚付碁盤はあるが、テーブルに置ける板の碁盤が便利だとAmazonで探して昨日それが届きました。

早速、押入れをモゾモゾ探して碁石を取り出すとかなり古い! 

純白どころかうっすら筋のような汚れが(?)あり古色蒼然とした遺物になっている。
(*白は蛤貝でできているらしい)






でも触ると薄くて優美!

まるで年老いた貴婦人のような碁石

打つ音がまた細くて繊細でいいのです。

碁会所のプラスチックの碁石とは全く違う。

プラスチックはガジャガジャ、

こちらはカシャカシャという優しい音

しばらく碁笥に手を突っ込んで感触を楽しんだ。

「アメリ」の映画で、好きな三つのこととして、(運河で)水面に小石を飛ばして水切りをすること、豆の大袋に手を突っ込むこと、ケーキの焦げを(クレームプリュレだったか)お匙でつつくこと、だったような記憶があるが、豆袋に手を入れて指の感触を楽しむのと同じようだった。

こうして環境は整ってきたのに力がつかないのがとても悲しい。