TOY VOX

管理人VOX6336が昭和レトロな遊びをするだけのブログです。スマートフォンでの閲覧推奨。

オセロ 14

2021-09-03 18:20:47 | プログラミング初心者(プチコン3号)


 1981年、アメリカ製のオセロゲーム「リバーシチャレンジャー」が輸入された。当時日本ではこれにかなうオセロプログラムは存在しなかった。まさに黒船来航といったところであろうか。


「1981年にアメリカから輸入された卓上形のゲーム専用機 REVERSI SENSORY CHALLENGER の強さは, 日本人にアメリカのゲームプログラミングのレベルの高さをまざまざと示しました。ハードは CPU 6502 (ROM 4K/RAM 1K)、携帯用のオセロ盤に似たさりげない外観でありながら、強さでは当時の日本のオセロプログラムすべてをしのいでいました。リバーシチャレンジャーの作者は公表されていませんが、チェスプログラム SARGON の作者、Dan & Kathe Spracklen と言われています。」



 日本のエンジニアたちはリバーシチャレンジャーに勝つオセロプログラムをめざした。そして1982年、それをなしとげたのが森田オセロである。

「リバーシチャレンジャーの登場に刺激された日本のマイコン界は、 1982年第4回アスキーマイクロオセロリーグでリバーシチャレンジャーを破った森田和郎の「森田オセロ」の登場によって、ようやく人間に対抗できるレベルに達しました。」




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オセロ 13

2021-09-03 03:06:58 | プログラミング初心者(プチコン3号)
 大雑把な考え方のできないコンピュータは、α-β法などの『探索法』で読みの省略をはかり、途中の局面では計算による『評価値』で次の一手を決める。こうした手法は1950年代、コンピュータチェスの研究によって生み出された。


「現在の思考ゲームのアルゴリズム (問題解決 の方法) のほとんどの原型は、 初期のチェスのプログラミングにおいて開発されました。 『ゲームの木』を探索し最適な手を選ぶ『ミニマックス (Min-Max) 法』は、すでに1950年 Schannon がチェスのプログラミングの論文のなかで、その原理について述べています。」

はじめはルール通りに動くだけだったコンピュータチェスは、その後改良につぐ改良が重ねられ、1970年以降は定期的に大会が開かれて、人間のグランドマスター級との対戦も行われるようになりました。」

https://youtu.be/vnoHSnJsy6Q


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする