山口県統一 共通Vテスト

山口県の公立高校入試を真剣に考える!

3月16日(木)

2017-03-16 09:54:14 | Weblog
公立高校入試の合格発表から24時間経ちました。

結果はいかがでしたか?
数名の方からメールでうれしいご報告をいただきました。
何年もこの仕事に携わっていますが、このご報告ほどうれしいものはありません。
こちらからなかなか聞けないことですから。

それにしても今年の入試はどうだったのでしょうか?
これから追跡調査をして、その結果を来年からの受験生にも活用できればと考えています。

Vテストを受けたことがある人で、まだ進路伝えていないっていう方は、ぜひメールください。
心よりお待ちしております。


入試終わって、所属が確定する高校入学式の日まで、かなり暇とは思いますが、実はこの春休みが勉強にとっても、部活動にとっても大切になります。
これほどまでに学校にもいかず、勉強もせずという時期は一生のうちでも珍しいくらいの時期です。保護者からも免罪符をもらって遊べる時期を謳歌するとばかりに遊んでばかりいると、必死でやって受験勉強で得た学力や学習習慣が、一気になくなってしまいます。予備入学の日に、高校から課題を与えられても、なかなか手をつけずに、入学式前日になって、答えを見て、うつすばかりで提出。最初に行われる課題テストで惨憺たる結果。それでなくても、高校は自分とほぼ同じレベルの人間が集まっているので、ちょっとした油断がそうさせているにもかかわらず、「自分はアホや~!」って勝手に思い込んでしまい、勉強をあきらめた3年間の高校生活を送ってしまうってことはよくある話で… かくいう私も、当時は春休みから部活に参加してよかったので、早くから高校バスケに専心し、春休み終了前日まで、遠征に帯同させてもらい、部活三昧の日々。最後の日になんとか課題をこなして提出。以下同文… う~ん後悔。
話が脱線してしまいましたが、言いたいことは、春休みに少しでも毎日、勉強しておくこと。高校の準備をしておくこと。早くから教科書を買うのだから、少しは「高校ではどんな勉強するんかいなぁ~?」なんて教科書に目を通してみること。意識を高揚させておくこと。そうでなければ、さっきも書きましたが、ほぼ同レベルの人間の中で、自分の位置を確立させていくことなんてできはしないのです。
部活(運動部)においても同じ。受験でなまった体を、いまのうちにほぐし、鍛えておかなければ、高校の部活についていかれなくなってしまいます。体幹を鍛え、体力をつけておくことは今の時期でもしっかりできるはず。
さあ、せっかくつかんだ「夢」への入り口。ここを終着点にしないためにも、あの合格発表のときの感動を忘れないためにも、はじめの一歩を早くスタートさせましょう!

共通Vテストは山口県の受験生を全力で応援します!

3月14日(火)

2017-03-14 14:19:46 | Weblog
いよいよ明日、3月15日は山口県公立高校入試合格発表の日です。
3月7日に入試があってから、かなり時間が経っているような気がしています。

受験生のみなさんは期待と不安で胸いっぱいになっていることでしょう。
受験生として必死で絶対に志望校に合格してやろうと努力してきた人ほどその期待感や不安感はふくらんでしまっているのだろうと思います。
今年の入試問題は感覚的には予想がたてにくく、全体的にどのくらいとっているのか、平均点はどのくらいになるのか、非常によみにくいテストでした。

5教科の入試問題では数学が一見簡単にみえますが、わりと大問のなかでつながりがないため、発想がうまくいかなければわからないというような問題があり、高得点にむすびつきにいような気がします。英語は逆に、ストレートなわかりやすい問題が多く、高得点にむすびつきやすく、ちょっとしたミスが命取りになりそうな問題になっていました。国語・社会・理科に関しては例年とかわらず安定した問題でした。
ただ、「学校指定教科検査」の問題、とくに数学は、今年度、得点をとらすつなぎの問題がなくなっており、大問2問のそれぞれ導入の部分で理解できなければ、ドカ~ンと失点してしまうような問題であったため、かなり得点の差ができてしまう可能性があります。とはいえ、平均点はかなり低いものになってしまうのではないかと…
英語、国語も数学に時間をとられてしまうと影響されてしまう可能性もあるため、本当にやっかいな「学校指定教科検査」であったような気がします。

ですから、すっきりした気持ちで入試が終えることができず、不安を残したままの「合格発表」ということになってしまうのですが…

それでも明日は「合格発表」。一年間受験生として努力してきたことにはなんの変りもないはずなので、胸をはり、どうどうと発表にたちむかってください!

受験生の不安を解消し、少しでもお役にたてるよう、これからも「Vテスト」はがんばっていきます。受験が終わった日から、来年度のためにVテストの準備をはじめています。今年の受験問題も徹底的に研究し、丸裸にし、得た知識を少しでも多く受験生にお知らせできればと考えています。

発表が終わったら、喜びの声を聞かせてください! その声が私たちの明日への活力につながります! よろしくお願いいたします。

3月8日

2017-03-08 12:00:43 | Weblog
入試問題、山口新聞に全掲載されていたので、拝見いたしました!

それにしても、テレビのTY〇、K〇Y、〇ABの山口系列のテレビ局は何を考えて放送しているのだろうか??? さすがに今年は憤りを感じてしまいました。

受験生対象の番組として考えるなら、自己採点用の番組としてとらえればよいのだけれど、開始時間がなぜ5~10分各局でずれてはいるものの、「学校指定教科検査」が終了する16:20分から15分後に放送開始。他の番組編成上いたしかたないのかもしれないけれど、これでは役に立たない。保護者や学校の先生、塾の先生、来年受験予定の中学2年生が見るにしても、時間帯が合わないし、問題もほぼ掲載されないので、何の役にも立たない。
以前は、番組HPに問題も掲載されていたようですが、著作権がらみか、それも掲載されなくなってしまっている。他にも言いたいことはたくさんあるけど、もう少し、考えて番組作ってもらいたい。


まあ、文句を言ってもしかたないので、入試問題について。。。
どこぞの放送で、問題は例年と大差ないと言ってはいたけれど、こと、数学、英語に関しては、
表面的(大問数、設問数)では例年とかわりはなかった)には変更はないにしろ、内容的にはかなりの変化がみられた。
数学では、極端な問題の易化。大問の1、2で基本設問が13点分。これはいつもとかわりない。が、大問の途中で、単発的な小問集合的な問題が増え、数学の全体的な思考力を問う問題や、やたら文章が長くて、問題の意味を理解するには時間がかかり、難解であった応用問題が姿を消し、比較的解きやすい形にはなっていた。学校指定教科検査とのすみ分けがはっきりしてきている。でも、因数分解や二次方程式に関する問いもなく、全体的に出題にばらつきがみられるところにも出題に苦心したようすが見受けられる。
過去、合同、相似、合同、相似と原辰徳ばりのジグザグ打線状態で出題されてきた図形の証明問題では安定の「相似」の証明。でも、初めて「2組の辺の比と、その間の角がそれぞれ等しい」の出題。比較的簡単な問題ではあるが、辺の比が等しいことを完璧に記述できる生徒がどれだけいるのか? 採点基準を含めて興味深い。(採点する側からすれば出題しにくいなぁ~!!!)
ともあれ、傾向はだいぶ変わってきている。
英語も、かなりの易化。リスニングの時間をのぞいても、かなり時間が余ったのでは?ていねいに長文、対話文を読む時間がとれるので、安定して得点をとることができる可能性がある。
でも、緊張していたり、焦ってしまっていたりしていれば、発想がうまくいかず、失点してしまうような問題が数問。ここが勝負のわかれめのような気がする。直接英語力に依拠するのではなく、そのときの状況(運)による問題が勝負を分けそうなのが心配。
(すみません、何を言ってるのかわからない文章になってしまいました。うまく説明ができません!)
国語は、漢字の出題が大問でわけられていたが、論説文の中に2問だけ残るようなわけのわからない状況があったものの。安定した出題。
学校指定の大問一の最後の問題は、何を分かりづらく見当違いの答えを書いた生徒も多いのでは?

理社はざあ~っとしか目を通していないので、また今度。数学、英語に関しては別のところで、詳しく解説する予定です。
2月のFinalで、大問9で水槽の問題出していました。学校指定で出題される可能性もあると考えて、急遽大問9の問題を差し替えてだした問題です。わりと苦手な人が多かったので、きちんとこなせたのかなぁ??? 学校指定の方がかなり簡単だったけど(失笑)

ってことで今日はこの辺で。
明日は卒業式。おもいっきりはっちゃけろ!

3月7日 入試終了

2017-03-07 23:58:05 | Weblog
少し寒くはあったものの、雨は降らずなんとか入試は終わりました。

多少傾向が変わったものはあるものの、大幅な違いはなかったのでは?

今日はゆっくり休んで英気を養ってください!

全般的に問題は見ていないので、講評は後日。

3月7日 入試当日

2017-03-07 00:51:26 | Weblog
とうとう入試当日。

今頃受験生たちは、夢の中だろうか? それとも緊張のため、まだ眠れずにいるのだろうか?

あと8時間で入試ははじまる。15歳の時点ではかなり過酷と考えられる入試がはじまる。

このブログでも何度か書いたが、50分の5教科のテストに加え、高校側が設定している場合は、

学校指定教科検査を、試験終了後、60分のテストを受けなければならない。しかも、1教科20分の3教科のテストを…

この件に関してはいつか腰をいれて述べていきたいとは思うのだが、今日は入試当日なので、このへんで。


明日は、少し寒くなり、雨も降るとの予報もある。受験生ひとりひとりが、万全の体調で、今までやってきたことを発揮できるような入試であってほしいと願うばかりである。
がんばれ~! 受験生。時間配分を間違えないように、しっかり落ち着いてテストに臨んでください。