最も伝統ある棋戦、名人戦7番勝負第5局が北海道・紋別市で指され、先手藤井聡太名人(21)が、99手で後手豊島将之九段(34)を破り、4勝1敗で名人位初防衛に成功した。
今月、藤井八冠はタイトル戦を1勝2敗と負け越しており、ネットなどでは藤井スランプ説が出ていたが、名人位の初防衛で、そんな外野の声を払拭した。
この後、31日に1勝2敗と王手を掛けられている同級生伊藤匠七段(21)との叡王戦第4局に千葉・柏市で臨む。
その戦いで藤井八冠が勝って逆王手を掛けるか、負けて八冠を陥落するか、31日は注目の大勝負だ❗